川辺川ダム
状況:2022年4月に球磨川水系河川整備計画原案がつくられ、流水型川辺川ダムの建設に向けて動き出そうとしている。

- 予定地(所在地):熊本県球磨郡相良村
- 起業者:国土交通省九州地方整備局
- 主な運動団体:子守り歌の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会。清流球磨川・川辺川を未来へ手渡す郡市民の会。
- 位置図:地図を見る
川辺川ダムの最新ニュース
2022年5月2日 球磨川水系河川整備計画原案への意見書(2020年球磨川洪水に対応できない川辺川ダム、川の環境を壊す川辺川ダムの計画中止を!)2022年5月2日
球磨川水系河川整備計画原案への意見書を2022年5月2日に提出しました(嶋津暉之)。 意見書は2020年球磨川洪水に対応できない川辺川ダム、川の環境を壊す川辺川
2022年4月16日 球磨川流域治水 遊水地「90世帯移転」住民困惑「自宅再建したのに」 遊水地は本当に必要なものなのか
2020年7月の九州豪雨で氾濫した熊本県の球磨川流域で、国土交通省は人吉市、球磨村で計約90世帯の移転が必要な遊水地の設置事業を進めようとしています。 国は今月
2022年4月10日 15年連続「水質が最も良好な河川」は熊本県にあった(川辺川)
国交省は毎年、全国の河川の水質調査結果を公表し、「水質が最も良好な河川」をいくつか選んできています。球磨川水系の川辺川が毎年選ばれてきています。 TABIZIN
2022年4月6日 球磨川水系河川整備計画原案のパブリックコメントと、原案の基本的な問題点
既報の通り、球磨川水系河川整備計画の原案についてのパブリックコメントが4月4日から始まりました。期間は5月6日までです。 河川整備計画のパブリック
2022年4月1日 球磨川流域治水プロジェクトの更新【令和4年3月31日】
国土交通省八代河川国道事務所のホームページhttp://www.qsr.mlit.go.jp/yatusiro/river/r0207_ryuikitisui_
2022年1月25日 川辺川ダムについての新聞記事
川辺川ダムについての新聞記事がありましたので、参考までに掲載します。 球磨川流域では川辺川ダム反対の運動が進められています。球磨川の自然を壊す川辺川ダムを何とし
2021年12月15日 球磨川治水の河川整備計画 人吉「50年に1度」対応 30年間の目標
12月13日に球磨川水系河川整備計画についての学識者懇談会が開かれました。その記事を掲載します。 河川整備計画案の目標流量は、人吉市の人吉地点で50年に1度の降
2021年12月9日 川辺川ダム新方針 住民不安払拭できるのか
蒲島郁夫・熊本県知事と国交省九州地方整備局の藤巻浩之局長が12月7日に五木村と相良村を訪問して新しい川辺川ダム計画の概要を説明しました。 従前の川辺川ダム計画が
2021年12月4日 新ダム、従来計画地に 川辺川流水型で国方針
蒲島郁夫・熊本県知事と国交省九州地方整備局の藤巻浩之局長が12月7日に五木村と相良村を訪問して新しい川辺川ダム計画の概要を説明するということで、ダム計画の概要が
2021年11月22日 熊本・川辺川ダム容認1年 焦る住民 治水・鉄道復旧、見通せず
蒲島郁夫・熊本県知事が川辺川ダム建設を容認すると表明してから1年経ちますが、着工や完成時期は今も見通せず、遊水地などダム以外の治水対策の詳細も決まっていません。
最新情報
「子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会」は、日本一の清流川辺川に建設が計画されている川辺川ダム事業に反対し、公共事業の在り方を問い、清流の豊かな自然を未来の世代に残すために活動する市民グループです。
子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会が編集を進めてきたブックレット「川辺川ダム中止と五木村の未来 ダム中止特別措置法は有効か」が出版されました。
このブックレットは今年6月に熊本市で開催したシンポジウムの内容を再現・編集したものです。このシンポジウムでは川辺川ダム計画によって水没する予定だった五木村・和田拓也村長から五木村の現状と未来、中央行政のあり方について忌憚のない意見が出され、板井優弁護士から今回の特措法の意義・内容、ダム中止を勝ち取るために必要な特措法の活用方法の提示等がなされました。
このブックレットはこのシンポジウムの内容を丸ごとお伝えするものです。ダム問題に関心のある多くの皆さんに、是非ご一読していただきたく。
ブックレット 『川辺川ダム中止と五木村の未来 ダム中止特別措置法は有効か ~ダム中止特別措置法と大型公共事業のゆくえ 地域振興を目指す五木村のいま~』
編者:子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会
出版元:花伝社
A5サイズ 80ページ
定価:840円(税込み)