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成瀬ダム建設反対意見が大勢(朝日新聞秋田版 2012年10月25日)

2012年10月25日
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建設反対意見が大勢(朝日新聞秋田版 2012年10月25日)

http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000001210250003
成瀬ダム(東成瀬村)の建設を進める国土交通省東北地方整備局が下流域(雄物川流域)住民を対象に意見聴取会を開いている。
住民の意見を「検討報告書(案)」に盛り込むためだ。出席者の大半は建設反対派の住民とみられ、事前申請が必要な意見陳述では、建設に反対する意見が大勢だった。
成瀬ダムは下流域に農業用水や水道用水を提供する多目的ダムで、総事業費は約1533億円。すでに工事用の道路建設などが進められ、残る事業費は約1238億円。本体工事のめどは立っていないが、工期は約9年間とされる。
東成瀬村の山村開発センターで22日夜に開かれた聴取会には村内外から15人が参加。意見聴取に先立ち、整備局の担当者が報告書に記載する検討内容について、
治水、新規利水、流水の正常な気能維持の観点から「10年、20年単位で考えると、ダム建設が有効で、費用対効果はある」などと説明した。
意見陳述では、発言した4人全員が反対意見を述べた。
東成瀬村の農業杉山彰さん(46)が「経済効率よりも自然を大切にする哲学を持ってほしい」と主張。計画に反対する住民団体の代表を務める横手市十文字町の農業奥州光吉さん(60)は「洪水はダムが完成しても防げない。ダムを造ると川が濁る」などと指摘した。
十文字町の無職西田和雄さん(65)は「計画は昭和40年ごろまでの食糧増産時代の発想に基づいたもの。費用は倍かかることもある。効果は疑問だ」と述べた。
「人口が減り、米の需要も減る。減反が増えているときに農業用水を増やすのか。好況を前提に考えているが、世界の経済はますます悪くなっている」という十文字町の住民もいた。
奥州さんは閉会後、「賛成意見を聞きたかった」と拍子抜けした様子だった。
次回聴取会は大仙市仙北ふれあい文化センターで27日午前10時から開かれる。(山谷勉)

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