水源連:Japan River Keeper Alliance

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石木ダム:事業認定 建設絶対反対同盟、国に審査請求書を送付 /長崎( 2013年10月8日

2013年10月12日
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石木ダム:事業認定 建設絶対反対同盟、国に審査請求書を送付 /長崎(毎日新聞長崎版 2013年10月08日) http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20131008ddlk42010490000c.html

県と佐世保市が川棚町に計画し、国が9月6日に事業認定を告示した「石木ダム事業」について、反対地権者が7日、認定取り消しを求める審査請求書を太田昭宏国土交通相宛てに送付した。
審査請求書は、反対派住民らでつくる「石木ダム建設絶対反対同盟」として提出し、地権者13世帯約60人が名を連ねた。
利水と治水の双方でダムは不要と改めて主張した。
反対住民の一人の石丸勇さん(64)は「結局、住民の意見は無視されたまま。ダムは不要と言い続けねばならない」と述べた。【梅田啓祐】

長崎新聞 2013年10月8日

石木ダム事業認定不服審査請求状況

2013年10月6日
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約160人が審査請求

9月6日に九州地方整備局が石木ダム事業認定処分を告示したことに対して、不服申立てとして、審査請求書を国交省に提出することを特に共有地地権者の皆さまに呼びかけてきました。

一つは自分で文案を作成して提出すること、二つは遠藤の審査請求書に審査請求人として名を連ねることです。

その結果、遠藤の意見書に審査請求人として名を連ねた方は90名に達しました。7日には提出しました。
審査請求人90名の内訳等を記します。なお、水源連関係者は14名です。

全体 90 人
  長崎県 68 人
      長崎県長崎市 20 人
      長崎県佐世保市 27 人
      長崎県内その他 21 人
  長崎県外 22 人

石木ダム建設絶対反対同盟の65名の方は連名で、小生の意見と同じとする形で、審査請求書を7日に提出しました。

以下、掲載の許可を頂いた皆さんの審査請求書を紹介致します。
審査請求書を出された方、下記水源連事務局までお知らせ下さい。
045-877-4970  mizumondai@xvh.biglobe.ne.jp

審査請求書 遠藤
添付資料1 石木ダム建設促進佐世保市民の会 平成24年度予算書  pdf 394kb シオリ付
添付資料2 市民の手による石木ダムの検証結果  pdf 5033kb シオリ付
添付資料3 2013年予測の検証    pdf 246kb シオリ付

徳山ダム・長良川関係の加藤さん・武藤さん・近藤さんは連名で審査請求書を提出しています。
石木ダム事業認定に対する審査請求書(加藤さん、近藤さん、武藤さん)  pdf 1736kb

水源連の嶋津さんは公聴会での公述を基にした審査請求書を出しています。
審査請求書(嶋津さん) pdf 665kb

石木ダム建設絶対反対同盟の石丸勇さんがご都合の関係で先行して審査請求書を出しています。
当事者としての叫びです。
行政不服審査法に基づく「審査請求書」(石丸さん)  pdf 36kb

「石木川の清流とホタルを守る市民の会」(長崎市)の会員のお一人が審査請求書を出しています。
審査請求書(長崎市民)

佐世保市民のお二人が佐世保市民として何とか真実を伝えたいとして、佐世保市民の視点からの審査請求書を出しています。pdf 22kb
是非、ご一読下さい。
審査請求書(佐世保市民) 付属資料も掲載しました。  pdf 4452kb
審査請求書(佐世保市民 宮野さん夫妻)   pdf 98kb
添付資料集   pdf 7724kb   シオリ付

「最上小国川の清流を守る会」が来月全国集会(朝日新聞山形版 2013年9月27日)

2013年9月27日
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朝日新聞が山形県の最上小国川ダムをめぐる現状を伝えています。厳しい状況ですが、地元は頑張っています。

 小国川ダム仮設備工事
 ◇ 賛否の中トンネル着工
最上小国川ダムで、川の流れを一時的に迂回させる仮設備工事が着工され、安全祈願祭が26日、現地であった。
 ダム建設を巡っては推進を求める声がある一方で、山形地裁で住民訴訟が係争中。漁業権を持つ小国川漁協も反対の立場を変えていないなか、
 最上町の高橋重美町長は「赤倉温泉と下流域を洪水から守るためで、建設は流域住民の念願」と建設推進の立場。一方、住民訴訟を起こした「最上小国川の清流を守る会」は、河道改修で洪水は防げる、などと主張。建設への賛否はなお分かれたままだ。
◇ 「守る会」が来月全国集会
「最上小国川の清流を守る会」が主催する「ダムと観光振興!? 川と温泉の振興策を考える全国集会IN小国川」が10月5、6の両日、最上町富沢の「お湯トピアもがみ」をメーン会場に開かれる。

石木ダム強制収用反対申し入れ(2013年9月20日)

2013年9月24日
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石木川まもり隊など4団体は石木ダムの土地強制収用を行わないことなどを求める申し入れ書を長崎県に提出しました。その記事とニュースを掲載します。

長崎新聞2013年9月21日 136KB

西日本新聞2013年9月21日 60KB

毎日新聞2013年9月21日 33KB

 

石木ダム地権者支援団体が申入(NHK 2013年9月20日)http://www3.nhk.or.jp/nagasaki/lnews/5034511831.html

国が建設計画の事業認定をした川棚町の石木ダムをめぐり、建設に反対する地権者を支援している団体が、20日、県庁を訪れ、事業認定に伴って可能となった土地の「強制収用」を行わないよう申し入れました。
県と佐世保市が川棚町に建設を計画している石木ダムについて、国は、今月6日、「洪水被害の軽減や水道用水の確保のため整備する必要がある」として、土地収用法に基づいて土地の強制的な収用も可能となる「事業認定」を行いました。
これについて、石木ダムの建設に反対する地権者を支援している団体が、20日、県庁を訪れ、県の担当者に申し入れを行いました。この中で地権者側は、▼国による事業認定は、まともな検証をしないまま公益性を認めた不当なものだとした上で、▼事業認定の際に「強制収用も選択肢としてあり得る」と述べた中村知事の発言は認められないとして、撤回するよう求めています。
これに対し県の担当者は、「現時点で強制収用は考えていない」と述べて、地権者の理解を得る努力を続ける考えを示しました。
このあと行われた記者会見で、地権者の1人、岩下和雄さんは、「ふるさとに住み続けたいという私たちの訴えを無視した上で事業が認可されたが、私たちは今まで通りの生活を続けるだけです」と述べて、引き続きダムの建設に強く反対していく姿勢を示しました。

石木ダム・絶対反対同盟会見&反対派申入れ(テレビ長崎 2013年9月20日)http://www.ktn.co.jp/news/

 県と佐世保市が、東彼・川棚町に計画している石木ダム事業について、国の事業認定後、初めて地権者が会見を開きました。今後も土地は明け渡さず、県側の面会にも一切応じないことを改めて強調しました。
石木ダム絶対反対同盟・岩下和雄さん「私たちは覚悟の上で住み続け、反対の気持ちも一切変わらない」ダム建設予定地の地権者・岩下和雄さんは、建設を推し進める県側に真っ向から反対し、面会には今後も一切応じないと強調しました。石木ダム建設をめぐっては、今月6日、国が事業認定を告示していて、用地買収が進まない場合、行政側は土地の強制収用も可能になります。中村知事は、事業認定後の会見で、「しかるべき段階で決断を求められる」と、その可能性を否定していません。石木ダム絶対反対同盟・岩下和雄さん)「全国でも生活しているところに対して(強制収用した)例がない、それでも県はやるのか」一方、地権者を支援する4団体は、県庁を訪れ、強制収用に関する知事の発言の撤回を求め、抗議の申入れをしました。石木川の清流を守り川棚川の治水を考える町民の会・生月光幸さん「土地は強制収用しないと石木ダムは出来ない、ここまで来たら。それで、こういう発言が出る」事業に反対する石木川まもり隊・松本美智恵代表「地権者の態度は変わらない、県が努力したというのは建前だ」これに対し県側は、強制収用は、今のところ考えておらず、地権者の理解が得られるよう努力するとしています。地権者側は、事業認定に対する不服申し立てを行なうほか、却下された場合の訴訟に向け、準備に入っています。

石木ダム事業認定後初の申し入れ(長崎放送2013年09月20日)http://www.nbc-nagasaki.co.jp//news/nbcnews.php#3

東彼川棚町に計画されている石木ダム建設が国から土地収用法に基づく事業認定されたことを受けダム建設に反対する市民グループが20日、県に対し土地の強制収用を行わないよう申し入れました。申し入れたのは「石木川まもり隊」など4つの市民団体のメンバー15人です。石木ダム建設をめぐっては今月6日、国が土地収用法に基づく事業に認定したことから今後は反対地権者の土地を強制的に収用することも可能になりました。このため市民団体では強制収用を行わないよう県側に申し入れましたが議論は平行線でした。市民団体では今後署名活動などを強化してダム建設反対の世論を盛り上げる計画です。また反対地権者は事業認定に対する異議申し立てなどを予定しています。

石木ダム強制収用反対申し入れ(読売新聞長崎版 2013年9月21日 ) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20130920-OYT8T01199.htm

国土交通省九州地方整備局(福岡市)が土地収用法に基づいて事業認定した川棚町の石木ダム建設計画について、建設に反対する市民団体のメンバーが20日、県庁を訪れ、土地の強制収用を行わないことなどを求める申し入れ書を提出した。
申し入れをしたのは、石木川まもり隊など4団体。申し入れ書では、中村知事に対し、強制収用の裁決申請を行わないと表明することや、認定後に報道陣に語った「強制収用も選択肢としてありうる」との発言を撤回することを求めている。
県庁で応対した村井禎美・土木部長に対し、市民団体のメンバーらからは「地権者が話し合いに応じる可能性はゼロ」などと厳しい言葉が飛んだ。村井部長は「現段階で強制収用は考えておらず、誠心誠意理解を得られるよう努力を続ける」などと述べた。
申し入れ後の記者会見で、石木川まもり隊の松本美智恵代表(61)は、「地権者が話し合いに応じないと言っている以上、強制収用でやるか、諦めるかのどちらかしかない。無駄な時間や費用を使わずに、ダム事業を取りやめる決意をしてほしい」と話した。

知事“土地強制収容示唆”に撤回申し入れ(長崎県)(長崎国際テレビ2013/9/20 19:29 )http://news24.jp/nnn/news8742597.html

石木ダム建設で土地の強制収用の可能性を示唆した知事の発言に対し、市民団体が撤回を求める申し入れを行いました。
申し入れを行ったのは石木ダムの建設に反対する4つの市民団体です
。川棚町に計画されている石木ダムを巡っては、13世帯60人の地権者が建設に反対しています。
今月6日、土地の強制収用が可能となる事業認定が下りたことで、中村知事は強制収用の可能性を示唆していました。
反対地権者らは今後、事業認定の異議申し立てを行い、却下された場合は国を相手に認定取り消しを求める訴訟を起こすかまえです。

 

 

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