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八ッ場ダム東京判決への抗議集会ー6/1、池袋

八ッ場ダム東京判決への抗議集会ー6.1、池袋

 八ッ場ダムをストップさせる東京の会からのお知らせを転載します。

8年余にわたり、私たちは次々と新たな資料、調査・研究を積み上げ、八ッ場ダムの不要性、危険性を立証してきました。
ところが今年3月、東京高裁は、自治体にとってダムが役に立ってもたたなくても、負担金は支払わなくてはならない、という非常識な判決を言い渡しました 。

今回、この判決の内容を分析・批判するとともに、「市民の常識」とかけ離れた裁判がされる背景について、『日本司法の逆説』の著者・西川伸一教授より解説していただきます。
また、八ッ場ダム事業をごり押しする国交省によって、利根川の河川整備計画が大きくゆがめられようとしている現状を、嶋津暉之さんよりご報告いただきます。
私たちはこの不当判決に強く抗議し、その背後にある司法と行政の病に迫ります。

◆日 時:6月1日(土)午後1:30~4:30

◆会 場:豊島区生活産業プラザ(エコとしま)8階多目的ホール
http://chizuz.com/map/map19585.html
(池袋駅より徒歩7分)

◆参加費:500円

*解説「間違いだらけの高裁判決
―事案の異なる判例を引き、事実評価は手抜き」
八ッ場ダム住民訴訟弁護団

*講演「司法行政からみた裁判官~裁判官だって出世したい!」
講師:西川伸一 明治大学教授

*報告「八ッ場ダム事業でゆがめられる利根川の河川整備計画」
嶋津暉之 利根川流域市民委員会共同代表

*声明「高裁不当判決に抗議し、最高裁での審理を要求する!」
八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会

◆主催:八ッ場ダムをストップさせる東京の会
お問合せ:T/F 042-341-7524 深澤

6月13日 参議院選直前 緊急集会「国土強靱化が日本を壊す」 主催:公共事業改革市民会議

2013年5月21日
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6月13日 参議院選直前 緊急集会「国土強靱化が日本を壊す」

【日 時】 2013年6月13日 17:00~19:00

【会 場】 衆議院第一議員会館 一階 多目的ホール

地下鉄 国会議事堂前・永田町・溜池山王下車5〜8分 →MAP
16時40分より会館ロビーで入館証を配布します。(資料代500円)

今年度予算が成立しました。「アベノミクス」と評される景気浮揚策として、前年度補正予算も合わせると、106兆円にもなり、公共事業のバラマキを中心に国費の大盤振る舞いがされようとしています。

しかし、日本の人口が減少の一途を辿り、財政危機が一層深刻化していく時代においてこのような超大型の財政出動をしていては次世代に巨額のツケを残し、国民は疲弊するばかりです。また、公共事業のバラマキで自然や生活環境の破壊が一層進んでいくことは必至です。そして、つくりすぎた社会資本の老朽化が急速に進行してその対策が待ったなしの時代になっています。

今急ぐべきことは、国土強靭化政策にみられるような旧来型の新規公共事業のバラマキではなく、既存の社会資本の徹底見直しによる国民の安全確保であり、人的支援事業による福祉社会の構築です。

国政選挙をも見据えて、今後私たちが進むべき方策を探るとともに、公共事業バラマキの現況を各地から報告する緊急集会を行います。

みなさん、是非、ご参加下さい。参議院選直前緊急集会チラシ 

【内 容】

  • 開会挨拶・基調報告 公共事業改革市民会議
  • 基調講演「国土強靱化から日本を守るには」 五十嵐敬喜法政大学教授
  • 報告
    • 数字でみる、強靭化の問題点
      「前年度補正予算と今年度予算のバラマキの実態」
      上岡直見(環境経済研究所(技術士事務所)
    • 3.11震災現地からの報告
      「巨大防潮堤計画は被災地住民を幸福にするか」
      畠山信(NPO法人 森は海の恋人 副理事長)
    • 各地からの実態報告
      道路・ダム・砂防ダム・湿地破壊など
  • 政党・国会議員挨拶(18時30分〜18時45分ごろ)
  • 集会宣言等採択

平成25年度のダム予算(2013年5月15日)

2013年5月16日
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5月15日に平成25年度予算が成立しました。同日の参議院本会議で、平成25年度総予算3案は否決されましたが、憲法の規定により衆議院の議決が国会の議決となり、平成25年度総予算3案は成立しました。

 直轄ダム・水資源機構ダムの予算はhttp://www.mlit.go.jp/river/basic_info/yosan/gaiyou/yosan/h25/h25damyosan.pdfに掲載されています。
 たとえば、八ッ場ダムは97.52億円となっています。
補助ダムについてまとめた表はなく、個別に都道府県別の予算 http://www.mlit.go.jp/page/kanbo05_hy_000371.html の中に書かれています。
 たとえば、長崎県の石木ダムの場合
 長﨑県関係の予算 http://www.mlit.go.jp/common/000997814.pdf の10ページ目に8.41億円と書かれています。
補助ダムについては後日整理した表を掲載します。

国交省関東地方整備局が利根川・江戸川河川整備計画を策定(2013年5月15日)

2013年5月16日
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5月15日、国交省関東地方整備局は利根川・江戸川河川整備計画を策定しました。

関東地方整備局のHP http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/river_00000084.html をご覧ください。
関東地方整備局は4月24日に計画(案)を公表し、関係都県知事の意見を聴きましたが、早くも知事からの意見がそろったということで、計画策定を発表しました。
関係都県知事は関係区市町村長の意見を聴いたうえで、関東地方整備局に対して意見を述べることになっていましたので、多少の日数を要すると思っていたのですが、予想以上に早い動きです。
5月13日に提出した利根川流域市民委員会の抗議文に書かれているように、問題だらけ、欠陥だらけの利根川河川整備計画の策定です。
しかし、これで終わりということではありません。私たちは、本来あるべき利根川河川整備計画の市民案を提案して、計画の見直しを求めていきます。

 

八ツ場、南摩ダム整備 計画に盛り込む(下野新聞2013年5月16日 朝刊) http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20130515/1044886

国土交通省関東地方整備局は15日、利根川と江戸川の治水や環境保全などの方針を示した「利根川・江戸川河川整備計画」を策定し、群馬県の八ツ場ダム整備を盛り込んだ。
70~80年に一度の大雨でも洪水被害が出ないようにするためとしている。同ダムに反対する住民らは、1月に示された同計画原案に対し反対の意見を寄せていたが、大筋で変更はされなかった。
八ツ場ダムについては、本県も整備費10億4千万円を負担している。鹿沼市の思川開発事業(南摩ダム)も同様の理由で、計画内に位置付けられた。整備期間の目標は、今後30年と定められた。
大雨時の最大流量については、群馬県伊勢崎市八斗島地点で、1秒当たり1万7千立方メートルと設定。両ダムの建設などで、同1万4千立方メートル程度に低下させることができ、洪水被害の防止や軽減が図れるとした。
一方、八ツ場ダム建設に反対する市民団体などは「(最大流量は)科学的根拠が希薄で過大な設定。強引に八ツ場ダムを計画に位置づけようとしている」と批判している。
同計画では河川環境の保全策として、2012年にラムサール条約湿地に登録された渡良瀬遊水地について、湿地の再生などに努める方針も盛り込んだ。

利根川・江戸川整備計画案公表に市民団体が抗議文( 2013年5月13日)

2013年5月16日
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5月13日、利根川流域市民委員会は利根川・江戸川河川整備計画(案)の拙速な策定に対して、国交大臣と関東地方整備局長に抗議文を提出しました。
抗議文は 八ッ場あしたの会HPhttp://yamba-net.org/modules/news/index.php?page=article&storyid=1929 、八ッ場ダムをストップさせる埼玉の会HPhttp://yambasaitama.blog38.fc2.com/blog-entry-2320.html をご覧ください。

 

河川整備計画案で国交省に抗議文 八ッ場ダム建設反対の市民団体(上毛新聞 2013年5月14日)

八ッ場ダム建設に反対する市民グループ、利根川流域市民委員会は13日、国土交通省がまとめた利根川・江戸川河川整備計画(案)に対する抗議文を 、 同省に提出した。
抗議文は「有識者会議や公聴会などで提起された数多くの疑問点に答えてなく、(八ッ場ダム建設に反対する)圧倒的多数の意見を無視している」と訴え、
計画案の作り直しを求めている。

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