大戸川ダム
状況:中止を求めた運動が闘われている。2005年、近畿地方整備局が事実上中止の方針を出す。2008年、河川整備計画(案)で復活
- 予定地(所在地):滋賀県
- 起業者:近畿地方整備局
- 位置図:地図を見る
大戸川ダムの最新ニュース
2021年4月22日 滋賀・大戸川ダム建設凍結解除へ 治水効果の検証課題
1淀川水系の大戸川ダムの凍結解除についての記事を二つ掲載します。 4月18日の記事で宮本博司さんが「大戸川ダムの治水効果は限定的だ」と指摘する。「整備局は計画高
2021年3月31日 大戸川ダム 河川整備計画 住民側から賛否の声 大津で公聴会 /滋賀
3月27日、大戸川(だいどがわ)ダムの建設を明記した河川整備計画の変更原案についての住民公聴会が開かれました。その記事とニュースを掲載します。 大戸川ダム
2021年3月27日 大戸川ダム推進のための淀川水系河川整備計画変更案への意見「大戸川ダムは必要性が希薄」
淀川水系河川整備計画 (変更原案 )への意見募集が行われています。 今回の計画変更の主目的は大戸川ダムを河川整備計画に位置付けてその建設を推進することにあります
2021年3月4日 大戸川ダム建設 整備計画に明記 国が変更原案公表
国土交通省近畿地方整備局が大戸川ダムの整備を盛り込んだ新たな河川整備計画の変更原案を公表しました。そのニュースと記事を掲載します。 そして、この変更原案について
2021年1月29日 大戸川ダム建設容認提言へ 京都府有識者会議 豪雨想定し「緊急性高まった」
凍結されていた淀川水系の大戸川ダムについて京都府の有識者会議もゴーサインを出しました。このことについての記事とニュースを掲載します。 この会議の配布資料は下記の
2021年1月21日 大戸川ダム建設を大阪知事が容認 治水効果を評価 事業凍結の解除へ加速も
凍結されている淀川水系の大戸川ダムについて大阪府は建設容認の方向に変わろうとしています。その記事を掲載します。 大戸川の流域面積193㎢(黒津)に対して、淀川本
2020年6月4日 丹生ダム元予定地、整備対応方針で関係5者が合意 /滋賀
淀川水系で中止が決定している水資源機構の丹生ダムの買収済み用地などの対応方針について関係機関が合意したという記事を掲載します。 2003年に淀川水系流域委員会が
2020年5月6日 なぜダム造られる? 滋賀・大戸川ダム方針転換から1年
国が建設を凍結した淀川水系の大戸川(だいどがわ)ダム(大津市)について、滋賀県の三日月大造知事が、建設推進に舵を切ってから1年になります。この問題をとらえた記事
2019年5月15日 なるほドリ 大戸川ダム建設されるの? 滋賀県より重い費用負担、2府の同調が鍵
三日月大造滋賀県知事が建設を容認した大戸川(だいどがわ)ダムについての解説記事を掲載します。 大戸川ダムの現事業費1080億円の国負担を除く324億円の負担内訳
2019年4月18日 社説:大戸川ダム推進 知事の方針転換は疑問(京都新聞)
滋賀県の三日月大造知事が凍結中の戸川(だいどがわ)ダムの建設を容認する方針を表明したことについて京都新聞が社説で厳しく批判しています。 その社説を掲載します。
淀川水系ダム群
淀川水系には大戸川ダム・天ヶ瀬ダム再開発・川上ダム・丹生ダムと4つのダム計画があります。
これらのダム計画については、近畿地方整備局が「淀川水系河川整備計画策定中は事業を新たな段階に進めない」と約束したことから、現在は工事が停止しています。
淀川水系河川整備計画策定は近畿地方整備局の管轄で、2001年2月1日に近畿地方整備局が淀川水系流域委員会を設置しました。
設置当初の同委員会は1997年の河川法改正の精神を具現すべくツールとして近畿地方整備局は位置づけていました。そしてまた、その精神にのっとった運営が行われました。
委員の公募、事務局を第3者機関に委託、委員間および委員と河川管理者との相互討論、委員間の仕事の割り振り、委員会による自主運営、傍聴者の発言許可など極めて先進的な運営が行われました。
同委員会は2002年5月9日には中間答申として
- 治水:今後は、いかなる降雨においても、壊滅的被害の回避を優先的に考える。
- 利水:要請される需要への対応を主眼とした利水のあり方から、水の需要を管理するという考え方を導入
などを揚げています。
2003年1月には
- 「治水・利水あるいは利用を目的とした事業においても、『自然は自然にしか創れない』、『川が川を創る』との自然の摂理を原理・原則とし、計画段階から生態系の保全と回復を優先的かつ具%E