大戸川ダム
状況:中止を求めた運動が闘われている。2005年、近畿地方整備局が事実上中止の方針を出す。2008年、河川整備計画(案)で復活

- 予定地(所在地):滋賀県
- 起業者:近畿地方整備局
- 位置図:地図を見る
大戸川ダムの最新ニュース
2021年1月21日 大戸川ダム建設を大阪知事が容認 治水効果を評価 事業凍結の解除へ加速も
凍結されている淀川水系の大戸川ダムについて大阪府は建設容認の方向に変わろうとしています。その記事を掲載します。 大戸川の流域面積193㎢(黒津)に対して、淀川本
2020年6月4日 丹生ダム元予定地、整備対応方針で関係5者が合意 /滋賀
淀川水系で中止が決定している水資源機構の丹生ダムの買収済み用地などの対応方針について関係機関が合意したという記事を掲載します。 2003年に淀川水系流域委員会が
2020年5月6日 なぜダム造られる? 滋賀・大戸川ダム方針転換から1年
国が建設を凍結した淀川水系の大戸川(だいどがわ)ダム(大津市)について、滋賀県の三日月大造知事が、建設推進に舵を切ってから1年になります。この問題をとらえた記事
2019年5月15日 なるほドリ 大戸川ダム建設されるの? 滋賀県より重い費用負担、2府の同調が鍵
三日月大造滋賀県知事が建設を容認した大戸川(だいどがわ)ダムについての解説記事を掲載します。 大戸川ダムの現事業費1080億円の国負担を除く324億円の負担内訳
2019年4月18日 社説:大戸川ダム推進 知事の方針転換は疑問(京都新聞)
滋賀県の三日月大造知事が凍結中の戸川(だいどがわ)ダムの建設を容認する方針を表明したことについて京都新聞が社説で厳しく批判しています。 その社説を掲載します。
2019年4月17日 「脱ダム」嘉田前知事、建設容認に疑問表明 滋賀・大戸川ダム
建設凍結中の大戸川ダム(大津市)について滋賀県の三日月大造知事が4月16日の記者会見で「知事として大戸川ダムは必要であると考える。本体工事の早期整備を望む」と述
2018年6月1日 大戸川ダム 勉強会初会合 凍結された「大戸川ダム建設計画」に前向き?滋賀県知事の思惑は…
5月30日に滋賀県が大戸川(だいどがわ)ダムの治水効果を検証する勉強会の初会合が開かれました。この会合について記事とニュースを掲載します。 三日月大造知事が今夏
2018年5月19日 滋賀県 今後の大戸川治水に関する勉強会(大戸川ダムを推進に変えるためのメンバー)
滋賀県が今後の大戸川治水に関する勉強会の第1回を5月30日に開きます。滋賀県のお知らせとその記事を掲載します。。 勉強会のメンバーを見ても、大戸川ダムがこれから
2017年12月23日 大戸川ダム 早期整備求め決議 知事「対応検討する」 県議会 /滋賀
淀川水系の大戸川(だいどがわ)ダムについての記事を掲載します。 建設凍結を求めた滋賀・京都・大阪・三重の4府県の2008年の共同見解の撤回を求める決議が滋賀県議
2017年12月5日 「大戸川ダム建設中止」の4知事合意撤回を 自民滋賀県議団
淀川水系の大戸川(だいどがわ)ダムをめぐる滋賀県議会の質疑についての記事を掲載します。 大戸川ダムはダム検証では昨年8月にゴーサインが出ましたが、事業を進めるた
淀川水系ダム群
淀川水系には大戸川ダム・天ヶ瀬ダム再開発・川上ダム・丹生ダムと4つのダム計画があります。
これらのダム計画については、近畿地方整備局が「淀川水系河川整備計画策定中は事業を新たな段階に進めない」と約束したことから、現在は工事が停止しています。
淀川水系河川整備計画策定は近畿地方整備局の管轄で、2001年2月1日に近畿地方整備局が淀川水系流域委員会を設置しました。
設置当初の同委員会は1997年の河川法改正の精神を具現すべくツールとして近畿地方整備局は位置づけていました。そしてまた、その精神にのっとった運営が行われました。
委員の公募、事務局を第3者機関に委託、委員間および委員と河川管理者との相互討論、委員間の仕事の割り振り、委員会による自主運営、傍聴者の発言許可など極めて先進的な運営が行われました。
同委員会は2002年5月9日には中間答申として
- 治水:今後は、いかなる降雨においても、壊滅的被害の回避を優先的に考える。
- 利水:要請される需要への対応を主眼とした利水のあり方から、水の需要を管理するという考え方を導入
などを揚げています。
2003年1月には
- 「治水・利水あるいは利用を目的とした事業においても、『自然は自然にしか創れない』、『川が川を創る』との自然の摂理を原理・原則とし、計画段階から生態系の保全と回復を優先的かつ具%E