川辺川ダム
状況:2022年4月に球磨川水系河川整備計画原案がつくられ、流水型川辺川ダムの建設に向けて動き出そうとしている。
- 予定地(所在地):熊本県球磨郡相良村
- 起業者:国土交通省九州地方整備局
- 主な運動団体:子守り歌の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会。清流球磨川・川辺川を未来へ手渡す郡市民の会。
- 位置図:地図を見る
川辺川ダムの最新ニュース
2023年2月8日 「八ツ場ダム問題と全国のダム問題」の報告
2月4日に「八ツ場あしたの会」の総会があり、嶋津の方から「八ツ場ダム問題と全国のダム問題」を報告しました。 報告の要点を下記に記しますので、長文ですが、お読みい
2023年1月26日 川辺川ダム「川は死んでしまう」反対派住民が決起集会 (1月22日)
2020年7月上旬の熊本豪雨で、球磨川が大氾濫し、凄まじい被害をもたらしました。 球磨川流域の死者50人の9割は球磨村と人吉市の住民で、支流の氾濫によるものでし
2023年1月22日 計画決定から39年の川辺川利水事業、完了へ 「同意取得に違法性」、ダム水源案頓挫 対象3590→198ヘクタールに大幅縮小
川辺川ダムは2022年8月に流水型ダムとして事業を強引に推進することになりましたが、2008年には川辺川ダム中止の判断が示されました。 その判断の重要な要因とな
2022年10月25日 球磨川の市房ダムの基本的な問題点
10月21日、球磨川流域の市民団体が、9月の台風14号に伴う大雨で水位が上昇した県営市房ダムの危険性や、流水型川辺川ダムの環境への影響について見解を示すように、
2022年10月1日 2022年9月の台風14号では九州地方と中国地方の9ダムで緊急放流
今年(2022年)9月18~20日の台風14号では九州地方と中国地方の9ダムで緊急放流が行われました。 1 緊急放流を行ったダム 事前にダムの水位を下げる事前放
2022年9月7日 流水型川辺川ダムの環境影響の検討委員会の資料
8月24日、流水型川辺川ダムの環境影響の検討委員会が開かれました。 その検討委員会の資料が下記の通り、川辺川ダム砂防事務所のHPに掲載されました。 かなり分厚い
2022年8月14日 球磨川水系河川整備計画への県知事と各市町村長の意見
8月9日、流水型川辺川ダムの建設をメインとする球磨川水系河川整備計画が策定されました。 この計画策定に対して蒲島郁夫・熊本県知事は「異存はない」と回答しました。
2022年8月14日 流水型川辺川ダムの建設をメインとする球磨川河川整備計画の策定と流域住民の抗議行動
九州地方整備局と熊本県は8月9日、流水型川辺川ダムの建設をメインとする球磨川水系河川整備計画を策定しました。 河川整備計画の内容は九州地方整備局のホームページ
2022年7月20日 流水型ダム「反対」7割 市民団体が意見公募を独自分析 球磨川治水
球磨川水系河川整備計画原案に対する公募意見を市民団体「子守唄[うた]の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会」が分析したところ、流水型川辺川ダムに反対する意見が
2022年6月27日 第1回 球磨川水系学識者懇談会(2022年6月24日)の資料と報道
第1回 球磨川水系学識者懇談会が6月24日に開かれました。 その懇談会の資料が下記の通り、九州地方整備局 八代河川国道事務所のHPに掲載されました。  
最新情報
「子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会」は、日本一の清流川辺川に建設が計画されている川辺川ダム事業に反対し、公共事業の在り方を問い、清流の豊かな自然を未来の世代に残すために活動する市民グループです。
子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会が編集を進めてきたブックレット「川辺川ダム中止と五木村の未来 ダム中止特別措置法は有効か」が出版されました。
このブックレットは今年6月に熊本市で開催したシンポジウムの内容を再現・編集したものです。このシンポジウムでは川辺川ダム計画によって水没する予定だった五木村・和田拓也村長から五木村の現状と未来、中央行政のあり方について忌憚のない意見が出され、板井優弁護士から今回の特措法の意義・内容、ダム中止を勝ち取るために必要な特措法の活用方法の提示等がなされました。
このブックレットはこのシンポジウムの内容を丸ごとお伝えするものです。ダム問題に関心のある多くの皆さんに、是非ご一読していただきたく。
ブックレット 『川辺川ダム中止と五木村の未来 ダム中止特別措置法は有効か ~ダム中止特別措置法と大型公共事業のゆくえ 地域振興を目指す五木村のいま~』
編者:子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会
出版元:花伝社
A5サイズ 80ページ
定価:840円(税込み)