山鳥坂ダム:移転補償前進へ 政府予算案に17億7600万円 (毎日新聞愛媛版 2013年01月31日)
山鳥坂ダム:移転補償前進へ 政府予算案に17億7600万円 (毎日新聞愛媛版 2013年01月31日) http://mainichi.jp/area/ehime/news/20130131ddlk38010663000c.html
国土交通省が再開を決めた国直轄の山鳥坂ダム(大洲市肱川町山鳥坂)の事業費17億7600万円が、13年度政府予算案に盛り込まれた。県が30日発表した。用地費などが中心で、3年以上宙に浮いていた水没地域住民の移転補償が新年度から進む見通しとなった。
28日の国土交通省の事業再開発表を受けた計上。環境調査など最低限の費用にとどまった12年度の1億3500万円の13倍に増額した。残る事業期間は14年とされ、ダム完成は26年度となる見通し。
同ダムは09年の政権交代に伴い、建設可否の再検証のため事業を凍結。国と水没地域住民は政権交代直前、補償基準で合意していた。中村時広知事は「喜ばしい限り。水没地域住民の生活再建に一日も早く着手し、度重なる洪水で甚大な被害を被っている流域住民の安全安心のためにも、事業促進を図っていただきたい」と歓迎した。【中村敦茂】
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