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報道

球磨川治水検証、豪雨被災者参加を 川辺川ダム反対派、熊本県に要請

2020年9月24日
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川辺川ダムに反対する三つの市民団体は昨日(9月23日)、熊本県が球磨川治水の方針を示す前に、多様な視点からの検証と、被災者も参加できる意見交換会の開催を求める要請書を県に提出しました。その記事とニュースをお送りします。

要請書は熊本県知事検証委宛て「民意を問う」意見書20200923の通りです。

 

球磨川治水検証、豪雨被災者参加を 川辺川ダム反対派、熊本県に要請

(熊本日日新聞2020/9/24(木) 10:25配信)https://news.yahoo.co.jp/articles/3a834f49ec0d0d38aec4d42037a64fa807a64721

(写真)多様な視点からの豪雨の検証などを求める要請書を県に提出する市民団体の代表ら=23日、県庁

川辺川ダムに反対する三つの市民団体は23日、7月の豪雨災害を受けて、熊本県が球磨川治水の方針を示す前に、多様な視点からの検証と、被災者も参加できる意見交換会の開催を求める蒲島郁夫知事ら宛ての要請書を県に提出した。

「子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会」(熊本市)、「清流球磨川・川辺川を未来に手渡す流域郡市民の会」(人吉市)、「美しい球磨川を守る市民の会」(八代市)の3団体。

3団体は、国と県、流域12市町村長が進める現在の検証では「被災者が置いてけぼりになっている」と主張。また、川辺川ダムが「治水に最も有効」とする国土交通省主体の検証では「中立性、公平性が保たれない」として、異なる視点の専門家や市民グループの検証参加を求めた。

知事が球磨川治水について「民意を問う」と表明した点は評価する一方、「方針がまとまってから民意を問うのでは遅い」として、被災者らが参加できる意見交換会や説明会の開催を求めている。

県民の会の中島康代表(80)は「国に頼らず、県主体の検証と方針決定を」と迫った。

国、県などの豪雨検証委は次回会合を10月上旬開催で調整している。(太路秀紀)

 

 九州豪雨 球磨川の治水検証に住民の声を 市民団体が委員会に要望書 /熊本

(毎日新聞熊本版2020年9月24日)https://mainichi.jp/articles/20200924/ddl/k43/040/297000c

 

川辺川ダム建設に反対する熊本県の市民団体「子守唄(うた)の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会」(中島康代表)など3団体が23日、7月の九州豪雨で甚大な被害をもたらした球磨川の治水対策を考える国と県の検証委員会に対し、専門家や住民の意見も取り入れて検証するよう求める要望書を提出した。

要望書では、ダム建設を推進してきた国土交通省主体の検証では中立性、公平性が保たれないと指摘。蒲島郁夫知事や検証委に対し、多角的に専門家や住民の意見を交えて検証するよう要請。流域住民向けの説明会や意見交換会の開催も求めた。応対した県担当者は「要望は知事に伝える」と述べた。【城島勇人】

 

 球磨川治水対策 市民団体「民意を問うよう」要請(熊本)

(テレビ熊本2020年9月23日 水曜 午後0:31)https://www.fnn.jp/articles/-/87732

7月の豪雨で氾濫した球磨川の治水対策について『川辺川を守る県民の会』など3団体は23日、熊本県に対してダム建設ありきの国以外の民意を問うよう要請しました。球磨川の治水をめぐっては過去に白紙撤回した川辺川ダムの想定も含めて国や県・流域市町村で作る委員会が検証を進めています。要請では「ダムと連続堤防を中心として川を制御する従来型の国交省の治水対策は通用しない時代になっている」として国交省とは異なる視点を持つ専門家や住民グループの意見を加えること。また、住民が参加可能な説明会などを開催することや十分な情報公開などを求めています。

 

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