全国のダムの堆砂データ(2020年度末)
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国土交通省が保管する「全国のダム堆砂状況〔2020年度末)のデータ」を入手しました。
全国のダム堆砂状況について(2020年度末時点) をご覧ください。
全国の1,212基のダムの堆砂データです。
国のダム、都道府県のダム、市町村のダム、電力会社等民間ダムの堆砂データが網羅されています。
このデータの入手には阿部知子衆議院議員事務所のご協力をいただきました。
この堆砂データを見ると、堆砂が凄まじく進んでいるダムが少なからずあることがわかります。
例えば、日本軽金属の雨畑ダム(山梨県・富士川支流の雨畑川、1967年竣工)です。
雨畑ダムは総貯水容量1365万㎥、堆砂容量600万㎥に対して、2020年度末の堆砂量が1267万㎥に達しており、ダムの貯水池全体が土砂でほぼ埋まっています。
また、二風谷ダム(北海道・沙流川、1997年度竣工、国土交通省)は総貯水容量3150万㎥、堆砂容量1430万㎥に対して、2020年度末の堆砂量がすでに1280万㎥になっています。
佐久間ダム(愛知県・天竜川、1956年度竣工、電源開発)は総貯水容量32685万㎥、堆砂容量6621㎥に対して、2020年度末の堆砂量が14016万㎥にもなっています。
佐久間ダムは堆積土砂を排出するための天竜川ダム再編事業が20年前に計画されましたがhttps://www.cbr.mlit.go.jp/hamamatsu/dam/saihen/
2016年10月の新聞記事 https://www.cbr.mlit.go.jp/hamamatsu/dam/saihen/pdf/20161024-1_2.pdf
を見ると、事業が難航しているようです。
身近なダムの堆砂状況を本データでチェックしていただければと思います。
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