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来島ダム湖のヘドロ原因」 神戸川の石変色で報告 島根(2013年3月9日)

2013年3月10日
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島根県の神戸川分水問題で、来島ダムが、ダム下流の水や川底の石が黒くなる現象を引き起こしていることが明らかになりました。

黒い石「ダム湖の硫化鉄原因」(読売新聞島根版 2013年3月9日) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20130308-OYT8T01353.htm

◇神戸川分水 北大名誉教授指摘
神戸川上流の中国電力来島ダム(飯南町)から江の川の潮発電所(美郷町)への分水を巡り、北海道大学の松永勝彦名誉教授(70)(環境化学)が8日、出雲市で記者会見し、
ダム下流で水や川底の石が黒くなる現象について、ダム湖で生じた硫化鉄が原因と指摘し、ダムとの因果関係は不明とした県の専門委員会の報告に反対した。
松永氏は、分水に反対する「神戸川再生推進会議」の依頼を受け、昨年12月に採取された川底の石などを分析。湖の富栄養化で植物プランクトンが水中の酸素を消費したため、水に溶けていた酸化鉄が還元されて硫黄と結合し、黒い硫化鉄の微粒子になったと説明した。
硫化鉄はヘドロの黒い部分と同じ物質。
さらに、ダムからの流量が少なくなったため海に供給される鉄分なども結果的に減り、大社湾から島根半島西側で海藻が枯れる「磯焼け現象」が拡大しているとし、松永氏は「来島ダムが神戸川の水質悪化や磯焼けの原因ではないか。水量増などの対策が必要」と強調した。
記者会見には、神西湖の漁業権を持つ神西湖漁協の関係者も出席。中国電の水利権の更新手続きで、県が同漁協を「関係河川使用者」としていないことは河川法違反などと主張した。(高田史朗)

来島ダム湖のヘドロ原因」 神戸川の石変色で報告 島根(産経新聞島根版 2013.3.9) http://sankei.jp.msn.com/region/news/130309/smn13030902040000-n1.htm

島根県飯南町から出雲市を流れる82・4キロの神戸川で環境調査している北海道大の松永勝彦名誉教授(環境化学)が8日、「下流の川石が黒くなったのは、上流の来島ダム湖にたまったヘドロのためと考えざるを得ない」とする調査結果を発表した。
松永名誉教授は、来島ダムの分水に反対している住民団体「神戸川再生推進会議」の要請を受け、今年2月まで調査。
同市佐田町で採取した石の黒く変色した部分で重金属を測定したところ、96%が鉄、4%がマンガンだったとし、「起源はダム湖の低層で形成された鉄とイオウが結合した化合物。それ以外、石が黒色になる要因は理論的にあり得ない」と結論づけた。
石の変色については県が設けた専門委員会も調査したが、「原因解明に至らなかった」と2月に発表している。
松永名誉教授は、神戸川が注ぐ大社湾でも岩場などに藻が生えない磯焼け現象が広がっているとし、「出雲でも森と川と海のつながりについてよく考えるべきだ」と述べた。

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