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野村ダム・鹿野川ダム  放流量増で洪水対応 操作規則変更へ案 国交省四国整備局 /愛媛

2019年4月19日
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昨年7月の西日本豪雨でダムからの緊急放流により大規模な氾濫を引き起こした野村ダム・鹿野川ダムについて鹿野川ダム改造工事が3月に完了したので、両ダムの操作ルールを変えることを四国地方整備局が発表しました。その記事を掲載します。
四国地方整備局の発表は「野村ダム・鹿野川ダム操作ルールの考え方について 意見を募集します」 http://www.skr.mlit.go.jp/yamatosa/kisya/pdf/190416.pdf をご覧ください。
新しいダム操作ルールでは西日本豪雨が再来しても、被害を大幅に減らせることになっていますが、本当にそうなのか、内容をよく検証する必要があります。
新しい操作ルールは1995年まで使われていた大洪水用の旧操作ルールに近いものです。
肱川下流は河道整備が非常に遅れていて、大洪水用の旧操作ルールでは氾濫を引き起こすので、1996年に中洪水用の操作ルールに変わりました。
その操作ルールで昨年7月に緊急放流が行われましたが、四国地方整備局は昨年11月に、旧操作ルールでも放流量が大きくは減らなかったという発表をしています。
それが今回の発表では大幅に減少するというのですから、首を傾げざるを得ません。
豪雨後に暫定堤防がかさ上げされたことも考慮した計算ですので、その効果もあるように思います。今回の発表データを入手して検討したいと思います。

愛媛)豪雨で緊急放流の2ダム 新操作で「被害大幅減」
(朝日新聞愛媛版 2019年4月19日0

野村ダム・鹿野川ダム
放流量増で洪水対応 操作規則変更へ案 国交省四国整備局 /愛媛
(毎日新聞愛媛版2019年4月18日)https://mainichi.jp/articles/20190418/ddl/k38/010/466000c

昨年7月の西日本豪雨を受け、野村ダム(西予市)と鹿野川ダム(大洲市)の操作規則変更を検討していた国土交通省四国地方整備局は16日、規則の変更方針案を発表した。鹿野川ダムでの放流設備追加で洪水調節容量が増えたことなどに伴うもので、従来より放流量を増やして大規模洪水に対応する。西日本豪雨レベルを想定した試算では浸水世帯数は西予市野村町地区で約6%(40世帯)、大洲市東大洲、菅田、肱川の3地区では約16%(600世帯)に減るとしている。
野村ダムは洪水の初期段階で放流量を増加させる。従来は洪水調節容量の4割に達するまで毎秒300トンを放流し、その後400トンまで引き上げていたが、変更後は流入量が300トンを超えた後は流入量に応じて放流量を300トンから増やしていき、最大で野村地区が浸水しない1000トンまで引き上げる。
鹿野川ダムは洪水調節容量の4割に達するまで下流が浸水しない毎秒600トンを放流するのは従来通りだが、同容量の増加に伴い4割の値が660万トンから950万トンに増加。従来より長い時間、下流が浸水しない水準を保てる。その後貯水量増加に応じて増やす最大放流量は、一部で浸水被害が出るものの東大洲地区での被害は防げる850トンとしていたが、同地区の暫定堤防をかさ上げたため1150トンに引き上げる。
ただ、両ダムともダムが満杯になる見通しの場合、西日本豪雨でも実施した「異常洪水時防災操作」を行い、流入量とほぼ同量を放流することになる。変更後の操作規則でも同操作を行う可能性はあるが、移行するまでの余裕ができ、浸水被害を軽減できるとしている。
同整備局は5月16日まで大洲市や西予市の住民らから意見を募り、出水期までに正式に変更する。【中川祐一】

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