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報道

丹生ダム元予定地、整備対応方針で関係5者が合意 /滋賀

淀川水系で中止が決定している水資源機構の丹生ダムの買収済み用地などの対応方針について関係機関が合意したという記事を掲載します。
2003年に淀川水系流域委員会が原則中止を提言した5ダムのその後の状況は次の通りです。

余野川ダム  2008年に中止決定。
丹生ダム   2014年に中止決定。
川上ダム  本体工事中で、2022年度に完成予定。伊賀市民が反対運動に取り組んでいる。
天ケ瀬ダム再開発  工事中で2021年度に完成予定。京都地裁で公金支出差し止め訴訟の係争中(結審)
大戸川ダム  凍結中。三日月大造滋賀県知事は推進に方向転換したが、京都府と大阪府が同意していない。

丹生ダム元予定地、整備対応方針で関係5者が合意 /滋賀
(毎日新聞滋賀版2020年6月3日)https://mainichi.jp/articles/20200603/ddl/k25/010/357000c

三日月大造知事は2日、2016年7月に建設の中止が決まった「丹生(にう)ダム」(長浜市)の買収済み用地などの対応方針について、地元住民でつくる丹生ダム対策委員会と国土交通省近畿地方整備局、県、長浜市、水資源機構の5者で合意したと発表した。
5者による協議会は16年から継続的に開催されているが、20年は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、5月20日に書面で開催し、同25日に合意した。
ダムの建設中止に伴う措置として、買収済み用地(351ヘクタール)▽残存山林(3159ヘクタール)▽付け替え県道(1・9キロ)――の3点について合意した。
ダムとして利用される予定だった買収済み用地と、ダムが完成した時に使うため工事途中だった付け替え県道は、県が水資源機構から引き継ぐ。
買収済み用地の上部に位置する残存山林については、水資源機構が所有者に補償金を支払うなどして対応する。【諸隈美紗稀】

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