八ッ場ダム
状況:八ッ場ダム本体工事の中止と水没予定地域の再生を目指して、NGO「八ッ場あしたの会」などが活動しています。
- 予定地(所在地):群馬県吾妻郡長野原町
- 起業者:国土交通省関東地方整備局
- 主な運動団体:八ッ場あしたの会、 八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会、八ッ場ダムをストップさせる埼玉の会、STOP八ッ場ダム・市民ネット
- 位置図:地図を見る
八ッ場ダムの最新ニュース
2023年2月8日 「八ツ場ダム問題と全国のダム問題」の報告
2月4日に「八ツ場あしたの会」の総会があり、嶋津の方から「八ツ場ダム問題と全国のダム問題」を報告しました。 報告の要点を下記に記しますので、長文ですが、お読みい
2022年3月31日 八ッ場ダム近くの山木館、5月から一時閉館 コロナで利用客減少
八ツ場ダムの建設に伴い、2013年に八ツ場ダム近くの高台に移転した川原湯温泉の老舗旅館「山木館」が閉館します。その記事を掲載します。 一時閉館とはなっていますが
2020年5月13日 八ッ場ダム運用開始 利水も治水も必要性なくなった危険な水がめ
ジャーナリストの岡田幹治さん(元・朝日新聞論説委員)が週刊金曜日4月10日号に書かれた八ツ場ダム問題の論考がネットで配信されましので、掲載します。 八ッ場ダム運
2019年12月3日 台風19号の堤防決壊は防げた?実績ある対策を「封印」した国交省の大罪
ジャーナリストの岡田幹治さんが書かれた台風19号水害に関する論考を掲載します。今後の河川行政のあり方を問う重要な論考です。 台風19号の堤防決壊は
2019年11月10日 利根川上流ダム群の治水効果の発表(関東地方整備局)
関東地方整備局が11月5日に台風19号豪雨に対する利根川上流ダム群の治水効果の速報値を発表しました。 「台風第19号における利根川上流ダム群※の治水効果(速報)
2019年10月28日 台風19号で感じた「先人に感謝」という言葉の耐えられない軽さ 「八ッ場ダムの奇跡」は権力者側への称賛
台風19号について流布している「八ッ場ダムの奇跡」などは権力者側への称賛です。問題の本質を突いた論考を掲載します。 台風19号で感じた「先人に感謝」という言葉の
2019年10月28日 西島和氏「八ツ場ダムが利根川を守ったというのは誤解」
西島和弁護士(水源連事務局)のインタビュー記事がネットに掲載されましたので、その記事を掲載します。 注目の人 直撃インタビュー 西島和氏「八ツ場ダムが利根川を守
2019年10月23日 八ツ場ダムは本当に利根川の氾濫を防いだのか?(朝日新聞のウェブサイト「論座」)
朝日新聞のウェブサイト「論座」に「八ツ場ダムは本当に利根川の氾濫を防いだのか?」を書きました(嶋津)。 公開されていますので、全文を転載します。 八ッ場ダムが利
2019年10月20日 鳩山由紀夫氏 旧民主が一時凍結「八ッ場ダム」が利根川守ったに反論「氾濫考えられない」
鳩山由紀夫氏 旧民主が一時凍結「八ッ場ダム」が利根川守ったに反論「氾濫考えられない」 (デイル2019.10.18)https://www.daily.co.j
2019年10月15日 八ツ場ダムは本格運用されていれば、今回の豪雨で緊急放流を行う事態になっていた
関東地方整備局の発表によれば、今回の豪雨で、八ッ場ダムに貯留した洪水は7500万㎥です。 (関東地方整備局「令和元年台風19号における八ッ場ダムの試験湛水状況に
最新情報
「八ッ場あしたの会」は、八ッ場ダム本体工事の中止と水没予定地域の再生を目的としたNGOです。国が半世紀以上前に計画した八ッ場(やんば)ダムは、首都圏の住民にとって、足元のダム問題です。「八ッ場あしたの会」は、利根川の上流と下流の住民が、ダム計画によって分断されてきた半世紀の歴史を乗り越えともに命を育むあしたをめざして活動しています。
八ッ場ダムが出来ると、どうなる? (PDF 414K)
去る9月23日には「本当に造っていいですか? 八ッ場ダム―ダム湛水による危険性と「水没する貴重な遺跡」を高崎シティギャラリー コアホールで開きました。当日の配布資料についてはhttp://yamba-net.org/modules/news/index.php?storytopic=6&start=10をご覧ください。
八ッ場ダムの関連工事が進むにつれ、露呈してきたのがダム予定地の地質の脆弱さです。ダムに水をためると地盤がさらに不安定になるため、地すべりなどの災害の誘発を心配する声が高まっています。
この間、水没予定地では、天明の浅間山大噴火(1783年)で埋もれた東宮遺跡をはじめとして、縄文時代から近世まで、この地域の人々の営みを伝えてくれる貴重な遺跡が数多くあることが明らかになりつつあります。