見学会:45年前完成の下久保ダム、市民が環境変化確認 三波石峡、水枯れて (毎日新聞群馬版 2013年06月01日)
2013年6月3日
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見学会:45年前完成の下久保ダム、市民が環境変化確認 三波石峡、水枯れて (毎日新聞群馬版 2013年06月01日)http://mainichi.jp/area/gunma/news/20130601ddlk10040147000c.html
ダム建設による環境変化を確かめる見学会が、藤岡市と神川町にまたがる下久保ダム周辺であり、首都圏の市民11人が参加。同ダム下流にある国指定名勝で天然記念物の三波石峡(さんばせっきょう)などを散策した。
見学会は、市民団体「八ッ場ダムをストップさせる埼玉の会」が主催。
八ッ場ダム建設を前に、45年前に完成した下久保ダムで現在どんな環境変化があるのかを確認するのが狙い。
三波石峡は、1968年のダム完成後、川がせき止められたため水が枯渇し、こけが生えたり、川底に雑草が生える状態になったという。
同会の大高文子さん(59)は「八ッ場ダム下流の吾妻渓谷の環境もここと同様に変化しないだろうか」と心配顔。
一方、八ッ場あしたの会の渡辺洋子さん(57)は、「多くの人がダム問題を考えるために、まず自分の目で見ることが大事だ」と話した。【尾崎修二】
(写真)下久保ダムを職員に案内される参加者ら=藤岡市保美濃山の下久保ダムで
二】
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