2週間遅れの裁判報告 (石木ダム事業認定取消訴訟第3回口頭弁論)
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10月31日、事業認定取消訴訟第3回口頭弁論 長崎地裁にて
午後2時から長崎地方裁判所で石木ダム事業認定取消訴訟第3回口頭弁論が開かれました。
前回7月19日の口頭弁論で当方が提出した第1準備書面(利水に関した当方の主張)と第2準備書面(治水に関した当方の主張)に対する被告・九州地方整備局からの反論として被告側の第1準備書面(利水面) 、第2準備書面(治水面)が9月20日に提出されていました。
今第3回口頭弁論は、私たち原告側から被告への再反論、ということで、10月24日付けで原告側第4準備書面(利水)と第5準備書面(治水)を裁判所に提出していました。 当日(10月31日)の口頭弁論では、第4準備書面(利水)の骨子を高橋弁護士が、第5準備書面(治水)の骨子を緒方弁護士が口頭で説明しました。
第4準備書面(利水)の骨子は、「佐世保市が水道水源として石木ダムに依存しなければならないとする4万m3/日の実態は石木ダムを造るために作り上げたもので、科学的根拠は全くない。今後、水需要が急激に上昇することなどありえない。」と述べています。
第5準備書面(治水)の骨子も、「数多くのごまかしを重ね石木ダムの必要性を作り出したもので、実際にはたとい100年に1回という豪雨が来ても、川棚川の石木川合流点下流部を安全に流下する」ことを述べています。
口頭弁論終了後には裁判報告会が持たれ、弁護団からの説明と意見交換を行いました。
この日の動き、新聞報道については、「石木川まもり隊」のブログに詳細に記載されています。是非、ご覧下さい。
次回口頭弁論予定日
次回第4回口頭弁論は2017/1/16と予定されています。
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