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報道

霞ヶ浦導水事業:魚類迷入試験(那珂川から桜川への試験通水)を開始

2019年7月2日
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霞ヶ浦導水事業に関する情報をお知らせします。
霞ヶ浦導水事業の工事中止を求める裁判は昨年4月末に東京高裁で那珂川漁協と国土交通省との間で和解が成立し、漁業への影響がないようにする条件が和解条項に盛り込まれました。
国土交通省は今日(7月2日)、那珂川からの取水試験を行って、魚類への影響を調査することを下記の通り、発表しました。試験の内容は魚類迷入試験(那珂川から桜川への試験通水)を開始の通りです。
那珂川から霞ヶ浦への計画導水量は15㎥/秒ですが、その導水路は一部しかできていないので、完成済みの桜川への導水路を使って3㎥/秒の規模で取水試験を行うというものです。
3年間の試験ですが、その結果によって導水路の工事が再開されますので、試験の経過を厳しく監視することが必要です。

国土交通省・霞ヶ浦導水工事務所の発表 http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/dousui_00000034.html
魚類迷入試験(那珂川から桜川への試験通水)を開始します。

霞ヶ浦導水事業において、那珂川の魚類迷入試験施設が完成したことから、令和元年7月8日に魚類迷入試験(那珂川から桜川への試験通水)を開始します。
霞ヶ浦導水工事事務所
1.試験の目的
霞ヶ浦導水事業において、那珂川からの導水の本格運用の方法を決定するに当たり、魚類の迷入(吸い込み)を防止する魚類迷入防止対策(案)について、魚類迷入防止効果を科学的に評価・検証することを目的として実施するものです。
2.試験の実施時期
令和元年7月8日(月)~(3年間程度を予定)
3.試験の実施場所
茨城県水戸市渡里町字枝内地先
4.試験の概要
添付のとおり
5.その他
・那珂樋管設置魚類迷入(吸い込み)防止対策効果試験検討委員会の経緯等
http://www.ktr.mlit.go.jp/dousui/dousui_index003.html

別紙・参考資料 http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000750538.pdf

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