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報道

国土交通省の成瀬ダム 事業費が1530億円から2230億円へと、700億円も増額

2021年6月6日
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国土交通省が秋田県東成瀬村に建設中の成瀬ダムは工期延長と事業費増額がされることになりました。工期が2024年度から2026年度に延長され、事業費が1530億円から2230億円へと、700億円も増額さされることになりました。

そのニュースを掲載します。

完成予定まであと4年というところで、700億円も増額するのですから、ダム事業者はやりたい放題という感じがします。

  

国が建設進める成瀬ダム コスト掛かり増しに 佐竹知事「安全のためやむを得ない」秋田・東成瀬村

(秋田テレビ 2021/6/3(木) 19:0) https://news.yahoo.co.jp/articles/33d78062cac47420fab195879b9d93d9c23b056f

(映像)

国が秋田県東成瀬村に建設中の成瀬ダムの工事現場に3日佐竹知事が訪れ、工期の延長と整備費用の増額が検討されている現状について「安全のためやむを得ない」との見解を示した。

国土交通省が秋田県東成瀬村に建設を進める多目的ダム・成瀬ダムは、当初総事業費が1530億円で2024年度に完成する予定だった。現場では掘削が進められてきましたが、ダムの上流に岩盤の強度が弱い地層が見つかり、安全確保に向けコンクリートに置き換える対策工事が必要になった。

また必要な資材の価格や人件費の単価が上昇していることを理由に、国は工期は2年延長した2026年度まで。

総事業費は700億円追加した約2230億円に変更する案を秋田県などに提案し、意見を求めている。

佐竹知事は3日建設現場を訪れ、職員から新しい工事が必要になった理由などについて説明を受けた。佐竹知事は「費用増額はやむを得ない。安全性を損ねない程度に最大限のコスト縮減してほしい」と話した。

秋田県は、計画の変更案を6月議会に示す方針で、事業費の追加分700億円のうち約133億円を負担する見込み。

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