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各地ダムの情報

「巨大堰堤新内海ダム事業見直しを求める署名」に協力のお願い

周知の通り、内海ダム事業をめぐっては地権者らによる事業認定取消訴訟と香川県による土地収用審理が同時並行的に進んでいます。

また、香川県は本体工事入札ー落札業者決定、11月24日からの定例県議会で落札業者との契約承認議案上程、議決を目論んでいます。

同時に、現地では土日・祝日の工事はしないとの地元との約束も反故にして、県道等の付替えなど工事を強行しています。

地元推進派も香川県知事に推進要請をする,さらには推進署名を地元で実施を検討とか、攻防急を告げてきています。

来年度の国からの補助も決まっていませんが、その前に既成事実を済み重ね、後戻りできない状況にすることで補助を取り付けようというのが香川県の魂胆です。

新内海ダムは143の見直しダムに含まれてはいますが、補助ダムということで今年度の予算執行は県に任されています。また、見直しも地方分権を必要以上に重視すると県に任される恐れがあります。

国に、県に、町に、徹底見直しを強く求める声を署名の形で全国から届けてください。

ご協力のほど、よろしくお願いします。

著名用紙(2ページ目に署名され、送付いただくことをお願いいたします。)(PDF 1.3MB)

内海ダム再開発の事業認定処分

内海ダム再開発事業

2008年3月19日に香川県から事業認定申請を受けた四国地方整備局は本来であればその3ヵ月後には処分をすることになっていますが、なんと11ヶ月も経過した2009年2月6日に事業認定処分を下しました。

事業認定処分を行った際に、その理由・社会資本整備審議会公共用地分科会における審議経過・有識者に意見を聞いた場合はその回答、を明らかにすることになっています。

11ヶ月も時間をかけたのだから、「理由」はさぞかし苦悩に満ちたものになっているものと思うのは大間違いで、まったくひどい内容です。

治水上・利水上の必要性に関する異論は、科学的な説明をすることなく、ことごとく否定しています。

「説明責任が果たされていない」という指摘に対しては、「事業認定処分の範疇ではない」との居直り。

開示された文書を下の表に掲載します。

事業認定理由(PDF 160KB)
社会資本整備審議会公共用地分科会議事要旨(PDF 74KB)
意見書及び公聴会における主な意見の要旨と当該意見に対する事業認定庁の見解を併記した意見対照表(PDF 284KB)

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