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八ッ場ダムの情報

利根川・江戸川整備計画案公表に市民団体が抗議文( 2013年5月13日)

2013年5月16日
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5月13日、利根川流域市民委員会は利根川・江戸川河川整備計画(案)の拙速な策定に対して、国交大臣と関東地方整備局長に抗議文を提出しました。
抗議文は 八ッ場あしたの会HPhttp://yamba-net.org/modules/news/index.php?page=article&storyid=1929 、八ッ場ダムをストップさせる埼玉の会HPhttp://yambasaitama.blog38.fc2.com/blog-entry-2320.html をご覧ください。

 

河川整備計画案で国交省に抗議文 八ッ場ダム建設反対の市民団体(上毛新聞 2013年5月14日)

八ッ場ダム建設に反対する市民グループ、利根川流域市民委員会は13日、国土交通省がまとめた利根川・江戸川河川整備計画(案)に対する抗議文を 、 同省に提出した。
抗議文は「有識者会議や公聴会などで提起された数多くの疑問点に答えてなく、(八ッ場ダム建設に反対する)圧倒的多数の意見を無視している」と訴え、
計画案の作り直しを求めている。

「ウナギが生息する利根川を取り戻そう!利根川水系河川整備計画を市民の視点で!Part1」報告

ウナギアンケートの実施が提案されました!

利根川流域市民委員会・ラムサールネットワーク日本・水源連は、4月23日17時から参議院議員会館で、「ウナギが生息する利根川を取り戻そう」と題して、院内集会を開催しました。

二平章さん(茨城大学地域総合研究所)、嶋津暉之さん(利根川流域市民委員会)、飯島博さん(アサザ基金)から報告を受け、そのあと、短時間ながら討議を行いました。

この集会では、「利根川にウナギを取り戻そう」と、利根川流域でウナギの実態を把握することを目的に、ウナギアンケートの実施が提案されました。利根川流域市民委員会・ラムサールネットワーク日本・水源連は、その実施に向けての検討を開始します。

この日の様子を5月10日付けの日本養殖新聞が詳しく伝えています。ご覧下さい。

日本養殖新聞2013年5月10日    211kb

八ツ場ダム建設明記=利根川水系の整備計画案-関東地方整備局( 2013年4月24日)

2013年4月26日
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国土交通省関東地方整備局は4月24日、八ッ場ダムの本体着工に向けた利根川水系の河川整備計画案を公表しました。
関東地方整備局は今年1月末に同計画の原案を公表しました。この 原案について根本的な疑問がいくつも提起されたにもかかわらず、原案とほぼ同じ河川整備計画(案)をつくりました。河川法による手続きとしては、この後、河川整備計画(案)について関係都県知事の意見を聴き、意見が出されたら、利根川・江戸川河川整備計画の策定となります。今回公表した各資料のURLは次の通りです。

 「利根川水系利根川・江戸川河川整備計画(案)」の公表について http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/river_00000082.html
 記者発表資料の本文 http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000078000.pdf
 利根川・江戸川河川整備計画(案) http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000078001.pdf
 意見に対する関東地方整備局の考え方 http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000078002.pdf
 利根川・江戸川有識者会議の資料と議事録 http://www.ktr.mlit.go.jp/tonejo/seibi/kaigi.htm
 パブリックコメントの結果 http://www.ktr.mlit.go.jp/river/shihon/river_shihon00000206.html#kekka

公聴会の結果 http://www.ktr.mlit.go.jp/river/shihon/river_shihon00000213.html#kekka

八ッ場ダム建設明記 利根川整備計画案発表 6都県へ意見聴取(上毛新聞2015年4月25日 八ッ場あしたの会のホームページhttp://yamba-net.org/modules/news/index.php?page=article&storyid=1921より)

国土交通省関東地方整備は24日、利根川水系利根川・江戸川河川整備計画案を発表した。1月に示した原案の方向性を維持し、八ッ場ダム建設の必要性を明記した。
今後は本県を含む流域1都5県の知事に計画案を送付し、意見を聴取する手続きへ入る。
計画案は、「洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道および工業用水の新たな確保並びに発電を目的とする八ッ場ダムを建設する」と明記。
過去の豪雨を基にした8通りの想定値では、八ッ場ダムは毎秒100~1820立方㍍の洪水調節量があるとした。
同局は1月下旬に整備計画の原案を発表した後、パブリックコメントや公聴会で住民の意見を聞き、一部修正を加えた。学識者を含め寄せられた批判や意見の概要と、それに対する同局の考え方を示す資料も計画案と同時に公表した。

利根川整備案 ほぼ変更なし(読売新聞群馬版 2013年4月25日 )http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20130425-OYT8T00015.htm

国土交通省関東地方整備局は24日、八ッ場ダム(長野原町)の本体着工に向けた利根川水系の河川整備計画案を公表した。
同整備局は今年1月に同計画の原案を公表、有識者や地元住民から意見を募ったうえで計画案をまとめた。
原案から大きな修正点はなく、一部有識者らから批判された伊勢崎市八斗島の基準点の目標流量を毎秒1万7000立方メートルとする案や、八ッ場ダムの建設は原案のまま盛り込まれた。
同整備局は24日、計画案について流域都県知事から意見聴取を始めた。意見を踏まえて計画を策定するが、時期は未定という。本体着工について太田国土交通相は「(計画策定に)縛られるものではない」と述べ、計画と切り離して進める考えを示している。
市民団体「八ッ場あしたの会」の渡辺洋子事務局長は「有識者や住民から聴取した意見が十分に反映されず、意見聴取は単なるガス抜きだったとしか思えない」と話している。

八ツ場ダム建設明記=利根川水系の整備計画案-関東地方整備局(時事通信  2013年4月24日(水)21時37分配信) http://www.jiji.com/jc/zc?k=201304/2013042401017&g=eco

国土交通省関東地方整備局は24日、利根川水系の河川整備計画案を公表した。
整備計画はおおむね30年間の整備目標を示したもので、この中で八ツ場ダム(群馬県長野原町)の建設を明記した。今後、関係1都5県の知事の意見を聞いた上で、正式決定する。
八ツ場ダムをめぐっては、民主党政権が一時建設中止を掲げたが、2011年末には建設継続の方針を決めている。計画案では、同ダムの目的として洪水調節や水道・工業用水の確保、発電などを列挙し、「建設する」とした。

利根川河川計画:八ッ場ダム整備を盛り込み国交省案、公表 /群馬(毎日新聞群馬版 2013年04月25日)http://mainichi.jp/area/gunma/news/20130425ddlk10010228000c.html

国土交通省関東地方整備局は24日、八ッ場ダム(長野原町)の整備などを盛り込んだ「利根川・江戸川河川整備計画」の案を公表した。
有識者や住民からの意見聴取では異論も上がったが、流域には首都など政治経済の中枢があるとして他の河川よりも安全水準を高く設定し、ダムや堤防の整備を行うとした。
今後、関係1都5県知事の意見を踏まえ、同整備局長が策定する見通し。
河川整備計画は、97年の河川法改正で策定が義務づけられ、利根川水系でも策定に取り組んだが、09年9月に八ッ場ダム中止を唱えた民主党政権が発足し、作業が一時中断。11年12月に建設再開が決まり、策定作業も再開された。【奥山はるな】

八ッ場ダム裁判・東京控訴審の高裁判決(2013年3月30日)

2013年4月1日
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3月29日、八ッ場ダム訴訟東京裁判の控訴審の判決がありました。まことに残念ながら、住民側の敗訴でした。
 大竹たかし裁判長は訟務検事(国を被告とする裁判の国側代理人)を3年間務めた裁判官ですから、もともと厳しい裁判なのですが、それにしても、その判決文はひどい内容で、住民側の詳細なデータに基づく科学的な実証の中身を何ら吟味することがなく、住民側の主張を退けました。
 例えば、東京都水道の需要は減少の一途を辿ってきていて、過去20年間に2割以上も減っているにもかかわらず、東京都水道局は将来は逆に2割以上増えるという無茶苦茶な予測を行っています。ところが、判決では、その無茶苦茶な予測を「直ちに合理性を欠くとは認められない」という表現で容認してしまいました。

弁護団と控訴人団は抗議声明を発表しました。東京高裁判決への抗議声明20130329

朝日新聞群馬版が下記の通り詳しく報じています。

(著作権の関係で削除しました。)

ウナギが生息する利根川を取り戻そう!利根川水系河川整備計画を市民の視点で! PartⅠ

利根川シンポジウムのご案内 2013年4月23日(火) 17:00~18:30 参議院議員会館 地下1階 B104会議室

ウナギが生息する利根川を取り戻そう!利根川水系河川整備計画を市民の視点で! PartⅠ
4月23日利根川シンポのチラシ
日 時: 2013年4月23日(火) 17:00~18:30
会 場: 参議院議員会館 地下1階 B104会議室
16:40より会館ロビーで入館証を配布
東京メトロ 丸ノ内線・千代田線 「国会議事堂前」駅 あるいは有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町」駅から
資料代: 500円
利根川の自然は、過去のダム建設や河川改修などによって大きなダメージを受けてきました。その結果、最近、絶滅危惧種に指定されたウナギは漁獲量が激減し、まさに絶滅の危機にあります。
国土交通省関東地方整備局は現在、八ッ場ダム本体関連工事に早期に着手するため、利根川・江戸川河川整備計画の策定を急ピッチで進めようとしています。
そこには過去の河川改変事業で失われた自然を回復させる視点はまったくありません。
そこで、私たちは、ウナギに象徴される利根川の豊かな自然を取り戻すために河川整備計画をどのように策定すべきか、あるべき利根川水系河川整備計画づくりを市民の視点で進めることにしました。是非、ご参加ください。
司会 西島 和(弁護士)
◇基調報告 「二ホンウナギの絶滅危惧種指定と資源保全問題」
二平 章(茨城大学地域総合研究所)
◇報告 「利根川河川整備計画策定の現状と問題点」
嶋津暉之(利根川流域市民委員会)
◇提案 「霞ヶ浦にウナギを取り戻すには 逆水門の柔軟運用」
飯島 博(アサザ基金)
◇討論主 催 :利根川流域市民委員会、ラムサール・ネットワーク日本、水源開発問題全国連絡会
問い合わせ:利根川流域市民委員会事務局(深澤洋子)
TEL&FAX 042-341-7524 携帯080-5372-4084

 

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