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石木ダムの情報

石木ダム水没予定地(長崎)の日常 山田監督「住民の思い伝えたい」

2018年6月10日
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石木ダム予定地の川原(こうばる)地区に暮らす住民を追ったドキュメンタリー映画「ほたるの川のまもりびと」が各地で上映されてきています。その上映についての記事を掲載します。
東京では渋谷のユーロスペースhttp://www.eurospace.co.jp/ (03-3461-0211)で7月7日(土)から上映されます(上映時間はまだ決まっていないとのことです)。

 

佐賀)ダム予定地描いた映画上映 反対集落、笑顔の日常
(朝日新聞佐賀版2018年6月10日)https://digital.asahi.com/articles/ASL5Y619ZL5YTTHB00B.html?iref=pc_ss_date

(写真)「ほたるの川のまもりびと」から(C)Better than today.

佐賀県に接する長崎県川棚町で、同県と佐世保市が計画する石木ダム。水没予定地の同町川原(こうばる)地区で生きる人たちの日常を切り取ったドキュメンタリー映画「ほたるの川のまもりびと」(2017年制作)が22日から、佐賀市松原2丁目のミニシアター「シアターシエマ」で上映される。
石木ダムは建設が決まって40年以上たつが、まだできていない。今も建設に反対する地元住民と、ダムを造りたい行政側との対立が続く。
86分の映画が描くのは、水没予定地に暮らす13世帯約50人の住民たちの暮らしぶりだ。
山田英治監督(49)らは2015年秋から1年かけ、稲作や手作りの祭りの風景、キャッチボールをする親子や川遊びをする子どもらを追った。「人が主役」と、登場する住民には一人ひとり名前の字幕をつけた。
山田監督は「ダム反対というと過激な人たちというイメージがあったが、たまたまそこに暮らす人。すてきだな、いいなと思ったことを撮った」と話す。座り込みの現場で赤ちゃんと触れ合い笑顔を見せる女性、建設予定地に建てた小屋で番をしながらお茶を飲むおばあちゃんたち――。反対の言葉がにぎにぎしい看板の前景は緑豊かな農地だ。
山田監督によると、完成した映画を川原地区で上映すると、改まった「映画」というより、地域の人たちの素朴な日常が映ったホームビデオを見ているような、和気あいあいとした反応だったという。
上映は28日まで。料金は一般1700円、大学・高校生1500円、小・中学生千円、幼児900円、シニア1100円。

山田監督に聞く
佐賀での上映にあたり、山田監督はシアターシエマを訪れ、記者会見をした。
石木ダムとの関わりは、自身がつくったNPO法人の活動仲間に「行ってみないか」と現地行きを誘われたのがきっかけだ。
訪れた川原地区は、小川や棚田の風景が広がっていた。出会う子どもたちはのびのびしていて、いたずら好き。隣に誰が住んでいるか分からない都会より輝いて見えた。
見せてもらった1枚の写真に、涙が止まらなくなった。
1982年の強制測量の様子だった。機動隊が投入されるなか、子どもがはちまきをしめて、反対を叫んでいた。「子どもまで前面に出ないといけないことって、何なんだ」。不条理さに悔しさがこみ上げた。
帰りの飛行機で企画書を書き上げた。クラウドファンディングサイトで制作費を集めながら、勤めていた大手広告会社では有給休暇を使い、NPO活動として撮り始めた。集落の民家に泊まり込んでの撮影は「癒やされにいくみたいな感じだった」と振り返る。
かつては仕事で大手企業のCMなどを手がけ、原発推進のキャンペーンに関わったこともある。「エコな原発は正義と思っていたのかもしれない」。反対運動をしている人をどこか「変わった人」という目線で見ていた。
そんな自身に転機が訪れる。2011年の東日本大震災。原発事故も重なり甚大な被害を受けた福島県は両親の出身地で、ふるさとと思ってきた。二十数年やってきた商業広告の仕事を受けるのをやめ、社会的なテーマを扱うようになった。
そんななかで出会った石木ダム計画は、苦難を受けたふるさとに重なるようにも感じた。“広告屋”として「どうやったら広く伝わるか」を考え、ドキュメンタリーという手法を選んだ。対立を前面に出さないのは、多くの人に見てもらいたいという戦略でもある。
「反対から議論は生まれない。対立ではなく、その間を大事にしたい」と語る山田監督。伝えることで世の中を良くできると信じている。(杉浦奈実)

石木ダム 長崎県と佐世保市が川棚町の石木川に計画する、高さ55・4メートル、長さ234メートル、有効貯水量518万トンのダム。治水・利水が目的といい、総事業費は285億円。1975年に国が事業を採択。82年には県が機動隊を動員して強制測量を実施し、建設に反対する住民らと衝突した。2013年になり、国は土地収用法に基づく事業認定を告示し、強制収用の道を開いた。これに対し、反対する地権者らは「水源は足りている」などとして、国に事業認定の取り消しを求める行政訴訟を長崎地裁に起こしている。

ドキュメンタリー映画
石木ダム水没予定地(長崎)の日常 山田監督「住民の思い伝えたい」 /熊本
(毎日新聞熊本版2018年6月9日)https://mainichi.jp/articles/20180609/ddl/k43/040/455000c

鹿児島(9~15日)、熊本(23~29日)で上映へ
長崎県と同県佐世保市が進める石木ダム事業(同県川棚町)に反対する水没予定地の住民13世帯の日常を撮ったドキュメンタリー映画「ほたるの川のまもりびと」が鹿児島、熊本両県で上映される。メガホンを執った山田英治監督(49)=東京都=は「豊かな自然に囲まれた里山の春夏秋冬を通して、美しい古里を守ろうとする住民の思いを知ってほしい」と呼びかける。【田中韻】
石木ダム事業は長崎県が1972年に予備調査を始め、82年に機動隊を動員して強制測量したことから地権者との対立が深刻化した。現在は水没予定地の川原(こうばる)地区に13世帯が住む。
山田監督は今春まで大手広告代理店のCMプランナーを務め、過去には原発をPRする東京電力のキャンペーン広告なども手がけた。
しかし、2011年の東日本大震災や東電福島第1原発の事故に衝撃を受け、社会問題に取り組むNPO法人「Better than today(ベター・ザン・トゥデイ)」を設立した。
知人の紹介で川原を訪れたのは15年春。その年の秋から1年かけて川原に通い、13世帯約50人の暮らしや子供たちの成長、花鳥風月などを撮影した。
当初はダム建設に反対する住民らを「過激で怖い人たちかも」と身構えていたという山田監督。しかし、会ってみると誰もが温和で朗らかで、たちまち魅了された。「この人たちの暮らしを知ってほしい」。東京に帰る機中で一気に映画の企画書を仕上げた。
撮影中、老いた住民が「人生のほとんどがダム反対運動だった。いつまで続けなくてはいけないのか」と漏らした一言が胸に刺さった。ダム計画のために地域は分断され、多くの住民が古里を去らなければならなかった。
山田監督は今春、広告代理店を退職。これからのクリエーター人生を通じて社会問題を啓発していきたいという。「川原の人たちは不条理に古里を奪われようとしている。そのことを伝えるのは自分の役目です」
上映は鹿児島市のガーデンズシネマ(099・222・8746)で9~15日、熊本市中央区のDenkikan(096・352・2121)で23日~29日。
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■ことば
石木ダム
洪水対策や長崎県佐世保市への水道用水供給が目的。総貯水量約548万トン。水没予定地には13世帯が住んでおり、農地や宅地など約15万平方メートルが未買収。建設差し止め訴訟で地権者側は「ダムは治水・利水面ともに必要ない」と主張している。県は土地を強制収用するため、県収用委員会に裁決申請し審理中。

ホタルの里、ダム建設に翻弄される人々 ドキュメンタリー映画、順次全国公開

(朝日新聞2018年6月5日16時30分)https://digital.asahi.com/articles/DA3S13527454.html?iref=pc_ss_date

(写真)映画「ほたるの川のまもりびと」のポスター=ぶんぶんフィルムズ提供
長崎県と佐世保市が川棚町に建設を計画している石木ダム。夏にはホタルが舞う建設予定地の川原(こうばる)地区に住む人々の暮らしを撮影したドキュメンタリー映画「ほたるの川のまもりびと」が、順次公開される。
ダム建設に翻弄(ほんろう)されながらも暮らす13世帯54人の姿を描いている。
鹿児島市で9日から、熊本市では23日から先行上映される。
全国上映は東京・渋谷で7月7日から始まり、その後、順次全国展開を予定している。前売り券は、ペアチケットで送料込み2600円。公式サイト(http://hotaruriver.net/ )で購入できる。

「ほたるの川のまもりびと」 長崎・石木ダム水没予定地の住民ドキュメンタリー 来月「東田シネマ」で上映 /福岡
(毎日新聞北九州版 2018年6月8日)https://mainichi.jp/articles/20180608/ddl/k40/200/340000c

里山や人柄の良さ発信
長崎県と佐世保市が同県川棚町に計画する石木ダムで、水没予定の川原(こうばる)地区に暮らす住民を追ったドキュメンタリー映画「ほたるの川のまもりびと」(2017年)が7月27~29日、八幡東区東田の北九州市環境ミュージアムで上映される。山田英治監督(49)が北九州入りし、作品に込めた思いを語った。【長谷川容子】
山田監督は博報堂の元CMプランナー。東日本大震災を機に、企業より社会の課題解決に目が向き始め、50年近く議論になっている石木ダム事業のことを知ったという。「現地に足を運ぶと、家の中にホタルが飛び込んでくる豊かな自然環境と大家族のような社会があった。未来のヒントになる地域が失われるのは不条理だと思った」。会社員との二足のわらじで、休みのたびに現地へ足を運び、1年かけて撮影。製作費はインターネットを通じて資金を募るクラウドファンディングで集めた。
カメラは地区の13世帯の生活を淡々と映し出す。「ダム問題を糾弾する視点で描く方法もあるが、ぼくは里山の良さやそこにある暮らしのすてきさ、住民の人柄を前面に出す方が共感を得られるのではないかと思った」と山田監督。バリケード前の座り込みなど、暮らしを守るための闘いもあるが、人々の明るい表情が印象的だ。「お母さんたちは『つらいよ』と言いながらも、みな元気でエネルギッシュ。前向きに楽しくやらないと続かないと奮い立たせているんだと思う」と語る。
3月末に退職し、株式会社「社会の広告社」を設立した。「僕の発想の軸足は今も広告戦略にある。世の中が目を背けがちな社会的な課題を、より軽やかな楽しい方法で誰もが語れるよう問題提起していきたい」と話す。
上映は、館内のドームシアターを利用する「東田シネマ」の月例会で、各日(1)午前10時半(2)午後1時(3)同3時半(4)同6時--の4回。連携する北九州市立大の「北方シネマ」でも8月10日午後6時半に上映する。
〔北九州版〕

7月9日の事業認定取消訴訟判決を迎えるにあたって

2018年5月30日
カテゴリー:

石木ダム事業認定取消訴訟判決前後の予定

長崎地方裁判所による石木ダム事業認定取消訴訟の判決が7 月9 日15 時に予定されています。
判決を迎えるにあたっての行動予定を記します。
「判決の結果にかかわらず、石木ダムは不要であるから石木ダム中止を勝ち取る」が
基本です。下記の行動へ皆様ふるっての参加、よろしくお願いいたします。

1) 判決前のイベント

1.  6 月15 日 長崎市内パレード・石木ダム中止を訴えるデモ行進

• 6 月15日(金)18:00~19:00
• 浜の町アーケード入口鉄橋付近で、現地からの闘いの報告と訴え
• パレード 鉄橋→浜の町アーケード→電車通り→鉄橋雨天決行
• 規模 数百人
決起集会&パレードのお誘い

2. 6月16日 いしきを学ぶ会vol3

日時:2018年6月16日(土)18:30
会場:長崎市立図書館新興善メモリアルホール
(長崎市興善町1-1 TEL:095-829-4946)
講師:魚住昭三弁護士(石木ダム対策弁護団)
内容:映画「ほたるの川のまもりびと」(20分間)上映他
問合せ:「いしきを学ぶ会」実行委員会095-884-1007森下
*入場無料
チラシイメージ:http://www.kawabegawa.jp/ishiki/20180616IshikiwoManabuPart3.pdf

3.  6 月30 日 佐世保市内 講演会
どうなる!石木ダム訴訟 どうする!石木ダム
~子や孫に残すのは、豊かな自然?それとも大きな借金?~

• 14:00~16:00、佐世保市民文化ホール
• 講師予定: 今本博健 京都大学名誉教授
馬奈木昭夫 石木ダム対策弁護団長
嶋津暉之 水源連共同代表

2) 7 月 9 日判決当日と翌日の行動

1. 7月9日

• 13 時 事前決起集会
15時少し前に門前集会・マスコミ撮影用
• 15 時 判決
• 16 時 長崎県県庁へ要請行動
• 18 時 報告集会

2. 10 日

• 10 時 佐世保市へ要請行動
• 15 時 九州地方整備局へ要請行動

4) 判決後の東京行動 2018 年 7月18 日

原告団、弁護団、支援者が石木ダム事業に関係する国土交通省と厚生労働省に石木ダ
ム中止に向けた要請行動を予定しています。
合わせて、16 時から衆院第2議員会館 第1会議室で首都圏の皆様への報告会を持ち
ます。皆様からの激励をよろしくお願いします。

 7 月 18日

  • 13 時 国交省 土地収用管理室
  • 14 時 国交省 治水課・補助ダム担当
  • 14 時半 厚生労働省水道課・補助事業担当
  • 16 時 院内集会
  • 衆院第2議員会館 第1会議室 定員81名、予備椅子を含めると125 名です。
  • 18 時 懇親会

 国交省 土地収用管理室に以下の要請を行います。

• 当方が勝訴の場合は、国交省として控訴放棄の方針を確立するよう要請
• 行政不服審査請求に対しては、事業認定取消とするよう要請
• 敗訴の場合は、判決理由を解説し、行政不服審査請求も絡めて、国交省が事業認
定を取消すよう要請

 国交省 治水課・補助ダム担当 及び 厚生労働省水道課・補助事業担当に以下の要請を行います。

• 当方が勝訴の場合は、予定地の土地確保は不可能であるから、補助事業指定の取
消を要請
• 当方敗訴の場合は、判決理由を解説し、土地確保は不合理であるとして補助事業
指定の取消を要請

※ いずれも「公共事業チェック議員の会」からの協力をいただきます。

 

1000人が石木ダムにレッドカード‼

2018年5月15日
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川棚町公会堂に1050人!

ほたるの里から長崎をかえよう!! 1000人集会

(当日の様子は短い動画も収めた1000人集会の報告 (HP)全編 に記しました。)

「石木ダムのことを川棚町の皆さんに知っていただきたい!」「私たちはただここに住み続けたいだけ」の思いが先ずは加藤登紀子さんに届き、嘉田由紀子さん、今本博健さんへと広がりました。民主党政権当初は中止としていた八ッ場ダムが今は本体工事が50%ほど進行してしまい、自然破壊はもちろんのことこれまでの河原湯・河原畑をはじめとした集落の存在そのものが無に帰しつつある不条理から、「何としても石木ダム水没予定地は沈めさせない」と念ずる渡辺洋子さん、石木ダム問題を「こうばるの生活は素晴らしい!」という視点から「ほたるの川のまもりびと」を作成された山田英治画監督と配給会社ぶんぶんフィルムズの社長鎌仲ひとみさん(映画監督)が、こうばる13世帯皆さんの生活に限りないあこがれを持って、参加されました。

プログラムは宮崎健治さんの司会で下記のように進行しました。

開会挨拶/ 炭谷猛(ほたるの里から長崎をかえよう!!千人の集い実行委員長)
第一部/ トークセッション
鎌仲ひとみさん(映画監督)&山田英治さん(映画監督)
第二部/ シンポジウム
パネリスト嘉田由紀子さん(前滋賀県知事)
今本博健さん(京都大学名誉教授)
渡辺洋子さん(八ッ場あしたの会)
コーディネーター加藤登紀子さん(歌手)
第三部/ ミニコンサート
加藤登紀子さん
フィナーレ
記念撮影(YES、NOカードで意思表示)

1000人が「石木ダムNO!]のレッドカード提示

 

実況ビデオ

現地報道班作製
著作権の関係で、加藤登
紀子さんのステージは割愛しました。

ほたるの里から長崎をかえよう‼千人の集い・第一部
ほたるの里から長崎をかえよう‼千人の集い・第二部シンポジウム
ほたるの里から長崎をかえよう‼千人の集い・フイナーレ

新聞報道

5月11日、長崎県知事に申入れ

新聞報道を主にした速報も参照ください。

5月6日の大集会に参加した1050人が石木ダムNO!を掲げました。
5月6日の大集会を以って「石木ダムの終わりの始まり」であることを県知事に宣言し、知事も中止に向けて動き出すことを求める「申入れ」を行いました。
対応に出た河川課長・浦瀬氏は、「皆さんのお気持ちもわかるが、石木ダムはどうしても必要なダム。ご理解いただくようお願いするしかない」という応対でした。

長崎県知事に宛てた申入書と実況中継ビデオを紹介いたします。

〇20180511千人の集いを受けての県知事への申し入れ書

千人の集い実行委員会、長崎県へダム中止を訴え! 実況ビデオ

石木ダム中止 長崎県に申し入れ 「千人の集い」実行委

2018年5月13日
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5月6日に長崎県川棚町で、石木ダムの問題を考える「ほたるの里から長崎をかえよう!! 千人の集い」が開かれました。1050人が結集し、ダム反対の意思を示しました。集会は大成功でした。
集会の実行委員会が5月11日に長崎県庁を訪れ、集会の意思を伝え、石木ダム建設の即時中止を求めました。その記事とニュースを掲載します。

石木ダム中止 長崎県に申し入れ 「千人の集い」実行委
(長崎新聞2018/5/12 10:48) https://this.kiji.is/367851657071314017

長崎県と佐世保市が東彼川棚町に計画する石木ダム建設事業について考えるシンポジウム「ほたるの里から長崎をかえよう!!千人の集い」の実行委が11日、県庁を訪れ、工事中止を県に申し入れた。反対地権者の炭谷猛実行委員長は、千人余りの来場者の多くが建設反対の意思表示をしたとして「(ダム事業の)終わりの始まりにしたい」と訴えた。
同実行委は6日、同町で前滋賀県知事の嘉田由紀子さんや歌手の加藤登紀子さんらが意見を交わすシンポジウムを開き、千人余りが来場した。
申し入れ書は中村法道知事宛て。石木ダムについて「必要性が破綻」「負の歴史を繰り返さないで」など嘉田さんらの発言を紹介。県が工事を進めれば、住民へのさらなる人権侵害が起こると批判している。
炭谷実行委員長から申し入れ書を受け取った浦瀬俊郎河川課長は、地権者の8割が工事に同意しているなどとして「現場の安全第一に工事を進める。意見は知事に伝える」と話した。
申し入れ後、炭谷実行委員長は報道陣に「集会を通じて石木ダムに反対している人が大勢いることに気付かされた。知事は勇気を持って今までと違う方向に進んでほしい」と語った。

石木ダムの計画中止を要請
(長崎放送2018/5/11(金) 19:00配信) https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180511-00000940-nbcv-l42

県と佐世保市が川棚町に計画している石木ダム事業について、今月ダム問題などを考える集会を開いたメンバーらが県に対しダム計画の中止を申し入れた。 11日午後県庁を訪れたのは石木ダム建設予定地に住む住民や支援者などおよそ30人で、県の担当者らにダム事業の即時中止を要請した。今月6日、川棚町では周辺住民や市民団体など千人以上が集まってダム問題について考える公開のシンポジウムが開かれ、ほぼ全員の参加者がダム建設に反対の意思を表明したという。申し入れで住民らは石木ダム事業は多くの県民の民意にも反していることが明らかになったと述べ、事業の目的の一つである佐世保市の水道水の確保はダムによらない水源で確保すべきと訴えった。
「必要もないダムのために、私たちは毎日苦しんでいます」(地権者・岩下すみ子さん)「石木ダム建設問題は終わりの始めにしましょう」(地権者・炭谷猛さん)  これに対し県の担当者は治水と利水の観点からダムは必要と改めて説明し、これまでの考え方を繰り返すにとどまった。

石木ダム 建設即時中止を要請 県に反対住民ら /長崎
(毎日新聞長崎版 2018年5月12日)https://mainichi.jp/articles/20180512/ddl/k42/040/294000c

県と佐世保市が川棚町に計画する石木ダムを考える集会を6日に同町で開いた実行委員会メンバーが11日、県庁を訪れ、石木ダムの建設事業の即時中止を改めて求める中村法道知事宛ての申し入れ書を提出した。
6日の集会には県内外から約1050人が参加し、ほぼ全員で「No!」のカードを掲げてダム建設に反対の意思を示した。申し入れ書では県が進める付け替え道路工事に触れ「このまま進めると問題は解決せず、混乱と地区住民への更なる人権侵害が起こる」として、建設事業の即時中止を求めた。
実行委員長の炭谷猛さん(67)は「石木ダム問題の『終わりの始まり』にしよう」と訴えた。【加藤小夜】

石木ダムに1000人「NO」 川棚町で集い 加藤登紀子さんら訴え [長崎県]

2018年5月8日
カテゴリー:

5月6日、長崎県川棚町で、石木ダムの問題を考える「ほたるの里から長崎をかえよう!! 千人の集い」が開かれました。
この集いの内容を伝える新聞とニュースを掲載します。

長崎)加藤登紀子さんら「千人の集い」に 石木ダム問題
(朝日新聞長崎版2018年5月8日03時00分)https://digital.asahi.com/articles/ASL5673K8L56TOLB002.html?iref=pc_ss_date

(写真)加藤登紀子さん(左)を進行役に、石木ダムの問題について考えるシンポジウムが開かれた=2018年5月6日、長崎県川棚町の川棚町公会堂
長崎県川棚町で県と佐世保市が計画している石木ダムの問題について考える「ほたるの里から長崎をかえよう!!千人の集い」が、川棚町中組郷の町公会堂で6日にあった。
シンポジウムでは歌手の加藤登紀子さんを進行役に、京都大学の今本博健・名誉教授、前滋賀県知事の嘉田由紀子さん、八ツ場(やんば)ダム(群馬県)の計画見直しを求める市民団体「八ツ場あしたの会」事務局の渡辺洋子さんがパネリストとなり、討論した。
今本さんは佐世保市の1日最大給水量の予測と実績のグラフなどを示し、「給水は今の水源で十分足りている」などと指摘した。
嘉田さんは琵琶湖周辺住民の聞き取り調査から「住まい方などの工夫で人が死なない治水対策はできる」と判断し、ダムの代替案を作ったことを紹介。渡辺さんは八ツ場ダムの水没区域の住民は「分断され、孤立して、声を上げることが出来なかった」とし、石木ダムに反対する川原(こうばる)地区の住民を「分断されずにいる、ここの方たちの生きる力はすばらしい」とたたえた。
集会では加藤さんのミニコンサートもあり、川原地区の住民らが登壇し、一緒にうたう場面もあった。
実行委によると、この日は目標の約1千人が参加。炭谷猛委員長は「1年半前から町内各地で学習会を開くなどの活動を重ねてきたことが実った。集いが、ダム計画の終わりの始まりになる気がする」と話した。(福岡泰雄)

石木ダムに1000人「NO」 川棚町で集い 加藤登紀子さんら訴え [長崎県]
(西日本新聞朝刊2018年05月08日 06時00分) https://www.nishinippon.co.jp/nnp/nagasaki/article/414335/

(写真)石木ダム建設予定地の住民たちと一緒に歌う加藤登紀子さん(中央)写真を見る
県と佐世保市が川棚町に建設を計画する石木ダム事業について考える集会「ほたるの里から長崎をかえよう!!千人の集い」が6日、同町中組郷の町公会堂であった。歌手の加藤登紀子さんや前滋賀県知事の嘉田由紀子さんも参加し、ダムのあり方についての討論会やコンサートなどを開催。訪れた約千人がダム建設に「NO!」と訴えるプラカードを掲げる場面もあった。
集会は、市民団体でつくる実行委員会が建設予定地に住む地権者13世帯の暮らしやダム建設について考えようと企画した。
討論会では今本博健京都大名誉教授(河川工学)が市の水需要予測などの問題点を指摘し「環境や地域社会を破壊する行為。県や市には改めて考えてほしい」と主張。嘉田さんは県知事時代にダム事業を見直した経緯を紹介しながら「ダム建設をやめることで誰がどう困るのか。住民がしっかり考え、声を上げることが大切だ」と訴えた。
5日に建設予定地を訪れた加藤さんはコンサートの中で「口にするまでもない素晴らしい自然がある。計画から50年以上たって、建設をすることに不条理を感じる」。建設予定地に暮らすイラストレーターのいしまるほずみさんは「(計画が)白紙になるまで諦めずに闘う。訪れた人たちも一緒になって盛り上げてほしい」と呼び掛けた。
=2018/05/08付=

石木ダム反対派シンポジウムに加藤登紀子さん
(テレビ長崎2018年5月7日 18:26 )http://www.ktn.co.jp/news/20180507184843/

県や佐世保市が東彼・川棚町に建設を計画している石木ダムをめぐり、反対する地権者らは、6日、歌手の加藤登紀子さんらを招いてシンポジウムを開きました。
加藤登紀子さん「川原の場所に立っていると、ここには何千年の歴史があったと感じることができます。遠い先祖が残してくれた場所を、どうやって(後世に)伝えていくのか」
石木ダムの反対地権者らが開いたダムの必要性について考えるシンポジウムには、県内外からおよそ千人が集まり、歌手の加藤登紀子さんも参加しました。加藤さんは、国が群馬県に計画している八ッ場ダムに反対していて、シンポジウムに先立ち、石木ダムの建設予定地の川原地区などを視察しています。
加藤登紀子さん「本当にここは美しい。13世帯残った家族がすばらしく、生きている姿に感動しました」
シンポジウムで、加藤さんは「50年間必要でなかった石木ダムをこれから作るのは非現実的だ」と訴え、あわせて開かれたミニコンサートでは「いま出来ることを自信を持ってがんばってほしい」と、歌を通じて、反対地権者らにエールを送りました。


加藤登紀子さんら討論 反対地権者 川棚でシンポ
(長崎新聞2018/5/8 10:46) https://this.kiji.is/366401264868901985

県と佐世保市が東彼川棚町に計画する石木ダム建設事業について考えるシンポジウム「ほたるの里から長崎をかえよう!!千人の集い」が6日、町公会堂であり、歌手の加藤登紀子さんや前滋賀県知事の嘉田由紀子さんらが、ダムの必要性や公共事業のあり方について意見を交わした。
反対地権者らでつくる実行委が、ダム問題について考えてもらおうと企画した。パネル討論には加藤さん、嘉田さんの他、京都大名誉教授で河川工学が専門の今本博健さん、八ツ場ダム(群馬県長野原町)の建設に反対する「八ツ場あしたの会」の渡辺洋子さんが登壇した。
嘉田さんは、知事時代に滋賀県内で計画されていた六つのダム建設を凍結した経緯を説明した。川と共存してきた地域の伝統的な水害対策を生かし、河川整備や避難計画などを条例化。ダムに頼らない治水計画を推進したとし「ダム計画を中止して困るのは県民ではなく、特定の利権を持つごく一部の人々ではないか」と投げ掛けた。
渡辺さんは、民主党政権下で一時凍結されたが、現在は本体工事が進む八ツ場ダムの現状を紹介。「ダム水没地域の住民は分断、孤立し、声を上げられないまま立ち退いた」とし「(石木ダムで)負の歴史をくり返さないで」と訴えた。
加藤さんのミニコンサートもあり、代表曲「百万本のバラ」などを熱唱。締めくくりに反対地権者らと共に、故郷への思いを込めた歌「川原のうた」を歌った。実行委員長で反対地権者の炭谷猛さん(67)は「大勢の人が集まった。ダムの必要性について疑問を持つ人が増えていることの表れだ」と手応えを語った。
(写真)シンポの参加者や地権者らと「川原のうた」を歌う加藤さん(手前)=川棚町公会堂

 

石木ダム 1050人「No!」 川棚で考える集い /長崎

(毎日新聞長崎版 2018年5月8日)https://mainichi.jp/articles/20180508/ddl/k42/040/289000c

県と佐世保市が川棚町に計画する石木ダムを考える「ほたるの里から長崎をかえよう!千人の集い」が6日、同町公会堂であった。県内外から参加した約1050人を前に、歌手の加藤登紀子さんらがダム計画を批判し建設中止へ向けて気勢を上げた。
トークセッションでは、水没予定の川原(こうばる)地区に暮らす13世帯の日常生活を撮影したドキュメンタリー映画「ほたるの川のまもりびと」の山田英治監督が「魅力的な川原の人たちの暮らしを疑似体験してもらおうと思った」と製作の背景を紹介。映画監督の鎌仲ひとみさんは「多くの国を取材して、困ったことは弱い立場の人に押しつけることは通底している」と指摘した。
シンポジウムは4人が登壇。京都大名誉教授の今本博健さんは、給水量の過大予測や水害実態がないことなどを挙げ利水、治水両面でダム建設に疑念を呈した。加藤さんは「50年間必要とされなかったダムを今からつくろうという不条理さに震える思い」と心情を語った。最後は参加者全員でダム建設に「No!」のカードを一斉に掲げて締めくくった。【綿貫洋】

 

長崎)歌手の加藤登紀子さんら、石木ダム現場を見学

(朝日新聞長崎版2018年5月6日03時00分)
https://digital.asahi.com/articles/ASL553S9QL55TOLB003.html?iref=pc_ss_date

(写真)道路を付け替える工事の現場につながるゲート付近で説明を受ける加藤登紀子さん(左)、嘉田由紀子さん(右)ら=2018年5月5日、長崎県川棚町

県と佐世保市が川棚町で計画する石木ダムの道路工事現場を、歌手の加藤登紀子さんや前滋賀県知事の嘉田由紀子さんらが5日、見学した。
見学したのは2人のほか、京都大学名誉教授の今本博健さん(河川工学)、映像作家の鎌仲ひとみさん、映画監督の山田英治さん、八ツ場あしたの会事務局の渡辺洋子さん、詩人のアーサー・ビナードさん。
ビナードさん以外は6日に町内である、石木ダムの問題を考える「ほたるの里から長崎をかえよう!! 千人の集い」に参加する。
一行は地元地権者らの案内で川棚川の河口などを見た後、ダム本体工事が始まると通行できなくなる県道の代わりになる道路の工事現場を見学。
県が早朝や夜中に重機を入れたことや、工事現場で住民らが反対の座り込みをしていることなどの説明を受けた。
見学後、水没予定の川原(こうばる)地区の広場で取材に応じた加藤さんは移転を拒んでいる地権者ら13世帯のことに触れ、「生き生きと生活していて、若い世代も育っている。負けないでほしい」とエールを送った。
嘉田さんは「何十年もダムなしで済んだのに、なぜ建設の必要があるのか」と話した。(福岡泰雄)

 

 

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