水源連:Japan River Keeper Alliance

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立野ダム問題のブックレット完成

立野ダム問題を分かりやすくまとめたブックレット完成しました!
検証・2012年7月白川大洪水 世界の阿蘇に立野ダムはいらない ~住民が考える白川流域の総合治水対策~
編者:立野ダム問題ブックレット編集委員会    立野ダムによらない自然と生活を守る会
出版元:花伝社 A5判88ページ
定価:840円(税込)
■通信販売について
立野ダム計画の問題点と今後求められる白川流域の災害対策を、
住民の立場からまとめたブックレットを出版しました。
是非お読みください。
立野ダムブックレットチラシ2012.12 (156KB)
このブックレットは全国の主要書店にも並びますが、
当会でも出版社から1000冊買い取っています。
皆様もぜひブックレット販売にご協力ください。
できれば、一口1万円で、15冊引き取っていただければありがたいです。
そして、立野ダム問題を、あちこちに広げていただければ大変ありがたいです。
○販売価格 1~4冊まで :1冊840円×注文冊数+送料80円             5~14冊まで:1冊700円×注文冊数(送料はサービスします)             15冊:1万円(送料はサービスします)
○注文方法 ハガキ、FAX、メールにてお願いします。 「立野ダムブックレット注文」と明記した上で、冊数、氏名、送付先、電話番号を明記してください。
  郵送:〒862-0909 熊本市東区湖東2-11-15 緒方紀郎宛
  FAX:096-367-9815
  メール:ogt-hawks@s8.kcn-tv.ne.jp
○支払方法 ブックレットに同封する郵便払込用紙にてお願い致します。

八ッ場ダム予定地「見捨てたのか」怒り 各党の政策注視(朝日新聞群馬版 2012年11月29日)

2012年11月29日
カテゴリー:

「見捨てたのか」怒り 各党の政策注視(朝日新聞群馬版 2012年11月29日)
http://www.asahi.com/area/gunma/articles/MTW20121129100580001.html

(写真)不動尊の移転を終え、厳粛な面持ちで落慶式に臨む冨沢吉太郎さん(左)=長野原町川原湯
八ツ場ダム(長野原町)問題は、民主党への政権交代の象徴だった。その民主党が昨年末、建設中止から再開へと覆し、マニフェスト破りの象徴に。地元住民は、国への不信を募らせる一方で、衆院選での各党の訴えを厳しく見つめている。
「60年にわたるダム問題が地域を衰退させた」
八ツ場ダムができれば水没する長野原町川原湯の上湯原地区。川原湯区長の冨沢吉太郎さん(72)がつぶやいた。最盛期は約40軒あった上湯原に、今は冨沢さん一家を含め2軒。28日に移転が完了した不動堂は、川原湯全体で世話するようになっていた。
新不動が完成したのは「湖面2号橋」のたもと。民主党が政権を得た2009年の前回総選挙で、工事中の十字架形がメディアに何度も登場した橋だ。不動大橋と名付けられ、11年4月開通。工事関係の車が頻繁に行き交う。
「八ツ場ダムは中止」とマニフェストで掲げて与党になった民主党。地元に事前説明はなく、そもそも、長野原町を含む群馬5区には候補者を立てなかった。
1952年の計画浮上から賛否両派の対立を経て、町はダム湖による生活再建を選んだ。突然の中止に水没地区の住民は大半が反発。民主党政権は結局、昨年末に建設再開を決めた。
だが、今もダム本体は着工されていない。移転代替地や道路などの関連工事だけが進む、自民党政権時代と同じ状況が続いている。
冨沢さんは「国土交通相の視察への同行を除いて、この3年余り、国会議員は誰も来なかった」と振り返る。町議を8期、議長も務めた地元の有力者だ。
県関係の国会議員では、民主の6人のうち3人が党を去った。有権者の少なさゆえか、野党の議員も水没予定地を訪れた様子はない。「国は地元を見捨てたのか」。冨沢さんには議員らの姿勢がそう映る。賛否では立場が異なる住民たちが、共通して抱える思いだ。
12月16日の衆院選で、群馬5区は、5選を目指す自民前職に共産と社民の新顔が挑む構図だ。民主は社民への選挙協力を決め、今回も「不戦敗」を選んだ。
自民は今月21日に発表した公約案で「八ツ場ダムを完成させ、洪水被害を防ぐとともに、1都5県の水需要に対応する」とした。前職も18日、中之条町での国政報告会で「不要な人件費がかかった3年間を取り戻すことはできない」と民主を批判した。
共産と社民の新顔は、ダム反対だ。社民は22日に出した公約案で八ツ場ダムを挙げ、「ダム中心の治水対策から脱却し、河川の流域管理や改修、森林保全の治水対策への支援策を強化する」とした。
解散前、民主は前回マニフェストの総括で、方針転換について「政権交代に伴う政策変更の際の意思決定方法の未確立や、関係省庁、地元関係者との調整が十分できなかった」と記述。
27日に党が公表したマニフェストでは一言も触れられず、県内で立候補予定の前職らも、争点として強く打ち出すことはない。
「第三極」も、下流の東京都知事として建設推進の旗振り役だった石原慎太郎氏が日本維新の会代表に。県内には反対を訴えてきた公認候補もいて、賛否両派を抱えた状態だ。
かつて反対派の闘士だった冨沢さんは、ダム受け入れに転じたが、今も水没地区に住み続ける。民主党政権による再検証で、移転を検討した場所に地滑りの危険があると指摘され、不安を感じているからだ。
各党が八ツ場について何を語るのか。ダムによる生活再建をめざす推進派も、安全性などの観点から見直しを求める反対派も、その「言葉」に耳を澄ませている。(小林誠一)

長野原町川原湯の上湯原地区で28日、新しい不動堂が完成した。八ツ場ダム建設に伴う高台への移転。地元住民らが落慶式を開き、生活再建を願った。
町教委によると、不動堂ができた時期は不明だが、移転に際し、石灯籠(どう・ろう)に「享保六年」(1721年)の銘を確認。遅くとも江戸時代から深く信仰されてきた。
地元住民によると、かつての不動尊は銅製で、第2次世界大戦時の金属供出で失われた。そこで戦後、木製の立像を作ったが盗難被害に。「腰を据えて住民を見守って」と願いを込め、現在の木製座像になった。
建物正面に掲げられた「不動尊」の文字は、川原湯温泉で土産物店「お福」を営む樋田淳一郎さん(85)が書いた。息子で建設委員長を務めた耕弥さん(56)は「新しい不動さんは西の玄関口で川原湯を向いている。末永く、地域を見守ってほしい」と話した。

山鳥坂ダム:継続「妥当」 四国地整方針案、年内にも本省へ報告 (毎日新聞愛媛版  2012年11月28日)

2012年11月28日
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山鳥坂ダム:継続「妥当」 四国地整方針案、年内にも本省へ報告 (毎日新聞愛媛版  2012年11月28日)
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20121128ddlk38010579000c.html

着工前に事業凍結された山鳥坂ダム(大洲市肱川町山鳥坂)を再検証している国土交通省四国地方整備局は27日、同市の風の博物館で開いた地元自治体との「検討の場」第5回幹事会(事務レベル会合)で、ダム事業継続が「妥当」とする対応方針案を示した。
自治体側に異論はなく、同局は年内にもダム継続の局方針を決める見通しだ。【中村敦茂、門田修一】
同局は10月29日、河道掘削や堤防かさ上げなどの代替案とコストなどで比べた結果、ダムが「最も有利」とする総合評価を示していた。その後、学識者6人や流域住民132人から意見聴取をしたが、「評価を覆すほどの意見はなかった」と判断した。
この日は同局担当者が県と同市、西予市、内子町の各担当部長らに意見概要の報告書を提示。「河道掘削を一番に」などダム反対意見には「掘削も組み合わせた対策案を検討している」などと局の見解を示して理解を求め、了承を得た。
鈴木篤・同局河川部長は「(局方針を決めるための)事業評価監視委員会の年内開催を目指し、少しでも早く本省に報告したい」と説明した。
本省での最終決定の時期は見えておらず、自治体側からは「検証に3年費やした。取り戻す気力を見せてほしい。13年度予算で生活再建、ダム建設を」(大洲市)などと結論を急ぐよう求める声が相次いだ。

最上小国川ダム:住民訴訟 県、全面的に争う姿勢??初弁論 (毎日新聞山形版 2012年11月28日)

2012年11月28日
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最上小国川ダム:住民訴訟 県、全面的に争う姿勢??初弁論 (毎日新聞山形版 2012年11月28日)
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20121128ddlk06040115000c.html
県が最上町に建設を計画している穴あきダム「最上小国川ダム」は違法だとして、市民団体「最上小国川の清流を守る会」が県に対してダム建設にかかわる公金の支出差し止めなどを求めた住民訴訟の第1回口頭弁論が
27日、山形地裁(石垣陽介裁判長)であった。県は、十分な調査を踏まえ穴あきダム建設が治水対策に効果的と判断したと主張。原告の請求棄却を求める答弁書を提出し、全面的に争う姿勢を示した。
原告代表は、意見陳述で穴あきダムの問題点を指摘。「川の生態系を悪化させる」などと主張。「裁判官にはぜひ現地を視察して判断を下してもらいたい」と訴えた。
県側は、十分な調査や住民との対話を繰り返してきたと主張。来年1月25日までにこれまでの事実経過を整理して反論するとした。
訴状によると、穴あきダムに関しては、県が最上小国川流域の同町赤倉地区の洪水防止を目的に91年から予備調査を開始。
原告側は同地区の洪水被害は水はけが悪化して建物や土地が水につかる内水被害が主で、河道改修により適切に洪水を防げると指摘。
ダム建設は自然環境に悪影響を及ぼすなどとして河川法に違反するとし、違法なダム建設のための公金支出は地方自治法と地方財政法に違反すると主張している。
同会は、公金を支出しないことを求めて県監査委員に住民監査請求を行ったが、今年8月27日に請求を棄却された。【前田洋平】

熊本のダム 全国初の撤去を見守る (信濃毎日新聞 2012年11月27日)

2012年11月27日
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熊本のダム 全国初の撤去を見守る (信濃毎日新聞 2012年11月27日)
http://www.shinmai.co.jp/news/20121127/KT121126ETI090002000.php

天竜川水系の小渋ダム、大町市の高瀬ダム…。県内外の川を上流にたどると、大量の土砂が水面を覆うダムをよく見かける。
このままではいずれ役に立たなくなってしまうのではないか。そんな心配が頭をよぎる。堆砂の問題は田中康夫元知事が「脱ダム宣言」を発した理由の一つでもあった。
全国で初めて、ダムを撤去する工事が熊本県で始まった。県を東から西に横断し、八代海に注ぐ球磨川の県営荒瀬ダムだ。
撤去によって川や海の環境はどう変わるのか。たまった土砂の処理方法や工事法は…。

多くのダムを抱える長野県民としても、知りたいことは多い。工事の細かな点まで記録に残し、全国に向けて発信する取り組みを熊本県に要望したい。
ダムは河口から20キロほど上流にある。1955年、発電を目的に建設され、熊本県内の電力確保に一定の役割を果たしてきた。
撤去する理由は、一つは老朽化だ。もう一つは、昔の清流を取り戻したいという声が地元で高まったことである。
工事は2017年度までの6年間を予定している。本年度は八つある水門のうち一つを取り外し、ダムの水位を少しずつ下げるための設備を設ける。
撤去費用は周辺道路のかさ上げなどを含め88億円。予算の確保には苦労したようだ。

2002年に潮谷義子前知事が撤去を決めたものの、08年に就任した蒲島郁夫知事が主に費用の問題からダム存続に転換。その後、水利権の問題をクリアできず撤去方針に戻る流れをたどってきた。こうした曲折自体、撤去の難しさを裏書きしている。
ダムを完全に壊し、建設以前の状態に戻すのは荒瀬ダムが全国で初めてのことである。終戦後から高度成長期にかけて建設された橋、道路などインフラ施設が耐用年数に近づく中、モデルとなる事業になるだろう。
長野県をはじめ山岳地帯に建設されたダムの多くは、上流から押し出されてくる土砂にも悩まされている。国土交通省の資料によると、中部地方の発電用ダムは平均して総貯水容量の約30%が既に土砂で埋まった。
個別のダムで見ると、堆砂率の全国トップは大井川水系の千頭ダム(静岡県)で、総貯水容量の95%以上が埋まっている。
役目を果たせなくなったダムをどうするか―。難問に直面する日を想定し、早めに備えたい。

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