事務局からのお知らせ
国土強靱化法案を廃案へ
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水源連と公共事業改革市民会議、それぞれが緊急声明・意見書発表
2013年11月26日、「強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靭化基本法案」が衆議院で可決され 、参議院に回されています。
水源連と公共事業改革市民会議(水源連団体参加)はそれぞれ、12月2日に緊急声明を発表し、この法案を審議する参議院関係委員会委員、各政党等に送付すると共に、マスコミ関係者に広く告知しました。
主権者である国民が政策決定に関与できぬままで事業決定・施行を可能とするシステムです。特定秘密保護法案とセットとなって、まさに国家総動員法の準備が周到に進んでいます。
大きな世論で、特定秘密保護法案と共にこの国土強靱化法案を廃案に追い込みましょう。
水源連緊急声明 国土強靭化法案を廃案に (pdf 13kb)
2013.12 公共事業改革市民会議 緊急声明 (pdf 13kb)
2013.12 公共事業改革市民会議 国土強靭化意見書 (pdf 72kb)
第20回水源連総会 現地見学会 長崎県要請 速報
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第20回水源連総会
第20回という一つの節目となる総会を石木ダム事業地近くの長崎県川棚町国民宿舎「くじゃく荘」で11月10日8:30から開催しました。以下、遅くなりましたが、簡単に報告します。
総会の議案書・資料集は水源連ホームページの下記URLをご覧下さい。
http://p.tl/A9LT pdf 15.2MB
総合司会を西島さん、議長を石丸さんと和波さんにお願いして総会は進行しました。
○ 藤田恵 顧問から開会の挨拶を受けました。原発推進とダム事業推進の構造が全く同じであること指摘した上で、石木ダム中止を訴えました。
○ 事務局から会計報告を含む経過報告と、新年度の活動方針提案(会計予算含む)が提起されました。この報告と提案に承認をいただきました。
○ 全国からの報告
1団体4分という窮屈な時間配分で申し訳なかったのですが、計14名から発言をいただきました。
- 川辺川ダム・荒瀬ダム・瀬戸石ダム・立野ダム問題について中島 康さん、
- 川辺川ダム事業の目的の一つとしていたかんがい用水事業に対して現行水路の整備を求めていことを茂吉隆典さん、
- 平瀬ダムについては、パブコメでは9割が反対意見であるにも関わらず土建関係が強い力を持っているので、事業推進されている、と吉村健次さん、
- 岐阜・愛知関係では、長良川河口堰開門問題と内ケ谷ダム問題については武藤 仁さん、木曽川水系連絡導水路問題は小林 收さん、
- 設楽ダム問題については検証が知事保留になっていること・連続公開講座のまとめに差し掛かっていることなどを市野和夫さん、
- 八ッ場ダム問題について、神原禮二さんは現地から下流域に広めることを、川原理子さんはカヤックに乗って川面から見るなどの新しい取組みを、鈴木郁子さんは現地からの怒り声発掘の取組みを、
- 成瀬ダムの現在の状況、最上小国川ダムは工事用道路が着工されていることと裁判長の現地視察、津付ダムは中止の方向が出されたが住民がクレームをつけていると奥州光吉さん、
- 思川開発(南摩ダム)については「水道水源としての地下水をダムの水に切り替える」という栃木県の愚策を高橋比呂志さん、
- 内海ダム再開発についてはダム堰堤が完成し湛水試験中であること、訴訟がやっと証人尋問の段階に来たと松本宜崇さん、
- 路木ダムについてはダム堰堤が出来上がりアユが姿を消した、羊角湾干潟に弊害が出る危惧がある、ダム完成後も環境監視し「路木ダムを検証する会」に運動を継承、と笠井洋子さん、
- 山鳥坂ダム本体着工は7年ごと言うことなので、まだまだ反対運動は出来る。運動の再構築を図っている、と有友正本さん。
○ 討議
事務局から以下の提起・説明を行いました。詳しくは議案書・資料集を御覧下さい。
- ダム事業見直しの経過
- ダム建設がますます不要となる時代の到来を訴えよう
- 取り組むべき課題
- 日弁連試案「公共事業改革基本法」
詳しくは日弁連の下記URLをご覧下さい。
http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/opinion/year/2012/120614.html
なお、「この試案は河川整備計画改革法ではない」との補足説明がありました。
全体討議
約50分間という短い時間ですが、多方面にわたる問題提起と討議が行われました。主な論点を箇条書きにします。
- 私たちは論理面では勝っている。それに自己満足せず、私たちの主張の実現を目指す時である。
- ダム目的の流水正常機能や治水について、こちら側の考え方を根気よく伝えていきたい。
- 流域治水は全体の治水安全度ではなく、地先の安全度を採用するべき。
- 正常流量 慣行水利権の取水+維持流量をダムで保証というもので、「望ましい」がダム計画では「確保する」になっている。
- 設楽ダムの場合、維持流量を年間通して5㎥/秒としているが、それは鮎遡上時だけでよい。
- こちら側の環境も含めたダム反対の論理を早く立ち上げて広めることが必要。
- 現在は負荷率は85~95%、利用量率は100%近い。流水正常機能についてはB/Cを身代わり建設費との比較で行っているから1を超えるのは当然。このようなカラクリを問題にしていこう。
- ダムが出来てしまったが、その後の検証が大切。客観的なデータを集めて科学的に詰めていきたい。
- 人口減少→水需要減少が確実なのに裁判所はまったく触れない。
- B/C、基本高水などがデタラメであることをデータを用いて科学的に検証する。
- 問題をみんなにどのように知らせるかが一番の問題。
○ 石木ダム闘争 勝ち抜くために
まったく無駄な石木ダム事業を中止させ、13世帯60人を守り抜くことを水源連仲間の誰もが目指しています。この総会では勝利に向けて、40分間ではありますが、全員で知恵を出し合いました。
石木ダム建設絶対反対同盟の岩下和雄さんからの報告
- 県庁所在地での石木ダム反対大行動は今回が初めて。
- 事業認定は下りたが、13世帯は一致団結、石木ダムは造らせない。
- 中止させるまでには時間が長くかかるであろうから、あまり構えずに楽しい日々を送りながら反対を貫く。
- 訴訟の準備を進めている。
- 来年2月が長崎県知事選。それまでは動きがないだろうというのがマスコミの見方。
事務局からの報告
- これまでの水源連としての取組みの紹介。
- これからの進行について説明。
全体討議
- 事業認定は13世帯のことにまったく触れていないなど、考慮すべきことを考慮していない。日光太郎杉事件の判例もある。共有地権者=当事者なので「私も原告」になる。
- 問題を明らかにすることで「石木ダムはいらんよね。」の声が広がる。
- 佐世保市民も無駄な石木ダム建設事業によって多額の負担を強いられる当事者である。
- 佐世保市民に理解されるようにホーちゃんの小冊子から利水部分を抜粋して全戸配布を。
- 佐世保市民に理解を求めるために、石木ダムを造るとどのようなデメリットが生じるのか一目で分かる配布物を考えたい。
- 自然保護に敏感なアウトドア系の皆さんに知らせたい。
まとめ
訴訟を通じて問題点を明らかにし、それを内外に広く伝えて世論形成を図り、長崎県と佐世保市を追い込んで石木ダムを断念させる。
○ 総会宣言
総会での討論を踏まえた総会宣言案を事務局から提案、全員拍手で採択しました。
採択した総会宣言は別紙の通りです。
第20回水源開発問題全国連絡会総会宣言 50kb
○ 緊急声明
安倍政権によって「特定秘密保護法」制定が進められています。この法の成立阻止声明を水源連としても出そうと、近藤ゆり子さんから緊急声明案が提出され、全員一致で採択しました。別紙の「特定秘密保護法の廃案を求める緊急声明」をご覧下さい。
特定秘密保護法案の廃案を求める緊急声明
○ 閉会挨拶
総会で討議したことを踏まえ、石木ダムをはじめとした私たちが関わっているダム事業すべての中止を実現するべく頑張ることを誓い合いました。
予定通りに12時に総会を終え、急いで食堂でカレーライスを頬張り、12時半には現地見学会へと出発しました。
現地見学会
11月10日、総会を終え直ぐに昼食を取り終えると、12時50分頃にマイクロバスに乗って現地見学に出発しました。私たちのバスは石木ダム建設反対同盟の炭谷さんが運転と道中の説明を担当されました。
最初に川棚川最下流河口部の無堤防地区を見て回りました。海抜2m程度しかない上に無堤防なので、高潮や津波対策が急がれるところです。
次いで、川棚川に沿って治水基準点である山道橋(河口から約2.4km)に向かいました。このあたりは海抜4m程度です。ここより下流の治水安全度が1/30から1/100に突然上がる訳ですが、これまでに川棚川が山道橋下流であふれたことはありません。すべて、内水氾濫です。石木ダムにムリヤリ治水目的をつけるがために治水安全度を厳しくしていることが分かります。
山道橋直上流の右岸に佐世保市水道の取水所があります。現在既に日量で最大20,000㎥が佐世保市水道に取水されています。その対岸(左岸)にポツンと広場がありました。佐世保水道の新たなポンプ所予定地です。石木ダムが出来ると55,000㎥/日が取水されることになります。そうなると現在の取水所を拡張することになりますが、背向地に山が迫っているため拡張できず、対岸(左岸)のこの場所に作り替える予定と言うことでした。
そのまま左岸を上流に流に向かって歩き、石木川の注ぎ口に立ちました。川棚川と比べるとホントに幅の狭い小川です。この小川の洪水をダムで調節したところで本流にはさして影響がないことが実感できます。
再度マイクロバスに乗って石木川に沿って進み、採石場下で下車。「ここには採石跡の大きな穴があり、石木川の流量調節の役割を担わさせるに充分な大きさであったが、埋めて使えなくした」との説明。
そのまま歩いて団結小屋(見張り小屋)前で案山子たちと記念撮影。マイクロバスで石木川沿いにホタル祭りを行う広場まで移動。その途中に石木ダム反対の幟や看板がたくさん。例の言わ猿・見猿・聞か猿の櫓もこの道中にありました。
緑豊かでゆったりとしたとても良い雰囲気が漂う所です。
ここで記念の集合写真を撮り、解散としました。
長崎県への要請
11月11日11時半から長崎県庁で要請行動を行いました。薄暗くて狭い、隔離された部屋での要請行動でした。
こちら側は総勢約二十名、長崎県側は3人が出席しました。
最初に「やめさせよう石木ダム建設!全国集会」実行委員会代表の藤澤秀雄氏が土木部河川課企画監川内俊英氏に9日の全国集会で採択した集会宣言を手渡しました。次いで「ダム検証のあり方を問う科学者の会」の今本博建代表が科学者の会の申し入れ書を手渡しました。
これらの申入れに対する川内俊英氏は
「中立な機関から事業認定を受けているので、科学的な再検証は拒否。13世帯の皆さんには個別交渉でご理解を願うのみ。話し合いに応じていただけないのであれば、地縁血縁を使った説得を行う。それは条例に違反しない。石木ダム・覚書は知事個人の想いであり長崎県は制約を受けない」という驚くべき対応。知事が公印を押した覚書を「知事個人の想いで長崎県は縛られない」に至っては知事公印の意味をまったく理解していない証拠。
これって、長崎県にしてみれば、「13世帯の皆さんに相手にしてもらえない。あとは地下に潜って地縁血縁を使った説得しかやることがない。」というお手上げ状態を宣言したも同然です。
あとは13世帯の皆さんに加えて佐世保市民・川棚町民・長崎県民が長崎県・佐世保市を相手にしなくなれば(支持しなくなれば)、強制収用もままならず、万策尽きて石木ダム事業は中止するしかなくなります。
11日の川内氏の対応は現在の長崎県政の代弁そのものなのでしょう。長崎県民への挑戦と県民の皆さんに受け取って頂きたいものです。
最後に県庁記者クラブでこの日の申し入れについて記者会見を行って、12時半頃に三日間の行動をおえました。
全国集会・パレード・交流会 てんこもり速報
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全国集会 350人で埋め尽くされました。
11月9日 13時半から長崎県原爆資料館ホールにて「止めさせよう石木ダム建設! 全国集会」を開催しました。
会場は開会前から満員の参加者で埋め尽くされました。
集会プログラムに従い、集会は進行しました。
後にパレードが予定されていることから、予定のキッチリ16時に熱い興奮の中で集会を終えました。
全国集会プログラム
■総合司会 田崎彰子さん
■オープニング 川原(こうばる)のうた (We Loveこうばる合唱団)
石木ダム建設絶対反対同盟のみなさん、支援されるみなさんが「(We Loveこうばる合唱団」を結成しています。
「We Loveこうばる合唱団」は石木ダム反対運動の中で松本美智恵さんが作詞、プロの作曲家による「川原(こうばる)のうた」を全国合唱コンクールで披露、入賞を勝ち取っています。
写真に映っている子供たち、この子達のふるさとを奪うなんて絶対に許せません。
撮影 五島久嗣さん
■主催者あいさつ
藤澤秀雄さん (全国集会実行委員長、長崎大学名誉教授)
■来賓あいさつ
赤嶺政賢さん(衆議院議員)
今本博健さん(ダム検証のあり方を問う科学者の会共同代表、京都大学名誉教授)
平山博久さん(黒崎合同法律事務所、弁護士)
赤嶺衆議院議員と今本博健先生にはこれまでいつもお世話になっています。それぞれの立場で、石木ダム事業が不要であることを広め、その中止を求めて行かれることを表明されました。
平山博久弁護士は新進気鋭の若手弁護士です。石木ダム問題では訴訟がどうしても必要であると指摘されるとともに、石木ダム予定地が自分の育った故郷とそっくりなことから是非とも守り抜きたい、と表明されました。
■現地からの特別報告 「石木ダムは必要のないダムです!」 いしまる ほずみ さん
いしまるほずみさん自作の紙芝居と漫画をスライドにして石木ダムの問題をテンポよく指摘。特に佐世保市民に「石木ダム不要」、長崎県に向け「石木ダムを作るのは私たちが反対しているので無理」と呼びかけました。
■水源連報告 「石木ダムは必要か(利水と治水について)」
嶋津暉之さん(水源開発問題全国連絡会)
大変なボリュ-ムの内容を的確にまとめられた報告でした。
みなさんに理解いただけたと思います。
石木ダム全国集会2013110スライド(嶋津暉之さん)pdf 2309kb
休 憩 (DVD上映)事務局からのお知らせ
■地権者の声 松本 好央さん
「自分を育ててくれたこの地にずっと住み続けたいだけなんです。」
この一言がズシンと胸に響きました。
■佐世保市民の声 山下千秋さん、松本美智恵さん
■全国からの声
北は秋田県、南は熊本県から駆けつけた全国36名のみなさんが、闘っているダム問題の紹介と石木ダム絶対反対のエールを送りました。
■集会宣言採択
集 会 宣 言
石木ダムは全く必要ない。石木ダム事業計画からの撤退を求める。
石木ダム建設問題をめぐる情勢は、いま重大な段階にある。本年9月6日、国交省九州整備局は土地収用法に基づいて石木ダム建設について事業認定の告示を行った。
中村法道長崎県知事は、この日の記者会見で「強制収用は別途手続きが必要だが、しかるべき段階で決断を求められる」(9月7日、長崎新聞)「理解が得られない場合は(強制収用が)選択肢としてありうる」(9月7日、西日本新聞)という態度表明を行った。さらに10月21日の県議会の質疑で「現段階で、将来にわたって(収用裁決の)申請しないと答弁は致しかねる」と答えた。これは先の県知事選挙での中村知事の「強制収用はしない」という公約や県議会など公の場での同様の言明を裏切るものであり、言語道断である。
ダム建設予定地の13世帯60人の住民は、即座に「佐世保市の水は足りている。必要のないダム建設・強制収用による追い出しは絶対に認められない。私たちはいつまでもこの故郷(ふるさと)に住み続ける」という見解を表明した。全く正当であり当然である。
地元紙・長崎新聞も10月19日、「石木ダム事業認定、切実度理解しにくい状況」という社説を発表。「(佐世保市の)給水量は年々下降し」「今後も工場用水など水需要の増大を想定する行政の説明を疑問視する声があるのは自然な反応である」と述べ、最後に「強制収用など論外」と断じている。いよいよこの事業が「ダム建設ありき」で進められ、目的を大きく逸脱した不要な計画であることが明らかになった。
強制収用は、水没予定地の住民13世帯60人の生活と生業の場・先祖伝来の故郷を奪い、住民の居住権・基本的人権を侵害する。長崎県の担当者は反対地権者とは「地縁・血縁を通じて交渉する」(10月6日の長崎新聞)と発言したが、これは「長崎県個人情報保護条例」に違反し、憲法違反であることが10月21日の県議会で追及された。村井禎美土木部長は何の反論も出来ず「法令・条例違反はいたしません」と明確に答弁した。私たちはこのことを厳しく監視する。石木ダム建設計画のため半世紀に亘り苦しめられてきたこの人たちを、さらに苦しめることはやめるべきである。
今、ダム建設反対の声は大きく広がっている。私たちはこの声をいっそう強固なものにして、事業認定の取り消しと事業主の長崎県と佐世保市が、石木ダム事業計画から完全撤退するまで、長崎県民や全国の仲間と共に最後まで闘いぬく。
以上、本集会の名において宣言する。
2013年11月9日
やめさせよう石木ダム建設!全国集会
■閉会あいさつ 戸田 清さん(長崎大学教授)
「やめさせよう石木ダム建設!全国集会」実行委員会構成団体
○石木ダム建設絶対反対同盟
○ダムからふるさとを守る会
○石木川の清流を守り川棚川の治水を考える町民の会
○水問題を考える市民の会
○石木川まもり隊
○石木川の清流とホタルを守る市民の会
この集会の全容は石丸勇さん撮影のビデオをご覧ください。
石木ダム全国集会(2013年11月9日)その①
http://youtu.be/x4Ux0Ph2iMg
石木ダム全国集会(2013年11月9日)その②
http://youtu.be/ZWEqY5n1voM
石木ダム全国集会(2013年11月9日)その③
http://youtu.be/k_sps4G14G4
石木川まもり隊のブログも参照ください。
http://blog.goo.ne.jp/hotaru392011/d/20131109
「石木ダム中止」パレード
全国集会終了後、長崎駅方面に向けてパレードを行いました。
石木ダム問題で県都長崎市内での集会はもちろん、パレードは初めてのことです。
途中で出会わした方々からは拍手をいただくとともに、数人から「私もダムに反対です。頑張ってください。」とカンパを手渡されました。
このパレードの全容は石丸勇さん撮影のビデオをご覧ください。
パレード(2013年11月9日)
http://youtu.be/iWd2MxcX9bk
マスコミ報道
全国集会、このパレード、共に多くのマスコミが報道しました。
そのほかの全国集会報道記事 pdf 20kb
楽し懐かしの交流会
パレード終了後に石木ダム建設絶対反対同盟の本拠地であるコウバル公民館で現地の皆さんとの交流会をもちました。
それこそ石木ダム建設絶対反対同盟のみなさん手作りの料理の勢揃いです。
参加者一人ひとりの自己紹介、互いに席を入れ替えての懇談、「こうばるの歌」「石木ダム絶対反対の唄」の合唱 ととても楽しいひと時を持たせていただきました。
この交流会の全容は石丸勇さん撮影のビデオをご覧ください。
交流会(2013年11月9日)その①
http://youtu.be/tEBhB9cj-vA
交流会(2013年11月9日)その②
http://youtu.be/osLhMZZSOEY
利根川水系にもう一度ウナギを呼び戻そう!!
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ウナギに関するアンケート調査にご協力お願いします。
ウナギアンケート pdf 13 0kb
利根川水系はかつて天然ウナギの全国有数の産地でした。ウナギは少し前まで、身近な水辺にたくさん生息していた生き物です。捕まえて夕飯のおかずに、そんな光景も当たり前でした。しかし今、ウナギは世界的に絶滅が心配されています。
利根川水系も例外ではありません。
そこで、ウナギを流域に呼び戻し、豊かな自然を取り戻すための『カムバックウナギプロジェクト』を企画しました。その第一歩がこのアンケート調査です。
この調査でウナギ減少の原因が分かれば、たくさんのウナギを呼び戻すこともできるはずです。そして天然ウナギで漁業や地域経済の活性化、水辺文化の再生にも期待できます。
利根川水系のかつての豊かな自然と文化を取り戻すために、どうぞご協力をお願い致します。
※ このアンケー卜は、支流を含む利根川水系に関するアンケートです。
ご自身やお知り合いの方に書き込んでいただいた、または聞き取っていただいたアンケートは、下記あて、郵送かFAX、メールでご送付下さい。
第一次締め切りは2013年10月末とします。
利根川流域市民委員会 深澤洋子(事務局)
187-0001 東京都小平市大沼町7-5-4
T/F 042-341-7524
bbjaga@jcom.home.ne.jp
参考記事
つり人 2013年6月号(浦壮一郎) pdf 915kb
『ウナギが生息する利根川を取り戻す』〜利根川シンポジウム開催〜 <うなぎ>日本養殖新聞・blog
石木ダム事業認定不服審査請求を!
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不服の声を出します。
石木ダム事業認定が9月6日に告示されました。
このホームページ掲載されているように、事業予定地に生活されている13世帯約60名の皆さんの生活と地域社会が破壊されてしまうこと,同ダム事業の目的がすべて破綻していることにはまったく触れていません。
このような理不尽な暴挙には全国から怒りの声を上げ、長崎県には石木ダム事業の中止を、佐世保市には石木ダムへの参画から撤退することを求めることになります。
差し当っては、事業認定不服申立てを行います。
国土交通大臣への審査請求という形をとります。
この審査請求は、石木ダム事業によって不利益を被る人ならば誰でも出来るはずなのですが、この事業認定が対象とする土地や家屋などを持っている人だけにしか、国土交通省はその資格を認めようとしないでしょう。
そんなことはお構いなしに、石木ダムによって迷惑・不利益(生活の場を奪われる、土地を奪われる、大切にしているダム予定地の自然が破壊される、水道料金値上など)を被ることになる人は、審査請求人になって、「石木ダムNO!」の意思表示を国土交通大臣に提出しませんか。
なお、審査請求書に「意見陳述を希望する」旨を明記して提出すると、意見陳述が保障されます。
その方法として二つを提案致します。
1:自分で審査請求書を提出する。→ このひな形の下線付空欄に必要事項を書込み、押印する。そして、2枚目にご意見を書く。
審査請求書 ひな形
その上で、10月7日の消印に間に合うように、国土交通省総合政策局総務課 土地収用管理室宛に2部送付する。
国土交通省総合政策局総務課 土地収用管理室
〒100−8918 東京都千代田区霞が関2-1-3
(代表電話) 03-5253-8111
2:下記審査請求書に賛同される場合は、その請求人として名を連ねる。
審査請求書 ひな形3の必要事項を書込み、押印をしたもの合計2枚を、水源連事務局に一両日中に郵送してください。なお、日付は書込まないでください。
皆さんから送付いただいたひな形表紙を積重ね、 その下に下記審査請求書と添付資料を綴じて、 国土交通省総合政策局総務課 土地収用管理室に 遠藤保男が送付します。
審査請求書 遠藤
添付資料1 石木ダム建設促進佐世保市民の会 平成24年度予算書
添付資料2 市民の手による石木ダムの検証結果
添付資料3 2013年予測の検証
意見陳述を希望する場合は、各ひな形の 8 意見陳述 のところで、「希望する」を○で括ってください。
以上、急なことではありますが、よろしくお願い致します。
水源連事務局
〒223-0064 横浜市港北区下田町6-2-28
電話・FAX 045-620-2284
参考 :審査請求の流れ
審査請求書提出
↓
国交省受理
↓
土地収用管理室が審査請求書を九州地方整備局に送付
↓
①九州地方整備局が弁明書を提出
↓
土地収用管理室が弁明書を審査請求人に送付
↓
②審査請求人が反論書を提出
↓
土地収用管理室が審査請求書、弁明書、反論書をそろえて、総務省の公害等調整委員会へ送付
↓
③公害等調整委員会で審議
↓
土地収用管理室が公害等調整委員会の審議結果を踏まえて審査し、その結果を請求人に送付
審査請求人が口頭で意見を述べる場がある。
意見陳述を希望する場合は、上記の申請請求書のひな形、ひな形3の書面にある
8 意見陳述 希望する 希望しない の「希望する」を丸で囲んで送付します。
①は数カ月、②は1か月であるが、③はケースバイケースでどれくらいかかるか、分からないので、審査結果が出るまで、1~2年かかることもある。
審査請求人は関係人に限られるが、土地共有者も関係人に含まれる。