水源連:Japan River Keeper Alliance

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事務局からのお知らせ

政府・与党 八ツ場ダム事業継続決定

2011年12月23日 政府・与党 八ツ場ダム事業継続決定
「直ちに政府・与党は事業中止を」

12月23日、政府・民主党三役会議は八ッ場ダム建設再開のための本体工事費の予算案計上を決定しました。

翌24日には2012年度予算案に群馬県の八ツ場ダム本体工事建設費など56億円(国費分)を計上しました。
(注:八ッ場ダムの来年度予算は全体が130億円、そのうち、本体工事費は18億円

八ッ場ダムの不要性、不当性を長年訴え続けてきた私たちは、この決定に対して心底からの怒りをもって抗議します。

関東地方整備局が事業推進の結論が先にある形だけの検証を行い、「八ツ場ダムが最も有利」という検証結果を国交省に報告しました。

有識者会議はその報告を「細目に即して検証されているので問題なし」と評価して、国交大臣が「八ツ場ダム事業推進」を決定し、政府・民主党三役会議も追認、というのがこれまでの流れです。

最近の経過
八ッ場ダムの場合は国交省が日本学術会議を巻き込んで「ダム村作り」を構築し、利根川の1/200の基本高水流量22,000m3/秒を日本学術会議に追認させました。

八ッ場ダムの事業者である関東地方整備局は「八ッ場ダム最も有利」との検証結果を国土交通省に報告、国土交通省は翌日に有識者会議を開いて「八ッ場ダム最も有利」を追認、直ちに国交省は「八ッ場ダム推進」方針を決定しました。民主党からクレームが付き、藤村官房長官裁定が出されてそれに合意したのが12月23日、24年度予算に八ッ場ダム本体工事関連予算56億円を盛り込んだのが12月24日です。

国土交通省のこのようなやり方で判断した「八ツ場ダム事業最も有利=ダム事業継続」に対して与党である民主党は「それを認めることはできない」としたことから藤村官房長官が下記の裁定を12月23日に示しそれを双方が了解しました。

民主党と国土交通省に対する藤村官房長官裁定

  1. 現在作業中の利根川水系に関わる「河川整備計画」を早急に策定し、これに基づき基準点(八斗島)における「河川整備計画相当目標量」を検証する。
  2. ダム検証によって建設中止の判断があったことを踏まえ、ダム建設予定だった地域に対する生活再選の法律を、川辺川ダム建設予定地を一つのモデルとしてとりまとめ、時期通常国会への提出を目指す。
  3. 八ッ場ダム本体工事については、上記の2点を踏まえて判断する。

しかし、この3条件は国土交通省がこれまでの姿勢を換えない限り、殆ど意味を持ちません。

それを証明するかのように、この裁定を「ダム事業再開しながら実行」としたのが国土交通省です。

国交省の24日の八ッ場ダム本体工事予算56億円計上は既成事実かを狙ったものですが、さすがに民主党の中でも反発が生じています。

野田佳彦首相は29日夜の民主党税制調査会などの合同総会で、2012年度予算案に本体工事費が計上された八ツ場ダム(群馬県長野原町)について「官房長官裁定の2条件をクリアしないと予算は執行しない」と明言したと30日の時事通信は伝えています。

国土交通省の姿勢を変えさせることは与党民主党に対して「コンクリートから人へ」「できるだけダムに依存しない治水・利水」を実践させることと同義です。

全国皆さんの力添えをよろしくお願い致します。

全国に渦巻く批判、相次ぐ抗議声明

下線付青字部分をクリックするとその団体の抗議声明を見ることができます。

水源連は12月25日に内閣総理大臣・民主党代表 野田佳彦氏と国土交通大臣 前田武志氏に宛てた「八ッ場ダム本体工事費計上決定への抗議と再審査の要請」(PDF 215KB)を提出しました。

「八ッ場あしたの会」は12月23日に、「八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会」は12月24日(PDF 252KB)に、抗議声明を出しています。

全国では、「ダム検証のあり方を問う科学者の会」(PDF 329KB)と「千葉県弁護士会」が12月22日(PDF 200KB)に、「成瀬ダムをストップさせる会」(PDF 360KB)が12月24日に、「北海道脱ダムをめざす会」は12月26日(PDF 244KB)に、抗議声明を発表しています。

マスコミ各紙の報道

日本中の多くのマスコミが八ツ場ダム事業再開に厳しい論評を付けています。是非、ご覧ください。

八ッ場ダム建設再開に関する報道の紙面の一部を下に掲載します。

全国のマスコミ報道ダイジェストはこちらをクリック(PDF 436KB)してください。

東京新聞2011年12月30日一面(PDF 4.7MB)
下野新聞2011年12月25日の記事(PDF 1.1MB

ダム事業検証検討始まる

2011年11月10日
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2010年9月28日、国土交通省は「ダム事業の検証に係る検討について」を発表し、ダム事業の検証検討作業に取り組むことを各地方整備局に通知すると共に、地方自治体へはその要請を行いました。

あわせて、その手法について記した 「ダム事業の検証に係る検討に関する再評価実施要領細目」(PDF 418KB)を送付しました。

「ダム事業の検証に係る検討に関する再評価実施要領細目」(PDF 418KB)は有識者会議「中間まとめ」に基づくものです。「中間まとめ」はその直前に公募したパブリックコメントで寄せられた多くの抜本的見直しを求める意見をすべて無視して策定されています。

この方式で検証が進むのであれば、もともと不要とされていた事業のみが「中止」になるだけで、「検証をした結果、やはりダム」という結論が大多数を占めることは間違いありません。

そんな事態になることを踏まえたうえで、私たちは対応を考えたいと思います。

「ダム事業の検証に係る検討に関する再評価実施要領細目」(PDF 418KB)の主な問題点

  1. 検証主体が国交省、検証検討主体が直轄ダムは地方整備局、補助ダムは都道府県、としていることから、これまでの事業推進者によるお手盛りの検証である。
  2. 「関係地方公共団体からなる検討の場」を設置し、相互の立場を理解しつつ、検討内容の認識を深め検討を進める。”としていることから「検討の場」は「ダム推進の場」になることは目に見えている。
  3. 流域住民との[合意形成」がまったく意識されていない。

などなど

監視体制を確立して、「検討したがやはりダム」の筋書きを阻止しましょう。

監視情報共有ツールとして、「国土交通省によるダム見直し・市民監視特設サイト」と、水源連ホームページ内に「ダム再評価監視のページ」を開設しました。「ダム再評価監視のページ」には各地からの情報も掲載されています。皆さまからの情報をお待ちしています。情報提供は、こちらからどうぞ

「国土交通省によるダム見直し・市民監視特設サイト」開設のお知らせ

2011年11月10日
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ダム再評価の徹底監視を!

「国土交通省によるダム見直し・市民監視特設サイト」を開設しました。

各地法整備局や地方自治体で進められる検証検討作業に対して、私たちは実質的な検証が行えるように様々な提案・要請をすると共に、ダムに依存する必要がないことを実証する科学的根拠の提示・代替案の提案をしていくことになります。

私たちのそれらの取組みと、行政側の対応に関する情報を私たちがしっかりと共有し広く伝え合うことで、「徹底したダム事業見直しの実現」という大きな世論形成に努めたいと思います。

これらの情報を寄せ合う、それはとりもなおさず監視体制の確立です。

水源連は全国の皆さんに監視ツールとして水源連HPの活用と共に、このブログ【国土交通省によるダム見直し・市民監視特設サイト】を開設しました。

皆さまからの水源連への情報提供をよろしくお願いいたします。

情報提供は、こちらからどうぞ

2011年度総会・全国集会のお知らせ。

2011年10月22日
カテゴリー:

2011年10月22日(土)午後に、石木ダム反対運動の現地・川棚町で総会
翌10月23日(日)午後に、「石木ダムは私たちの悲願」とする佐世保市内で全国集会を開催します。

皆様是非、ご参加ください。

総会と全国集会 石木ダムに焦点

今年のダム反対全国集会・水源連総会(第18回)は、三十数年来、石木ダム建設事業を実力阻止している石木ダム建設絶対反対同盟の皆さんとそれを支える川棚町と佐世保市の皆さんの活動を中心にすえ、10月22日に川棚町内で総会を、翌23日に佐世保市内で全国集会を開催します。

石木ダム反対運動のシンボル「言わ猿・見猿・聞か猿」も皆さんをお待ちしています。

2日間の予定を記します。

10月22日(土)
12時半 長崎空港到着ロビーに集合 国民宿舎くじゃく荘のバスで出発
13時半 国民宿舎くじゃく荘到着
14時~16時 総会 全国からの報告の部
16時~18時 総会 討議の部
18時半 くじゃく荘のバスで懇親会場へ出発
19時~21時 夕食兼懇親会
石木ダム建設絶対反対同盟の皆さんが生活されている地域の川原(こうばる)公民館で
21時半 くじゃく荘のバスで、くじゃく荘帰着
懇親会は石木ダム建設絶対反対同盟の皆さんのご厚意で、地元の川原(こうばる)公民館で行います。この川原公民館は、石木ダム反対運動の歴史を感じさせる公民館で、壁には、支援者からの寄せ書や82年に県が行った強制測量に反対し機動隊とわたりあった写真も貼ってあります。これまでの長い闘いを継続できている秘訣、実力阻止を実践できている本当の理由、等々、現地の皆さんとの交流の中で私たちは多くのことを教えていただけると思います。

総会の課題
「できるだけダムに依存しない治水・利水」を目指すことを目的にしていたはずのダム事業検証検討の多くが、その本来の目的を意識的に隠蔽して、代替え案との比較だけをおこない、「ダム事業は残事業費がほかの代替え案事業費よりも少ないので有利」とする結果を出しています。検証検討対象事業から逃れることを目的に駆け込み本体着工を行ったダム事業はどれもが、その事業の必要性を捏造したままで急ピッチに進行しています。

総会の第一部では全国の実態と皆さんの取り組みを報告し合って情報の共有を図ります。第二部ではそれらの報告に基づいて、ダム事業検証のやり直しなど、ダム事業の徹底見直し実現に向けた討議を行います。併せて、不要・不急な公共事業の典型であるダム事業予算の震災復興へのシフト実現に向けた討議を行います。

「ダム事業検証のやり直し」、「不要・不急な公共事業予算の震災復興へのシフト」を大きな世論とさせるべく取り組みについて話し合いましょう。

10月23日(日)
9時半 くじゃく荘出発
10時~11時半 現地見学と現地の人との意見交換。
11時半 佐世保へ向け出発
12時半 佐世保市コミュニティーセンター大ホール到着

昼食(弁当)

13時半~16時半 「本当に必要? 石木ダムはいらない!全国集会」
(開場は13時 開会まで大型スクリーンで1982年強制測量ビデオ上映)
前半(およそ90分)
1)開会あいさつ
2)来賓あいさつ
3)基調講演(今本博健氏)「ダムが国を滅ぼす」
4)石木ダム事業検証について(水源連より)
5)地権者の声

休憩

後半(およそ75分)
6)「川原のうた」合唱発表のビデオ上映
7)佐世保市民の声
8)全国からの声
9)集会決議文採択
10)閉会挨拶&「絶対反対同盟」からの訴え

以上です。

なお、帰り便は佐世保バスセンター17:00発→福岡空港着18:40のバスが便利です。

総会・全国集会にご参加ください。申し込みはお早く!!

ダム事業地元でのダム事業中止にむけた取り組みと、「できるだけダムに依存しない治水・利水」に報告転換したはずの現政権への取組みが急がれます。総会と全国集会では共に力を合わせてその実現に向けて邁進することを確認しましょう。皆さん是非、総会・全国集会にご参加ください。

参加申し込みは参加申込書に必要事項を記入して水源連事務局まで郵送、もしくは電子メールで送信してください。参加費は参加申し込み用紙に記載してありますので、総会・全国集会当日にお支払いください。

クリックして、ご参照・ご利用ください
「石木ダム建設絶対反対同盟」からの挨拶「お待ちしています」(PDF 322KB)
全国集会のチラシ(PDF 743KB)
参加申込書(PDF 57KB)

お問合せは水源連事務局まで
電話・FAX:045-620-2284
メール:mizumondai@xvh.biglobe.ne.jp

2009年総会・全国集会 案内

2010年10月24日
カテゴリー:

案内(PDF 738KB)
全国集会チラシ(PDF 397KB)

第16回水源連総会・全国集会報告は以下の通りです。

前原誠司国土交通大臣への提言

総会で論議し採択した前原誠司国土交通大臣への「河川行政の徹底見直しを実現するための提言」、緊急に提出を決めた同大臣への「補助ダムの駆け込み建設への緊急対応の提言」を掲載します。国土交通省政務三役と面談の上、これらの提言に「中止を求めるダム一覧表」とその説明を記した冊子と共に、10月29日に郵送にて提出しました。この件について、政務三役に面談を求めているところです。

「河川行政の徹底見直しを実現するための提言」(PDF 233KB)
「中止を求めるダム等事業一覧表」(PDF 106KB)
「補助ダムの駆け込み建設への緊急対応の提言」(PDF 160KB)

1:総会報告

09年10月24日、成瀬ダム建設予定地に近い秋田県の小安峡温泉で第16回水源連総会を開催しました。北は北海道、南は九州から40名近い皆さん、現地秋田県内から20名近い皆さん、マスコミ関係者を含めると総勢およそ70名が参加され、熱い熱気に包まれた総会になりました。

ジャーナリストの岡田幹治さんから「新政権のダム政策-これまでとこれから」と題した基調報告をいただきました。

次いで、事務局からの報告の後、各地の状況が報告されました。

  • 北海道自然保護協会の佐々木さんがサンルダム・平取ダム・当別ダムの問題
  • 八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会の神原さんとSTOP八ッ場ダム市民ネットの鈴木さんが八ッ場ダムの問題
  • 設楽ダムの建設中止を求める会の市野さんが設楽ダム問題
  • 徳山ダムの建設中止を求める会の三浦さんが徳山ダム反対運動とのかかわり
  • 環瀬戸内海会議の松本さんが土地収用法が適用されている新内海ダム問題
  • 大洲市の住民投票を実現する会の有友さんが山鳥坂ダムの問題
  • 緑・川・人フォーラムの橋本さんが完成してしまった苫田ダムによるさまざまな影響
  • 九州住民ネットワークの原さんが土地収用法適用を目前に控えている石木ダムの問題
  • 球磨川川漁師の会の吉村さんが23時間のドライブの疲れを吹き飛ばすように川辺川ダム問題の現状
  • 渓流ネットワークの田口さんが砂防ダム問題
  • 全水道書記局の湊さんが水道下水道労働組合としての政策課題
  • 新潟水辺の会の大熊さんが新潟全般の状況

が報告されました。

続いて、今回の総会の課題にすえた、政権交代を背景に「ムダなダム徹底見直し」実現へむけた「前原大臣への提案」について議論を行いました。

提言が必要な具体的問題の説明、提言の案文提案の後、参加者全員で検討を加えました。提言には私たちが求める川のイメージを端的に示す必要がある、環境負荷をマイナスの便益として織り込むべき、など、すばらしい多くの意見が出されました。ダム建設の既成事実作りに「駆け込み」が多いことが報告され、その対応を提言として提出することも決めました。(それらを夜の部で取りまとめ、翌朝、修正案と補足提案を採択しました。)

これらの論議を受けた形で、水源連の会員でもある大河原雅子参議院議員から、大きな流れを政策につなげるには賛同議員を増やすことが何よりも大切なので、地元の代議士に積極的に働きかけることを強く勧める挨拶をいただきました。

その後、水源連の今年度の活動方針、現行と代わらぬ役員体制が提案され、全体の拍手で承認しました。

長旅と熱く盛り上がった総会論議に疲れた身体を温泉で癒し、懇親会へと移りました。地元の奥州さんから歓迎の挨拶をもらいました。地元の盆踊りの実演も用意され、この地方の文化の片鱗を覗かせていただきました。

全国集会で報告をしていただくことになっている保坂展人社民党副幹事長が到着、挨拶を受けました。

2:現地視察


25日8時半からひんやりとした風を受け、マイクロバス等に分乗して成瀬ダム予定地の視察を行いました。道中の景色は見事な紅葉と所々に残る緑の針葉樹、それに澄み渡った青い空が織り成す最高のものでした。

皆瀬川源流から成瀬川源流部を経て、ダムサイト予定地を遠望、工事用道路工事現場、名勝赤滝、付替え道路用橋脚下とダム予定地の自然破壊をじっくりと眼に入れ、成瀬頭首工・皆瀬頭首工を経て全国集会会場に着きました。

3:全国集会


横手駅前の横手農協会館5階ホールで25日午後1時から開催しました。あふれんばかりの多くの皆さん、160名余が参加されました。

第1部で成瀬ダムの問題点を明らかにすることと、第2部で新政権下のダム政策について検討し、成瀬ダム見直しの大きな世論が巻き起こるきっかけとすることが全国集会の目的でした。

第1部では成瀬ダムをストップさせる会の奥州さんが成瀬ダム計画の概要、経過、問題点を丁寧に説明され、成瀬ダム住民訴訟弁護団の沼田弁護団長が同訴訟の争点を解説されました。成瀬ダムの主に治水目的の問題点を水源連共同代表の嶋津さんが提示し解説しました。

第2部は国政レベルと地政レベルの両面から、「新政権下のダム政策について」をテーマとしました。最初に民主党の大河原雅子参議院議員が「ダム見直しを政策として実現させるには、見直しに反対する地元首長・議会が多いので難しい側面があるので、とりわけ国会議員に理解してもらうことが大切。シッカリ働きかけて欲しい」という主旨で発言され、社民党の保坂展人副幹事長は「ダムのような公共事業依存型から脱却するには雇用をシッカリしないといけない。補修・修繕・森林整備といった質的変換を遂げた公共事業が必要になる」と私たちに訴えました。

国民新党からは石川錬次郎県会議員が「成瀬ダムに使う金があるならばもっと重要なところに使わせる、ムダなダムを1つも作らせない」と語られました。共産党からは山内梅良県会議員が「『県自らが成瀬ダムを検証して、その結果、成瀬ダムは不要』といえる状況を作りたい」と言葉を結ばれました。

地元選出の京野公子衆議院議員(民主党)は予定が詰まっていたことから到着が遅れましたが、「公共事業が基幹産業という論点もあるが疑問を感じる。ダムが本当に必要なのか否か、ダム以外の選択肢があるのか、ダム賛否両者がシッカリと話合う円卓会議のようなものが必要」と地域社会にとっての成瀬ダムに関する共通認識をもてるようにすることの大切さを訴えました。

議論の場では、とりわけ、共通認識が得られるまで話合っているうちに事業が進んでしまわないように、これ以上事業が進まないようにする仕組みづくりが必要であることなどが話されました。

集会宣言(PDF 86KB)案が発表され、全員の大きな拍手で採択しました。最後に奥州さんが「ここをコンクリートから緑のダムのモデル地区にさせよう」と団結頑張ろうの音頭をとり、全員で心を一つに重ねあいました。

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