石木ダムの情報
石木ダム地元の佐世保でダム見直しを訴えるラッピングバスが走る
アウトドア衣料の会社のパタゴニアと石木川まもり隊の共同プロジェクトで「ダムはほんとうに必要か皆で考えましょう」と訴えながら走るラッピングバスが走行開始しました。 イラストは石木ダム予定地に住むいしまるまずみさんの作品で、これから1年間佐世保の町を走ります。
(「八ッ場ダムをストップさせる埼玉の会」のブログhttp://yambasaitama.blog38.fc2.com/ より)
実は佐世保では税金を使って「石木ダム建設は佐世保市民の願い」という推進派のラッピングバスが前から走っています。 ↓
今回のラッピングバスはパタゴニアの助成金のおかげです。 パタゴニアが石木川の反対運動をしている方たちと石木川まもり隊の支援を発表して、外国人特派員協会で記者会見を開いたり、長崎の地元紙や朝日新聞、東京新聞などに前面の意見広告を出してくれたり、次々と市民だけでは出来ない活動の実現を支援してくれています。
石木ダム予定地でのパタゴニアの社員研修の様子がブログにアップされています。 まるで自分も参加しているような報告です。 ダムが出来る予定地の小さな川の石木川の写真もご覧ください。◇パタゴニア、こうばるを全身で体感! – 石木川まもり隊 – http://is.gd/QhpqQt
パタゴニア、石木ダム反対運動を支援 (長崎県)「パタゴニア」支社長と地権者会見
(長崎新聞2015年04月06日)
パタゴニア、石木ダム反対運動を支援 [長崎県]
石木ダム建設:アウトドア衣料「パタゴニア」日本支社、「反対」を支援 「冷静な議論の下、見直しを」 /長崎
1月18日、アルカスSASEBO 4F 中ホール,超満員!(石木ダム関係)
今こそ考えよう石木ダムと強制収用~未来を決めるのは私たち 報告
- 2015年1月18日(日)13:30~16:30 (開場13:00)
- ところ:アルカスSASEBO 4F 中ホール(500人収容)
なんとこのホールが超満員になりました。終了後の繁華街パレードには170人が参加しました。石木ダム問題が多くの方の関心を呼んでいることが明確になりました。
上記集会は2部構成。
第一部で主催者を代表して松本智恵美実行委員長が、この集会開催までの経過とその目的が「石木ダムは13世帯60人の居住地と生活をうばってまで必要なダムなのかを多くの皆さんに考えていただくことにある」と伝えました。
その後、『ダムネーション』の上映ですが、その前に、駆けつけておられたパタゴニア日本支社長の辻井さんが「ダムネーション」の説明を兼ねた挨拶をされました。「パタゴニアの製品、コットンにしても水をたくさん使っている。水を考えよう、水を大切にしよう、ということになった。ダムによる災害や被害がアメリカで明らかになり、ダム撤去の動きが大きくなっている。日本では荒瀬ダムで撤去工事が行われ、既にダム上流部の水害被害がなくなっただけでなく、多くの自然が回復している。日本においてこれから、ダムや堰について、個々にその必要性についての審査が必要と考える。」という主旨でした。
第二部は石木ダム事業についての報告・問題提起です。
まず八木弁護士から、「ここが変です。『佐世保の利水と川棚の治水』」と題して、長崎県と佐世保市への公開質問に対する回答説明会で明らかになった利水・治水の問題点が、報告されました。
弁護団長である馬奈木弁護士からは、「石木ダムを考えることは私たちの暮らしを考えること」と題して講演され、「石木ダム問題は13世帯人に降りかかっている問題であるのは確かであるが、問題の本質はこんな不要な事業に金をかける余裕は長崎県にも佐世保市にもないのであるから、もっと優先順位の高いことに使わせることにある、言い換えると、税金の使い方を提示して、県民・市民の声を最大に反映させることにある」と提起されました。
石木ダム建設予定地こうばるからのメッセージとして、今回の収用委員会で自分の土地が収用対象とされている石丸さんが、①物心ついたときからダム縛りの生活を余儀なくされていること、②ダム建設理由は破綻しいていること、③不要なダムのために土地・家屋を取り上げられるのが許されるのかという問題提起、④石木ダムには必要性がないのであるから収用法適用は憲法第13条に違反しているという指摘をされた上で、⑤長崎県を「石木ダムありき」という自縛から解き放つことができるのは県民・市民の声である、⑥強制収用してまで石木ダムはいらんよね!の声を大きく上げていただきたい、と訴えられました。
若手の炭屋さんが集会宣言を朗読提案し、満場からの拍手でこれが採択されました。
閉会挨拶では山下さん(佐世保市議)が、借金時計(国や地方にどのぐらいの借金《国債、地方債など》の残高があるのか、時間当たりで平均して借金がどのように変わっているのかを表すもの。)の話をされ、こんな不要なダムに金を使っている余裕はもはやないことを訴えました。
集会終了後に繁華街をパレードしました。
「強制収用してまで石木ダムは必要ではない」 を多くの人が共有できた一日でした。
資料
八木弁護士報告 ここが変です『佐世保の利水と川棚の治水』 pdf 1095kb
石丸さん報告 2014.01.18石木ダム予定地こうばるからのメッセージ(石丸さん) pdf 171kb
集会宣言 150118集会宣言《案》 pdf 398kb
署名用紙
署名用紙 表・裏 pdf 1420kb
「石木ダム建設のために13世帯60人が暮らしている土地を強制収用しないでください!」
長崎県知事と佐世保市長に向けた署名です。おかげさまで1万名を超えています。
皆さんのさらなるご協力をお願いいたします。
マスコミ報道
150119毎日 pdf 452kb
150119西日本 pdf 359kb
150119長崎 pdf 194kb
150119朝日 pdf 299kb
事業認定不服審査請求 弁明書への反論書 補足・追加版を提出しました。石木ダム関係
カテゴリー:
2015年1月15日、84名連名で反論書 補足・追加版を国交省に提出
昨年12月15日、遠藤とともに39名が、石木ダム事業認定不服審査請求に関連した、事業認定庁からの弁明書に対する反論書を提出しました。
反論書提出者名は2015年1月15日付けで遠藤とともに審査請求をした90名に修正しました。
長崎県からのデータ開示が一部分されたので、たので、それを反映させた補足・修正版と、石木ダム受益予定者とされている佐世保市民から届いた報告として、松本智恵美さんからいただいている原稿を基に、追加版を作成しました。
これらを、90名の提出者リストと共に国土交通省担当者に送付しました。
2015年2月9日には、嶋津暉之氏が長崎県からの計画河道情報開示をうけてまとめられた堤防高活用代替え案を、国交省に補足資料として提出しました。
- 九州地方整備局長からの弁明書に対する反論書-1 補足・修正版1 pdf 374kb
- 九州地方整備局長からの弁明書に対する反論書 追加1 pdf 653kb
- 川棚川計画河道のHQ式による検討結果 (嶋津暉之氏) pdf 1241kb
参考:
- 石木ダム事業認定不服審査請求 弁明書への反論書提出について pdf 62kb
- 九州地方整備局長からの弁明書に対する反論書-1 pdf 3652Kb
- 九州地方整備局からの弁明書に対する反論書-2 pdf 2195kb
1月18日、アルカスSASEBO 4F 中ホールへ!(石木ダム関係)
カテゴリー:
今こそ考えよう石木ダムと強制収用
~未来を決めるのは私たち 『ダムネーション』も上映するよ!
石木ダム建設は市民の願い?——本当に佐世保市民は水に困っているのでしょうか。
538 億円(ダム本体285 億円+関連事業費253 億円)もの巨額(税金+水道料金)を投じて
13 世帯約60 人が暮らす土地が強制収用され、ダムが建設されようとしています。
“ 本当にダムは必要なの? ”“ 税金の使い方は自分たちで決めたいよね! ”
私たちの声で未来を変えることができます。ご一緒に考えてみませんか?
- とき:2015年1月18日(日)13:30~16:30 (開場13:00)
- ところ:アルカスSASEBO 4F 中ホール 【定員500 名】
JR・MR「佐世保」駅より徒歩5 分/市営バス・西肥バス「戸尾町」すぐ(長崎県佐世保市三浦町2-3) - 参加費(映画鑑賞券):500 円
プログラム
■第1 部■
●映画上映『ダムネーション』
■第2 部■
●講演『石木ダムを考えることは
私たちの暮らしを考えること』(馬奈木昭雄弁護士)
●レポート『ここが変です。佐世保の利水と川棚の治水』
(石木ダム対策弁護団)
●石木ダム建設予定地こうばるからのメッセージ
閉会後、アルカスSASEBO から島瀬公園までパレードします!
1・18大集会チラシ両面 pdf 1454kb
赤旗 予告記事