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「利根川・江戸川河川整備計画(原案)」に対して意見を述べましょう! (パブコメアドレスの誤り)(3月6日まで延長)

2013年2月10日
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交省関東地方整備局が当初パブコメ送付先のメールアドレスをtone-plan3@ktr.milt.go.jp
と間違えて書いていました。正しくはtone-plan3@ktr.mlit.go.jp なのに。IとLが逆です。

すでにパブコメの意見をメールで送られた方は届いていないと思いますので、あらためて、tone-plan3@ktr.mlit.go.jp に送付してくださるよう、お願いします。
これからパブコメを出される方も、送付先をtone-plan3@ktr.mlit.go.jp としてお送りください。そのことにより、パブコメの期限が3月6日(水)まで延長されました。

 「利根川・江戸川河川整備計画(原案)」に対して意見を述べましょう! 

利根川の河川整備計画は、利根川において今後30年間に実施する河川整備の内容を定めるものですから、流域住民の生命と財産を洪水の氾濫から真に守ることができ、且つ、環境にも十分に配慮したものが策定されなければなりません。

国交省関東地方整備局はそのように重要な役割を果たすべき河川整備計画を、八ッ場ダム建設等の大規模河川事業を推進するために拙速に策定しようとしています。それが今回の原案です。

このように根本的な問題を持つ河川整備計画原案に対して私たちの意見をぶつけることが必要です。パブコメで是非、皆様の意見を述べてください。

利根川・江戸川河川整備計画原案は関東地方整備局のホームページでご覧ください。

http://www.ktr.mlit.go.jp/river/shihon/index00000012.html

参考までに利根川・江戸川河川整備計画原案の問題点を添付します。
利根川・江戸川河川整備計画原案の問題点 25KB

これらはあくまで参考例ですので、パブコメに書く意見の文章は皆様の方でそれぞれお考えくださるよう、お願いします。

 

〇 意見募集(パブリックコメント)

意見募集期間:2月1日(金)~3月6日(水)18:00必着(郵送は当日消印有効)

提出先:国土交通省関東地方整備局河川部河川計画課

「利根川・江戸川河川整備計画(原案)」意見募集 事務局 宛

郵送:〒330-9724 埼玉県さいたま市中央区新都心2-1

FAX:048-600-1436

メール:tone-plan3@ktr.mlit.go.jp

 

意見提出の用紙:別紙の様式のとおり

(意見該当箇所の記入が困難な場合は「全体について」とお書きください。)

川上ダム:検証の公募委員決まる 14日、伊賀で初会合 /三重(毎日新聞三重版 2013年02月09日) 

2013年2月9日
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川上ダム:検証の公募委員決まる 14日、伊賀で初会合 /三重(毎日新聞三重版  2013年02月09日) http://mainichi.jp/area/mie/news/20130209ddlk24010301000c.html

ダム事業見直しで本体未着工となっている川上ダム(伊賀市)についての市長諮問機関「川上ダムに関する検証・検討委員会」の公募委員5人が決まった。
4人の有識者らとともに14日午後3時半、ハイトピア伊賀で初会合を公開で実施する。
応募15人の中から岡本栄市長や部長級職員らが住民自治や環境問題、ダム問題などに関する識見を基準に人選した。検証委は、利水についての必要性を地元の立場から検証する。

◇17日に勉強会
また、住民団体「伊賀市民グループ『志』」は17日午後1時半、川上ダムの勉強会をハイトピア伊賀で開く。「検証委の議論を正しく理解するため、専門知識を分かりやすく解説したい」と参加を呼び掛けている。
講師は元淀川水系流域委副委員長で、河川の環境問題に詳しい川上聰(あきら)さん。ダムの役割や建設のメリット・デメリットなどを川上ダムの事業計画に沿って説明する。
定員60人で、資料代100円。申し込みは10日まで。同グループの新保満子さん(090・3895・3574)。【伝田賢史】
〔伊賀版〕

石木ダム:事業認定手続き、川棚で公聴会開催??来月22、23日 /長崎(毎日新聞長崎版 2013年02月08日)

2013年2月9日
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長崎県の「石木ダム」の事業認定手続きが動き出し、来月22日、23日に公聴会が開催されることになりました。
昨年6月11日、国土交通省は石木ダム事業の継続は妥当という方針を示したものの、 長崎県に対して「石木ダムに関しては、事業に関して様々な意見があることに鑑み、地域の方々の理解が得られるよう努力することを希望する」という付帯意見を付したことにより、事業認定手続きは再開されませんでした。
ところが、昨年12月の総選挙で自民党政権が復活し、さらに、石木ダムに反対していた地元の代議士、山田正彦氏が議席を失ったことにより、重石がなくなって動き出したように思われます。
これからが闘いの正念場です。

石木ダム:事業認定手続き、川棚で公聴会開催??来月22、23日 /長崎(毎日新聞長崎版 2013年02月08日)http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20130208ddlk42010479000c.html

県と佐世保市が川棚町に計画する石木ダム事業について、国土交通省九州地方整備局は7日、土地収用法に基づくダム建設の事業認定の手続きとなる公聴会を3月に開くことを明らかにした。22、23の両日、川棚町公会堂で開催する。
事業認定は09年11月に県などが国に申請。民主党政権によるダム再検証で手続きが一時中断したが、国が昨年6月に事業継続を決めていた。
公聴会は公述人が事業賛成、反対の立場で意見を述べ、九地整が事業の公益性を判断する材料となる。事業認定となれば、土地の強制収用も可能になる。
公述人は今月18日必着で申し込みが必要。問い合わせは九地整計画・建設産業課092・471・6331。【柳瀬成一郎】
〔長崎版〕

山鳥坂ダム事業継続を受け、地元漁協などが反対表明(愛媛県)(南海放送2013年2月8日)

2013年2月8日
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山鳥坂ダム事業継続を受け、地元漁協などが反対表明(愛媛県)(南海放送 2013年 2月8日 17:13 ) http://news24.jp/nnn/news8782734.html

先月、国が山鳥坂ダムの建設事業の継続を発表したこと受け8日、大洲市の肱川漁協などが「環境を悪化させる」などとして事業継続への反対を表明した。
肱川漁協で行われた会見には、楠崎隆教組合長ら19人が出席した。
山鳥坂ダム建設をめぐっては、民主党への政権交代で2009年から事業が凍結、国土交通省四国地方整備局が再検証を進めていましたが先月、国土交通省が事業の継続を発表した。
この発表を受け、山鳥坂ダム建設に反対する肱川漁協と市民団体などは「ダムでは治水効果が少ない」「環境をさらに悪化させる」などと主張した。
今後、学習会などを開き、国や県に対しても抗議を申し出たいとしている。


「山鳥坂ダム建設事業凍結解除」に関する共同声明 

呼びかけ人代表 楠崎隆教  肱川・水と緑の会 会長 池田亀菊  肱川の水を守る会 会長 津田計男  豊かな自然と清流を守る会 会長 大野新作

長浜町を守る会 中野茂明  大洲市の住民投票を実現する会 代表 玉岡政廣

すでにご承知のように、国土交通省四国地方整備局は凍結されていた山鳥坂ダム建設について、「ダム建設案」と「川道の掘り下げ、堤防の嵩上げなど組み合わせた8案」を比較し、「ダム建設案の方がコストが安く最大の治水効果がある」としてその根拠を明確にすることなく、国に建設再開を答申し1月28日国土交通大臣が事業継続を最終決定しました。

国土交通省は三年前、『「できるだけダムにたよらない治水」への政策転換を進める』として「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」を設けました。しかし私たちは、この時点で山鳥坂ダム建設事業の今日の結論を予測していました。その根拠は、委員のほとんどがこれまでダム建設を推進してきたメンバーであり、会議そのものが非公開とされたことにあります。これでは、「政策転換」が進められる訳がありません。また、1月22日に開催された有識者会議では、肱川漁協が山鳥坂ダム建設に反対していることすら、議論されていません。

山鳥坂ダム建設事業は凍結され、「検討の場」がつくられましたが、私たちはこれに対しても当初から、検証の主体が計画を推し進めてきた四国地方整備局であること、また検討の場のメンバーがこれまで山鳥坂ダムの建設を推し進めてきたメンバーであることから、「山鳥坂ダムありき」だと指摘してきました。それでも私たちは、傍聴を重ね、動向を注視し、さらに問題点を指摘してきました。しかし結論は、私たちが批判してきたダム建設ありきの結果になりました。

私たちはこれまで、山鳥坂ダムは治水効果が少なく、肱川の河川環境をさらに悪化させると指摘してきました。そして、肱川の治水は、堤防と河床の土砂を取り除くことで十分可能であることを主張してきました。

国土交通省は、事業の継続を決定しました。これは時計の針を逆転させるものであり、空前の暴挙と言わざるを得ません。私たちは、引き続き「山鳥坂ダムはいらない」立場での、共通の目標で協力・共同の運動を一層大きく進め、この事業を中止に追い込みたいと考えます。

利根川水系利根川・江戸川河川整備計画(原案)に対する意見募集の実施及び公聴会の開催(2013年2月1日)

2013年2月5日
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利根川水系利根川・江戸川河川整備計画(原案)に対する意見募集の実施及び公聴会の開催(2013年2月1日)

関東地方整備局は今日、「利根川水系利根川・江戸川河川整備計画(原案)に対する意見募集の実施及び公聴会の開催〕を発表しました。
関東地方整備局のHPをご覧ください。http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/river_00000068.html

関東地方整備局は原案についての意見を聴取したら、次は整備計画案にして、関係都県の意見を聴いた上で計画を策定する予定です。今年度末から来年度早々に計画を策定する考えのようです。
利根川・江戸川有識者会議で治水目標流量について根本的な疑問が提起されているのに、その議論を一方的に打ち切り、
さらに、利根川水系全体の整備計画を策定することが求められているにもかかわらず、本川だけの整備計画でお茶を濁してしまうという無茶苦茶なやり方です。
パブリックコメントや公聴会は関東地方整備局にとって通過儀式でしかありませんが、それでもそのような場を通じて関東地方整備局のやり方を糾弾していく必要です。
パブリックコメントや公聴会でどしどし意見を述べてくださるよう、お願いします。

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