水源連の最新ニュース
淀川水系の天ヶ瀬ダム再開発事業の虚構
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天ヶ瀬ダム再開発の問題点を皆様にも知っていただくため、そのポイントを下記の通り、まとめてみました。
1 天ヶ瀬ダム再開発について
2 琵琶湖後期放流1500㎥/秒の非実現性
3 京都府水道が天ヶ瀬ダム再開発に参画する必要性は皆無
以上のように、京都府水道が天ヶ瀬ダム再開発事業に参画して0.6㎥/秒の新規水利権を得る必要性はなく、現状のままで今後とも必要な給水を充たすことが十分に可能です。
堤防整備の遅れを指摘する会計検査院の報告
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堤防、不完全20カ所超 豪雨時、水害の恐れ 途切れや高さ不足 検査院調べ
(朝日新聞2017年10月27日)
「大曲の花火」雄物川に不完全な堤防 7月に氾濫
堤防未整備で洪水の恐れ 佐賀など11道県24カ所
石木ダム問題の映画「ほたるの川のまもりびと」(本編90分)の上映
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石木ダム問題の映画「ほたるの川のまもりびと」(本編90分)の上映が下記の通り、行われます。関東方面では初めての本編上映になります。山田 英治監督のトークもあります。是非、お出でください。
第5回 グリーンイメージ国際環境映像祭 https://green-image.jp/filmfestivals/5th/
環境をキーワードに、アニメーションからドキュメンタリーまで、ジャンルを越えた世界の優れた映像作品を上映する、年に1度のフェスティバル。
日程 2018年3月
23日(金) 12:30 – 21:20 [開場 12:15]
24日(土) 11:00 – 18:40 [開場 10:45]
25日(日) 11:00 – 16:30 [開場 10:45]
会場 日比谷図書文化館コンベンションホール
(東京都千代田区日比谷公園1-4 地下1階) http://hibiyal.jp/hibiya/access.html
参加 協力費1日1,500円 学生協力費1日1,000円 3日間通し券3,000円 中学生以下無料・事前予約不要
問い合わせ グリーンイメージ国際環境映像祭実行委員会03-6451-2411
プログラム 3月23日(金) [開場 12:15] 12:30 – 21:20
19:35~
ほたるの川のまもりびと
Protectors of Firefly River
(日本 / 2017 / 90分 / 日本語 / プロデューサー:山田 英治・辻井 隆行・江口 耕三 / 監督:山田 英治 / 製作:Better than today. / 配給:ぶんぶんフィルムズ)
夏には蛍が舞う豊かな自然に囲まれた美しい里山、長崎県川棚町こうばる地区。ここにダム建設の話が持ち上がったのは半世紀ほど前。以来、根拠の希薄なダム建設のために、人生を翻弄されながらも明るく前向きに暮らす13世帯の「かけがえのない日常」を描く。
上映後トーク山田 英治さん『ほたるの川のまもりびと』監督
証人尋問期日、二人は確定。 石木ダム
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石木ダム事業認定取消し訴訟第9回口頭弁論
2017年10月31日、午後3時から長崎地方裁判所において、第9回口頭弁論と進行協議が開かれました。
この日は、石木ダムの必要性など原告・被告双方が主張したことのどちらが正しいのかを裁判所が判断する上で必要な証人尋問について審理しました。
原告側は前回の口頭弁論で、利水については佐世保市の水需要予測の担当者と慣行水利権を不安定水源とした担当者、SSKの責任者、事業認定審査過程で(お墨付きの)意見を述べた有識者2名を、治水については川棚川水系河川整備基本方針策定の担当者と河川整備計画策定の担当者を、尋問すべき証人として裁判所に求めていました。
裁判所は、利水については佐世保市の水需要予測の担当者と事業認定審査過程で(お墨付きの)意見を述べた有識者、治水については川棚川水系河川整備基本方針若しくは河川整備計画策定の担当者について、尋問に適任な人を特定するよう被告側に求めました。
この日の口頭弁論と進行協議では、証人尋問について具体化を図りました。その結果、以下のようになりました。
ア 基本方針の土木部河川課企画官:係長 浦瀬俊郎氏(整備方針策定責任者)
12/5 13時半~17時証人尋問 (主:80分,反:120分)
イ 利水の水需要予測に関する尋問:田中英隆氏(佐世保市責任者)
12/25 10時~最大17時(主:90分,反:180分)
被告側が要請している有識者二人の証人尋問については、滝沢 智教授は尋問を拒否していること、小泉 明特任教授については「長崎への出頭は困難であるが,尋問の時間はある」との回答を得ていると被告から報告がされました。
この報告を受け、
ア 原告側は小泉・滝沢氏ともに出頭すべき点について11/15までに意見書及び証人申請を提出する。
イ 被告側は1月9日の小泉氏の出頭可能性について検討する。
ウ 小泉氏が出頭不可であれば所在尋問又はテレビ会議尋問で検討する。
ことになりました。
原告側は、保有水源問題について尋問の必要性があることを主張しました。その結果、やるとすれば60分,被告において要否も含めて検討することになりました。
念のため,証人尋問日として12/11,1/9は日程を空けておくことにしました。
事業認定審査過程で事業推進のお墨付きを与えた有識者二人が証人尋問を拒否したり、長崎まで来る暇がない等というのは到底許すことは出来ません。有識者としての意見を求められ、それに答えた限りは説明責任が伴います。尋問を受けることを拒否している滝沢 智氏は、提出した意見書を撤回するしか責任の取りようがありません。
証人尋問では、事業認定庁が認めた石木ダムの必要性はついて、そもそも石木ダムありきの辻褄合わせでしかないことが明らかになります。
今から皆さまも12/5、12/11,12/25、1/9を空けておいてください。そして傍聴に押しかけてください。
報告集会の一コマです。現地の方から提供いただきました。
マスコミ報道
石木ダム訴訟 来月5日に県職員、治水面で証人尋問 /長崎
(毎日新聞長崎版2017年11月1日)
県と佐世保市が川棚町に計画する石木ダム事業で、反対地権者らが国を相手取って事業認定の取り消しを求めた訴訟の第9回口頭弁論が31日、長崎地裁(武田瑞佳裁判長)であった。
争点になっている治水面に関して、川棚川水系の河川整備の基本方針を策定した県の責任者1人を次回期日の12月5日に証人尋問することが決まった。
利水面に関しては、佐世保市の水需要予測の担当職員1人を12月25日に証人尋問する予定が示された。
地権者側は水利権を担当する別の職員の尋問も求めた。
また、双方が証人尋問を求めている大学教授2人のうち1人は「尋問に応じるが、長崎には来ることができない」、もう1人は「尋問に応じられない」と話しているといい、地権者側は今後、長崎地裁での尋問に応じるよう求める意見書を提出する。
【浅野孝仁】 〔長崎版〕
今回の衆議院議員選で「公共事業チェック議員の会」をより強く!
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「公共事業チェック議員の会」関係者を送りだそう
水源連と公共事業改革市民会議は無駄な公共事業廃止・中止を求めています。
国会関係では「公共事業チェック議員の会」と連携をとっています。
国会において、無駄な公共事業をストップさせようとする勢力を少しでも強くすることが、私たちの責務でもあります。
今回の衆議院議員選挙においても、「公共事業チェック議員の会」関係者=現在の同会会員+同会の元議員 の当選を目指しましょう。
これまでに掌握している、今衆議院議員選挙で立候補している「公共事業チェック議員の会」関係者=現在の同会会員+同会の元議員 の一覧です。
立は立憲民主党、共は共産党、希は希望の党、自民は自由民主党です。
比例区ついては、候補者名ではなく政党名を記入します。
比例区のみでエントリーしている候補者については、その政党名と比例区名を記しました。
氏名 | 解散前の政党 | 20171022選挙 |
荒井 聰 | 民進 | 立 北海道3 |
近藤 昭一 | 民進 | 立 愛知3 |
赤嶺 政賢 | 共産 | 共 沖1 |
柿沢 未途 | 民進 | 希 東京15 |
本村 伸子 | 共産 | 共 比・東海 |
初鹿 明博 | 民進 | 立 東京16 |
笠 浩史 | 民進 | 希 神奈川9 |
阿部 知子 | 民進 | 立 神奈川12 |
鈴木 克昌 | 民進 | 引退 |
枝野 幸男 | 民進 | 立 埼玉5 |
逢坂 誠二 | 民進 | 無 北海道8 |
水戸 将史 | 民進 | 見送り |
福島 伸享 | 民進 | 希 茨城1 |
佐々木隆博 | 民進 | 立 北海道6 |
梅村さえこ | 共産 | 共 比・北関東 |
真島 省三 | 共産 | 共 福岡9 |
畠山 和也 | 共産 | 共 比・北海道 |
清水 忠史 | 共産 | 共 比・近畿 |
穀田 恵二 | 共産 | 共 京都1 |
笠井 亮 | 共産 | 共 比・東京 |
畑野 君枝 | 共産 | 共 神奈川 |
田村 貴昭 | 共産 | 共 比・九州 |
高橋千鶴子 | 共産 | 共 比・東北 |
塩川 鉄也 | 共産 | 共 比・北関東 |
島津 幸広 | 共産 | 共 比・東海 |
松本 剛明 | 無 | 自民 兵庫11 |
大河原 雅子 | 元議員 | 立 比・北関東 |
川内 博史 | 元議員 | 立 鹿児島1 |