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城原川ダムに住民意見 九州地方整備局が聴く会 水害不安早く建設を 野越し活用整備して
2月21日と22日に佐賀県神埼市で開かれた直轄ダム「城原川ダム」の検証検討素案に関する公聴会についての記事を掲載します。
川を分断し、川の自然に多大な影響を与える城原川ダム、そして、大洪水に閉塞を起こしてダム下流部を氾濫の危険性にさらす城原川ダムを本当に造ってよいのか、
城原川ダムに住民意見 九州地方整備局が聴く会 水害不安早く建設を 野越し活用整備して
城原川ダム事業で公聴会 「治水対策」流域10人発表 [佐賀県]
城原川ダム、住民の意見聴取
(佐賀新聞2016年02月23日 10時31分) http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/281877
(写真)城原川ダムの検証案について住民の意見を聴いた会合=佐賀市の県教育会館
国の事業対象見直しとなった城原川ダム(神埼市)の是非を再検証している国土交通省九州地方整備局は22日、佐賀市で意見聴取会を開いた。流域住民ら3人が検証の在り方に疑問を呈し、九地整が最も有利とした流水型ダム案に対し反対や再考を促した。
県教育会館で開き、九地整の担当者が住民12人に検証の検討報告書素案をまとめた経緯を説明した。
神埼市神埼町の平田憲一さん(79)は、現在の検証が形式的になっていると批判し「河川の基本流量に使われるデータが古すぎる。雨の降り方がひどくなった近年の数値で考え、根本的に議論し直すべき」と再考を求めた。
吉野ケ里町の中牟田清子さん(80)は「先人は有明海の干満の差をも計算し川づくりしてきた。ダムが破堤しないか検証しているのか」と建設反対を訴えた。
神埼市脊振町出身の佐賀市の男性(81)も「ダムありきで形だけの検証をしていないか。必要性に疑問を持っており、脊振で住民投票すべき問題ではないか」と主張した。
九地整は21日に同様の会合を神埼市でも開き、これらの意見を踏まえてダム事業対応方針の原案を作る。
「八ッ場ダム問題と東京の地下水 〜半世紀の取り組みを振り返って」-3/21、池袋
◆日時:3月21日(月・祝) 14:00〜16:30
◆会場:豊島区立生活産業プラザ 会議室501 (豊島区東池袋1-20-15 Tel: 03-5992-7011 池袋駅東口下車徒歩7分)
★講演 嶋津暉之(八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会代表)
「八ッ場ダム問題と東京の地下水 〜半世紀の取り組みを振り返って〜」
☆八ッ場ダムをストップさせる東京の会 第12回総会(15時半頃より)
参加費・申込不要 連絡先:080-5372-4084(深澤)
「城原川ダム事業の検証に係る検討報告書(素案)」に対する意見
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思川開発問題の市民集会「思川開発事業(南摩ダム)と県南市町 ~マズくて高い水はごめんだ~」
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思川開発問題の市民集会「思川開発事業(南摩ダム)と県南市町 ~マズくて高い水はごめんだ~」が 2月6日(土) に栃木市栃木文化会館で開かれました。
昨年11月9日と12月25日に「思川開発事業の関係地方公共団体からなる検討の場」が開かれ、検証作業が3年半ストップしていた思川開発も事業推進の動きが出てきました。
思川開発(南摩ダム)は総貯水容量5100万㎥で、目的は、洪水調節、栃木県等の水道用水の開発、渇水時の補給です。このうち、洪水調節は思川・乙女地点の洪水目標流量3760㎥/秒を3700㎥/秒へ、わずか60㎥/秒下げるだけのものですから、微々たるものです。
利水目的もその必要性は失われています。
2月6日の集会には約130名の方が参加され、茨城や群馬等の遠方からも参加もありました。
その集会の講演、報告で使われたスライドの一部を掲載します。集会の予告記事も掲載します。
講演 思川開発は必要か その虚構を解明する(嶋津暉之)
報告 南摩ダム予定地の鹿沼市の現状(高橋比呂志)
2月6日(土) 午後1時30分~4時30分 ◆会場:栃木市栃木文化会館 小ホール
〇基調講演「思川開発は本当に必要なのか、その虚構を解明する」 (講師:嶋津暉之氏・水問題研究家)
〇報告
「南摩ダム予定地の環境」(高松健比古・栃木県自然保護団体連絡協議会代表)
「思川開発事業をめぐる裁判の経過」(大木一俊・弁護士)
「思川開発事業が県南市町の水道に与える影響」(早乙女正次・元栃木県職員)
「南摩ダム予定地の鹿沼市の現状」(高橋比呂志・思川開発事業を考える流域の会事務局長)
「栃木市議会での思川開発事業に関する発言」(内海成和・元栃木市議会議員)
◆2016年1月29日 毎日新聞栃木版 http://mainichi.jp/articles/20160129/ddl/k09/010/324000c ー南摩ダム「必要なのか」 開発事業巡り集会 栃木で来月ー
鹿沼市の思川開発事業(南摩ダム)を巡る市民集会「思川開発事業(南摩ダム)と県南市町〜マズくて高い水はごめんだ〜」が2月6日、栃木市栃木文化会館(栃木市旭町)で開かれる。
ムダなダムをストップさせる栃木の会▽思川開発事業を考える流域の会▽市民オンブズパーソン栃木の3団体が主催。「八ッ場ダム 過去、現在、そして未来」などの著書がある水問題研究家、嶋津暉之氏が「思川開発は本当に必要なのか、その虚構を解明する」と題して基調講演した後、関係者が状況を報告する。
同事業は治水と流域の利水が目的。総事業費1850億円をかけて南摩川(鹿沼市)にダムを建設し、黒川、大芦川と導水路で結ぶもので、県内では栃木市、下野市、壬生町、野木町の水源となる。当初の計画では2015年度の完成を見込んだが、09年に民主党政権下で一時凍結。建設の必要性を再検証する「検討の場」の幹事会は12年以来止まっていたものの、昨年11、12月と立て続けに開かれている。
メンバーの大木一俊弁護士は「栃木市など2市2町の水道水源はほぼ100%地下水でまかなわれているのに、事業によって県が売る水を買わされることになる。市民に広く訴えたい」と語った。
午後1時半から。事前申し込み不要で、入場無料。問い合わせは大木一俊法律事務所(電話028・636・0596)。【田内隆弘】
南摩ダム建設事業の意義問う きょう栃木市で市民集会
南摩(なんま)ダム(鹿沼市)の建設を柱とした思川(おもいがわ)開発事業の必要性を考える市民集会が六日午後一時半から、栃木市旭町の市栃木文化会館で開かれる。入場無料で、申し込み不要。
住民などでつくる「ムダなダムをストップさせる栃木の会」など三団体の主催。栃木市など県南西部の自治体に水を供給する事業目的を検証して、ダム建設の意義をあらためて問う。
水問題研究家の嶋津暉之(てるゆき)さんが「思川開発は本当に必要なのか、その虚構を解明する」と題して講演。県の負担金支出差し止めなどを求めた住民訴訟(最高裁で棄却決定)の経過を含め、五人の関係者が報告する。
実行委員会の代表を務める県弁護士会の大木一俊弁護士は「控訴審判決では『事業撤退も選択肢』と指摘していた。地元でも多くの人に知られていない問題なので、広く参加を呼び掛けたい」と話している。
思川開発事業(南摩ダム) 市民集会 in 栃木市 2月6日(土)
添付のチラシもご覧ください。思川開発問題の市民集会ちらし
昨年11月9日に「思川開発事業の関係地方公共団体からなる検討の場」が開かれ、検証作業が3年半ストップしていた思川開発も事業推進の動きが出てきました。
これから、現実性のない代替案と比較して、思川開発が有利だとする茶番劇の検証が行われていくことになりますが、何とかして、無意味な思川開発をストップさせたいものです。
「思川開発事業(南摩ダム)と県南市町」~マズくて高い水はごめんだ~