水源連:Japan River Keeper Alliance

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札幌市水需要予測引き下げ 当別ダム完成後、修正姑息

2015年8月12日
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札幌市は当別ダム完成後に架空の水需要予測をやめて、大幅な下方修正を行いました。

昨日(8月11日)、この問題について北海道自然保護協会、当別ダム周辺の環境を考える市民連絡会が記者会見を行いました。

今朝の北海道新聞が二つの面で大きく取り上げました。
ネットの記事は下記のとおりです。紙面記事もご覧ください。北海道新聞 2015年8月12日

なお、この問題の経緯はhttps://suigenren.jp/wp-content/uploads/2015/07/48f6e992771de4eb019b9faf2f873245.pdf にまとめてありますので、そちらもご覧ください。

「当別ダム完成後、修正姑息」 札幌市が水需要予測引き下げ 市民団体は反発強める(北海道新聞 2015年8月12日
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0167566.html

2012年に完成した当別ダム(石狩管内当別町)をめぐり、札幌市が建設に参加する根拠とした水需要の予測を、現在の供給能力を大きく下回る水準まで下方修正したことに対し、以前から「過大な予測」と指摘してきた市民団体が反発を強めている。

市は水源の分散化を理由に計画通り25年度から取水する方針だが、取水量は総需要の1割に満たないため、「分散効果は薄い」との声も上がっている。
「ダムが完成してから需要予測を引き下げるのは姑息(こそく)だ」。北海道自然保護協会の在田一則会長は11日、市役所で会見し、市の対応を批判した。
市は07年度、35年度の1日当たりの最大水需要が、保有する水源の供給能力84万立方メートルを上回る87万立方メートルに達する、と試算した。
しかし、今年3月にまとめた15年度から10年間の「水道ビジョン」では、経済成長が期待通り進まなかったことや人口減少の進展を踏まえ、3割減の62万立方メートルに下方修正した。
その一方、現在の水源の98%を豊平川に依存していることから、市は災害や事故に備え分散が必要との考えも示し、当別ダムの必要性を強調している。
これに対し、同協会は会見で「当別ダムからの取水量は1日当たり最大4・4万立方メートルで、35年度の最大需要予測の7%にすぎず、大きな効果は期待できない」と指摘した。
札幌、小樽、石狩、当別の4市町と道でつくる当別ダムの水道事業企業団の総事業費は734億円で、うち札幌市の負担は131億円に上る見込み。札幌市への水道水供給に向けた浄水場と送水管の整備は20年度から始まり費用は26億円。
会見に同席した市民団体「当別ダム周辺の環境を考える市民連絡会」の安藤加代子代表幹事は「必要のないダムから取水するための財政出動はするべきではない」とし、浄水場整備などを中止するよう訴えた。(水野富仁)

札幌市の水需要予測3割減 35年度 当別ダム不要の声も

(北海道新聞 2015年8月12日)http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0167443.html
札幌市が、当別ダム(石狩管内当別町)の建設に参加する根拠とした2035年度の市内の水需要予測について、1日当たり最大87万立方メートルから同62万立方メートルに約3割引き下げたことが11日、分かった。
市が現在保有する、豊平川などを水源とする供給能力(同84万立方メートル)だけでもまかなえる計算になり、自然保護団体は「不要なダム建設だった」と批判している。
市は今年3月にまとめた15年度から10年間の「水道ビジョン」で、7年ぶりに水需要を推計。前回と比べ、業務用需要が6割近く落ち込み、人口減少も早く進行する見通しを踏まえ、大幅に下方修正した。
市の前回予測をめぐっては市議会でも「過大な予測」などと指摘されていた。
市は「その都度、適切に予測してきた」と釈明。その上で「現在の水源は98%を豊平川に依存しており、災害などに備えた分散が必要」として、計画通り25年度に当別ダムから取水を始める方針だ。
これに対して、北海道自然保護協会は、今後予定されている当別ダムと札幌市を結ぷ送水管整備などの中止を求めている。
当別ダムは道が建設し12年10月に完成。水道事業ついては札幌、小樽、石狩、当別の4市町と道でつくる企業団が運営し、13年4月に札幌を除く3市町への供給を始めた。
治水・かんがいを除く事業費734億円のうち、札幌市の負担は131億円となる見込み。

石木ダム評価監視委が現地調査 反対派からも意見聞く (長崎県)

2015年8月11日
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昨日、長崎県公共事業評価監視委員会が石木ダム事業に関する現地調査を行い、ダムに反対する地権者らの意見を聞きました。隠しの記事をお送りします。
地権者らの必死の訴えと説得力がある説明を受けて、委員会はきちんとした審議をしなければならなくなったと思います。
ただ、中村委員長の気になる発言もありました(西日本新聞)。「「再評価は、県の事業である治水の妥当性を問うもので、佐世保市が進める利水の是非は論じない」と委員会の立場を説明し「ただ、反対派の声もあるだけに今後も詳細な検討は必要」と述べた。」
利水は佐世保市の話であっても、治水・利水について石木ダムの是非を総合的に判断するのが、県公共事業評価監視委員会の役目であることを肝に銘じてほしいと思います。

石木ダム評価監視委が現地調査 反対派からも意見聞く(長崎県)

( 西日本新聞朝刊 2015年08月11日) http://www.nishinippon.co.jp/nnp/nagasaki/article/187895
(写真)石木ダムの現地調査で、建設反対メンバーから話を聞く中村聖三委員長(右から2人目)ら県公共事業評価監視委員会の委員たち
石木ダムの現地調査で、建設反対メンバーから話を聞く中村聖三委員長(右から2人目)ら県公共事業評価監視委員会の委員たち
県と佐世保市が川棚町に計画する石木ダム事業の再評価を行う県公共事業評価監視委員会(委員長・中村聖三長崎大大学院工学研究科教授)の委員5人が10日、ダム建設に伴い水没する地域などに入り、県やダム建設に反対する地権者らから事情を聴いた。
公共事業の再評価は通常、前回から5年をめどに実施している。委員会は、県がダムの完成予定時期を2016年度から22年度に遅らせたため、1年前倒しで再評価を始めた。
11年度の前回の再評価では事業継続を認めたが、今回は「事業ありきではない」(中村委員長)としており、現地調査し、反対派からも意見を聞くことにした。
この日、委員は水没予定地で県の説明を受けた後、建設反対を訴える地権者らと面会。
反対派のメンバーは「洪水対策は堤防の改修などでよく、県が土地を強制収用してまでダムを作る必要はない」「(水供給を受ける)佐世保市民の中にも、人口減を考慮すればダムは不要との意見がある」と治水と利水の両面から反対を訴えた。
委員はその後、洪水被害があったダム下流の川棚川も調査した。

調査終了後、中村委員長は「再評価は、県の事業である治水の妥当性を問うもので、佐世保市が進める利水の是非は論じない」と委員会の立場を説明し「ただ、反対派の声もあるだけに今後も詳細な検討は必要」と述べた。再評価の結果を出す時期は未定とした。

 

石木ダム予定地を県監視委が視察

 県と佐世保市が計画している石木ダム建設事業で、県の事業を点検する県公共事業評価監視委員会(中村聖三委員長、7人)は10日、川棚町のダム建設予定地を視察した。

 視察中、ダム建設に反対する地権者や市民団体の要請に応じ、意見を聞いた。地権者は「ダム建設ありきの考え方はおかしい」などと主張。佐世保市の市民団体メンバーも「市民の多くはダムが必要だと思っていない」と訴えた。

 中村委員長は報道陣の取材に対し、「県と地権者の主張には食い違いがあり、客観的なデータに基づいて判断したい」と述べた。委員会は今後の審議を経て事業評価をする方針。

 

石木ダム建設:監視委「詳細な審議を」 現地で地権者と面会 /長崎

(毎日新聞長崎版 2015年08月11日)http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20150811ddlk42010301000c.html

 県と佐世保市が川棚町川原地区で計画する石木ダム建設について、県公共事業評価監視委員会は10日、現地調査を実施した。用地提供を拒む地権者と面会した中村聖三委員長は報道陣の取材に「地権者の話を踏まえた詳細な審議が必要だ」との認識を示した。

 監視委は着工から一定期間が過ぎた県の事業などについて検証し、再評価する知事の諮問機関。事業の継続、中止について年度ごとに意見書を知事に提出する。ダム建設用地内には13世帯約60人が生活しており、委員5人が県職員から説明を受けた後、地権者ら約30人と面談した。

 地権者の岩下和雄さん(68)は県が主張するダムの目的のうち、川棚川の治水について「ダムより安価な河川改修で十分対応できる」などと説明。「13世帯が住んでいる場所を強制収用してまでダムが必要なのか」と訴えた。同じく地権者の石丸勇さん(66)は「第三者の誰かが言わなければ県の暴走は止まらない。ここで止めてほしい」と要望した。

 中村委員長は終了後、報道陣に対し「非常に重い話なので現地を見ないで判断するのはどうかと考えた。地権者が問題と思っているところは理解できた」と述べた。【梅田啓祐】

 

石木ダム事業について長崎県公共事業評価監視委員会が現地調査(速報)

2015年8月10日
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今日、長崎県公共事業評価監視委員会が石木ダム事業について現地調査を行いました。その速報をお送りします。
評価監視委員会が真っ当な審議を行って、石木ダムの事業継続にNo!を突き付けることを望むばかりです。

石木ダム 監視委が現地調査

(NHK2015年08月10日 19時31分)http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5033896421.html?t=1439212276065
(動画)
長崎県と佐世保市が川棚町に建設を計画している石木ダムの建設予定地で、公共事業の妥当性を評価する県の委員会のメンバーが調査を行い、ダム建設に反対する地権者から話を聞きました。
長崎県では、実施が決まってから5年たっても着工されていない公共事業などについて、有識者などが妥当性を評価し事業を継続すべきかどうか知事に提言する「公共事業評価監視委員会」を設けています。
10日はこの委員会のメンバー5人が計画が難航している石木ダムの建設予定地、川棚町岩屋郷を訪れ、県の職員から説明を受けたあと計画に反対の地権者らから意見を聞きました。
この中で地権者側はダム建設の目的としている利水について、県などの水の需要予測は過大で洪水対策についてはダム建設よりもコストが安い方法をとるべきだとして、ダム建設中止と提言するよう求めました。
石木ダムは昭和50年に建設が決まりましたが、一部の地権者の反対で用地買収が難航しているため、県は強制的に土地を収用する手続きを進めています。
監視委員会の中村聖三委員長は、「現地を見られて良かった。引き続き慎重に審議をして結論を出したい」と話していました。
建設に反対する岩下和雄さんは、「人の家を強制収用してまで必要なダムなのか。お話ししたことをふまえて判断してもらいたい」と話していました。

石木ダムどうする?第三者委が現地視察
(NIB長崎国際テレビ 2015年8月10日)http://www.nib.jp/realtime/news/news_3017284.html

川棚町に計画されている石木ダム建設事業について再評価している第三者委員会が10日、現地調査を行った。
第三者委員会の現地調査は県が石木ダムの完成時期を2022年度に延長し、継続する方針案を諮問したことを受け、詳しく審議しようと行われた。
県の担当者の概要説明と同時に反対地権者の意見も聞いた。
13世帯の反対地権者の全ての土地、家屋について県は、明け渡しを求める「裁決」の「手続き」を開始している。
委員は「地権者の切実な思いが伝わってきた」と話していて、慎重な審議を行うとしている。

公共事業監視委 石木ダムを現地調査
(NBC長崎放送 2015年08月10日)http://www.nbc-nagasaki.co.jp//news/nbcnews.php#3

県が、川棚町に計画している石木ダム事業の必要性について再評価する委員会は10日、現地で事業に賛成・反対双方の立場から意見を聞きました。
今回の現地調査の中で、県側が川棚川の洪水を防ぐ目的で石木ダム事業を継続し2022年度までの完成を目指すと説明する一方、
反対する地権者らは「ダムを建設しなくても川棚川の改修工事を行えば下流域の洪水は防げると主張、石木ダムの必要性はない」と訴えました。
石木ダム事業の必要性については、これまで4度再評価する委員会が開かれていますが、現地調査が行われたのはこれが初めてです。
委員会では、賛成・反対双方の主張について審議を尽くし、事業の必要性について結論を出したいとしています。

那珂川の漁協側、東京高裁に控訴 霞ケ浦導水訴訟

2015年8月5日
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すでにお知らせしたように、那珂川流域の漁協が訴えた霞ケ浦導水事業の工事差止め訴訟に対して、7月17日、水戸地裁は請求棄却の不当判決を下しました。
漁協側はこの判決を覆すため、7月30日に東京高裁に控訴しました。遅くなりましたが、その記事を掲載します。

漁協側、東京高裁に控訴 霞ケ浦導水訴訟
(下野新聞7月31日 朝刊http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20150731/2037152

霞ケ浦導水事業をめぐる訴訟で、栃木、茨城両県の漁連・漁協5団体は30日、国が行う事業の那珂川取水口建設差し止めの請求を棄却した一審水戸地裁判決を不服として、東京高裁に控訴した。
茨城県の君島恭一(きみしまきょういち)那珂川漁業協同組合長らが水戸地裁に控訴状を提出した。代理人の丸山幸司(まるやまこうじ)弁護士は霞ケ浦から那珂川への送水による外来種・汚染物質侵入の危険性については「不十分な点を追加して、立証していきたい」とした。
君島組合長は取材に「被害が出れば那珂川は死の川になる」と、あらためて危機感を訴えた。
国土交通省関東地方整備局は「詳細は確認していないが、引き続き事業の正当性を主張していく」とした。
那珂川水系を漁場とする両県の漁協が、事業による漁業権侵害の恐れを訴えた訴訟で水戸地裁は17日、請求を棄却した。

霞ケ浦導水訴訟 漁協側が控訴
(東京新聞茨城版2015年7月31日)http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20150731/CK2015073102000170.html

霞ケ浦と那珂川、利根川を地下トンネルで結ぶ「霞ケ浦導水事業」をめぐり、那珂川流域の県内の四漁協と栃木県の漁連が国に工事差し止めを求めた訴訟で、原告側は三十日、請求を棄却した水戸地裁判決を不服として、東京高裁に控訴した。
原告の一つ、那珂川漁協の君島恭一組合長(82)は「判決は、那珂川に霞ケ浦の外来種が来るのを認めている印象。きれいな那珂川を残すため、控訴審では主張が通るようにしていく」と話した。
原告側代理人の弁護士は「どの漁協も控訴の意志を示してくれた。原告に求められる立証責任が大きい結果、漁業権が無視されることになり、全国的にも問題のある判決。立証すべき範囲を主張し、立証には魚類の研究者たちの協力も得たい」と述べた。
導水建設で、アユ漁が盛んな清流の那珂川に、霞ケ浦の水が流れ込むため、漁協側は生態系が壊され、漁業に被害を与えると主張。
判決は「漁業権侵害の具体的危険があるとまではいえない」としながらも、「運用次第で侵害の可能性がある。環境への影響が最小限に抑制されるよう努力が望まれる」と国に促した。 (宮本隆康)

石木ダム完成2022年度に 長崎県、時期延長の方針示す

2015年8月4日
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8月3日に開かれた長崎県公共事業評価監視委員会で、県は石木ダム完成を2022年度に変更する方針を示しました。委員会冒頭で、「工期変更が議題であることは石木ダムありきである。今必要なことは石木ダムの必要性を原点に返って再評価することではないのか」と住民サイドからクレームがつき、委員長は、「これまでにどのような検証がされてきたのか原点に返って評価する」という趣旨の発言をしました。実際、委員長は長崎県の説明に対して、私たちが問題として上げている点も含めて、長崎県にとっては厳しい質問を呈していました。
当日の資料・記事、住民側が委員会委員に送付した意見書を掲載します。

◎長崎県配付資料

 第2回長崎県公共事業再評価監視委員会資料 平成27年8月 長崎県土木部河川課  pdf 9,374kb
委員名簿  pdf 53kb   中村委員長は前回の石木ダム事業再評価監視委員会の副委員長で、石木ダム事業に異論を唱えた方です。今回の委員会冒頭で、「ゼロからの再評価」と言明していました。

◎市民団体と弁護団連名で連絡先不明の岡委員以外の全委員にあらかじめ送付した、意見書

平成27年度第2回長崎県公共事業評価監視委員会開催に際しての私たちの意見  pdf 453kb

 

県は、建設反対派の阻止行動などを受けて工事が計画通り進まないことを変更の理由に挙げていますが、実際には抗議行動がさらに高まり、工事が立ち往生することになるでしょう。

なお、石木ダムの検証報告では付替え道路工事に2010年度に着手してから2016年度に完成する予定となっていましたから、着手後の工期そのものは1年延びただけです。
http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/tisuinoarikata/dai22kai/dai22kai_siryou3-1_2.pdf の4-1ページを参照)

佐世保市水道の水需要が一層縮小していく状況において、この工期変更は石木ダムの不要性をさらに明確にするものになります。

https://suigenren.jp/wp-content/uploads/2015/07/c2c8980e9c3f3049edaeec22c447f483.pdf をご覧ください。
監視委員会の委員が真っ当な判断をすることを強く期待します。

 

(読売新聞長崎版 2015年08月04日)http://www.yomiuri.co.jp/local/nagasaki/news/20150803-OYTNT50104.html
県は3日、県の事業内容をチェックする県公共事業評価監視委員会で、川棚町に計画している石木ダムの完成時期について、2016年度としていた当初計画を見直し、22年度に延長する方針を示した。評価監視委は今後、現地視察をした上で評価を行う方針。
県河川課によると、ダム建設に伴う付け替え道路の工事は10年度に着手したが、建設反対派の阻止行動などを受けて工事には入れず、今年度までずれ込んだ。さらに、本体工事では、昼夜2交代制で作業を行う予定にしていたが、「反対行動で夜間工事が安全に行えない恐れがある」として、昼間のみの工事に変更するという。このため、県では工期を延長することにしたという。
これに対し、評価監視委側からは「現地調査が必要」との意見が出て、10日に現地を視察することが決まった。中村聖三委員長は「委員会としては、ダム建設ありきで(審議を行うこと)はない」と前置きした上で、「(視察後)委員の意見を集約して中村知事に報告したい」と語った。
委員会を傍聴した反対地権者の岩下和雄さん(68)は「石木ダム建設が正当な事業かどうかを委員会が判断するということなので、地権者にも是非、聞き取りをしてほしい」と話した。

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