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堤防決壊は71河川130か所 耐越水堤防の導入・普及を!

2019年10月20日
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NHKの最新情報によれば、台風19号の豪雨による堤防決壊は下記の通り、71河川130か所にもなっています。
情報が新しくなると、決壊河川の数と決壊箇所が増えています。
各河川の堤防決壊を防ぐ対策として私たちはやはり、耐越水堤防の導入・普及を求めていかなければなりません。
下記の耐越水堤防の工法は、旧建設省土木研究所が「耐越水堤防」の工法を1975年から1984年にかけて研究開発し、旧建設省が9河川で1980年代の後半から耐越水堤防工法を実施したものです。
旧建設省は耐越水堤防の普及を図るため、2000年3月に「河川堤防設計指針(第3稿)」を発行し、関係機関に通知しました。
ところが、国土交通省は2002年7月にこの「河川堤防設計指針(第3稿)」を廃止し、耐越水堤防の普及を中止しました。耐越水堤防工法は国が認めない工法となり、お蔵入りとなりました。
2001年12月から始まった熊本県の川辺川ダム住民討論集会で、耐越水堤防を整備すればダムが不要になると指摘され、耐越水堤防の存在がダム推進の妨げになると考えたからに違いありません。
お金も時間もかかるダムやスーパー堤防に比べ、耐越水堤防は1㍍あたり50~100万円と、比較的安価であるので、短い期間で、全国の河川の安全度を大きく高めることができます。
耐越水堤防の導入・普及を求める運動をあらためて展開していきたいと思います。


台風19号 豪雨災害

(NHK10月20日 5時14分)https://www3.nhk.or.jp/news/special/disaster/typhoon19/

堤防決壊は71河川130か所

国土交通省によりますと、台風19号による豪雨で川の堤防が壊れる「決壊」が発生したのは、19日午前11時の時点で、7つの県の合わせて71河川、130か所にのぼっています。
国が管理する河川で堤防の決壊が確認されたのは、7つの河川の12か所です。県が管理する河川で堤防の決壊が確認されたのは、67の河川の118か所です。
このうち新たに堤防の決壊が確認されたのは、内川の、いずれも宮城県丸森町の羽入前と大目でそれぞれ1か所です。
このほか、川の水が堤防を越える「越水」などで氾濫が発生した河川も、16都県の、延べ266河川にのぼっています。

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