水源連:Japan River Keeper Alliance

水源開発問題全国連絡会は、ダム建設などと闘う全国の仲間たちのネットワークです

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「ヤマメ、サクラマスたちの川を守ろう! 北海道・サンルダムをとめるために」報告(動画つき)

2013年8月23日
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「ヤマメ、サクラマスたちの川を守ろう! 北海道・サンルダムをとめるために」を開催しました。

7月6日、東京・水道橋のYMCAアジア青少年センターにて、北海道・サンルダムについての学習会を開きました。「サクラマス守り隊」の代表で北海道大学名誉教授の小野有五(おの・ゆうご)さんに、現地の自然環境やダム計画についてのお話を伺いました。

サンルダム建設が計画されているサンル川は、北海道北部を流れる天塩川(てしおがわ)の支流・名寄川(なよろがわ)のそのまた支流です。小さな川ですが、サクラマスが海から200kmも遡上してくることができる、日本で唯一の川です。

しかし、サンルダムがつくられてしまうと、サクラマスの遡上が妨げられてしまうほか、海へ下らずに川に残って育つサクラマスのオス(全オスの約半数)の生育環境が悪化してしまうそうです。

サンル川は、絶滅危惧種のカワシンジュ貝の生息地でもあります。カワシンジュ貝は80年から100年も生きるという長寿の貝ですが、幼い貝はサクラマスの子であるヤマメのえらにくっついて育つので、ヤマメの少なくなった川では若いカワシンジュ貝が育たず、ヤマメの豊富なサンル川が貴重な生息地となっています。

そんな貴重な自然の残るサンル川に国が計画しているサンルダムですが、必要性に疑問がある、と小野さんは指摘します。例えば、ダムの目的のひとつである水害防止についてみると、水害防止に関する国の説明は、市民から疑問を指摘される度につぎつぎに変わる、信頼性の欠けたものです。小野さんは、流域の写真を示しながら、現在、流域で発生している水害は、堤防を整備したり、川幅を広げる工事をすることで防止できるので、ダムをつくらなければ防げない、と説明されました。このように、小野さんたちは、ダムの代替案を示して、国にサンルダムの中止を求めているのです。

現在、サンルダムの関連工事がすすめられています。北海道では、いくつかの市民団体がサンルダム反対を求めてきていますが、小野さんたちは、「サクラマス守り隊」を立ち上げ、道内だけでなく全国に広く支援をよびかけてダム中止をめざしています。サンルダムの地元・下川町(しもかわちょう)で地域おこしをめざす人たちとも連携して、サンル川や森などの貴重な自然をいかした地域経済をつくっていこうという動きがはじまっています。

「サクラマス守り隊」では川の生き物やダム建設に関する情報発信のほか、現地ツアーなども企画しています。詳しくはフェイスブックページhttps://www.facebook.com/#!/SakuraGuard?fref=ts をご覧下さい。

 

小野先生が当日使われたスライド(無声動画)
0706サンル 小野先生 MP4 15.2MB

また、今秋にサンルダム予定地見学会を企画します。企画が決り次第、掲載致します。

八ッ場ダム東京判決への抗議集会ー6/1、池袋

八ッ場ダム東京判決への抗議集会ー6.1、池袋

 八ッ場ダムをストップさせる東京の会からのお知らせを転載します。

8年余にわたり、私たちは次々と新たな資料、調査・研究を積み上げ、八ッ場ダムの不要性、危険性を立証してきました。
ところが今年3月、東京高裁は、自治体にとってダムが役に立ってもたたなくても、負担金は支払わなくてはならない、という非常識な判決を言い渡しました 。

今回、この判決の内容を分析・批判するとともに、「市民の常識」とかけ離れた裁判がされる背景について、『日本司法の逆説』の著者・西川伸一教授より解説していただきます。
また、八ッ場ダム事業をごり押しする国交省によって、利根川の河川整備計画が大きくゆがめられようとしている現状を、嶋津暉之さんよりご報告いただきます。
私たちはこの不当判決に強く抗議し、その背後にある司法と行政の病に迫ります。

◆日 時:6月1日(土)午後1:30~4:30

◆会 場:豊島区生活産業プラザ(エコとしま)8階多目的ホール
http://chizuz.com/map/map19585.html
(池袋駅より徒歩7分)

◆参加費:500円

*解説「間違いだらけの高裁判決
―事案の異なる判例を引き、事実評価は手抜き」
八ッ場ダム住民訴訟弁護団

*講演「司法行政からみた裁判官~裁判官だって出世したい!」
講師:西川伸一 明治大学教授

*報告「八ッ場ダム事業でゆがめられる利根川の河川整備計画」
嶋津暉之 利根川流域市民委員会共同代表

*声明「高裁不当判決に抗議し、最高裁での審理を要求する!」
八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会

◆主催:八ッ場ダムをストップさせる東京の会
お問合せ:T/F 042-341-7524 深澤

6月13日 参議院選直前 緊急集会「国土強靱化が日本を壊す」 主催:公共事業改革市民会議

2013年5月21日
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6月13日 参議院選直前 緊急集会「国土強靱化が日本を壊す」

【日 時】 2013年6月13日 17:00~19:00

【会 場】 衆議院第一議員会館 一階 多目的ホール

地下鉄 国会議事堂前・永田町・溜池山王下車5〜8分 →MAP
16時40分より会館ロビーで入館証を配布します。(資料代500円)

今年度予算が成立しました。「アベノミクス」と評される景気浮揚策として、前年度補正予算も合わせると、106兆円にもなり、公共事業のバラマキを中心に国費の大盤振る舞いがされようとしています。

しかし、日本の人口が減少の一途を辿り、財政危機が一層深刻化していく時代においてこのような超大型の財政出動をしていては次世代に巨額のツケを残し、国民は疲弊するばかりです。また、公共事業のバラマキで自然や生活環境の破壊が一層進んでいくことは必至です。そして、つくりすぎた社会資本の老朽化が急速に進行してその対策が待ったなしの時代になっています。

今急ぐべきことは、国土強靭化政策にみられるような旧来型の新規公共事業のバラマキではなく、既存の社会資本の徹底見直しによる国民の安全確保であり、人的支援事業による福祉社会の構築です。

国政選挙をも見据えて、今後私たちが進むべき方策を探るとともに、公共事業バラマキの現況を各地から報告する緊急集会を行います。

みなさん、是非、ご参加下さい。参議院選直前緊急集会チラシ 

【内 容】

  • 開会挨拶・基調報告 公共事業改革市民会議
  • 基調講演「国土強靱化から日本を守るには」 五十嵐敬喜法政大学教授
  • 報告
    • 数字でみる、強靭化の問題点
      「前年度補正予算と今年度予算のバラマキの実態」
      上岡直見(環境経済研究所(技術士事務所)
    • 3.11震災現地からの報告
      「巨大防潮堤計画は被災地住民を幸福にするか」
      畠山信(NPO法人 森は海の恋人 副理事長)
    • 各地からの実態報告
      道路・ダム・砂防ダム・湿地破壊など
  • 政党・国会議員挨拶(18時30分〜18時45分ごろ)
  • 集会宣言等採択

「ウナギが生息する利根川を取り戻そう!利根川水系河川整備計画を市民の視点で!Part1」報告

ウナギアンケートの実施が提案されました!

利根川流域市民委員会・ラムサールネットワーク日本・水源連は、4月23日17時から参議院議員会館で、「ウナギが生息する利根川を取り戻そう」と題して、院内集会を開催しました。

二平章さん(茨城大学地域総合研究所)、嶋津暉之さん(利根川流域市民委員会)、飯島博さん(アサザ基金)から報告を受け、そのあと、短時間ながら討議を行いました。

この集会では、「利根川にウナギを取り戻そう」と、利根川流域でウナギの実態を把握することを目的に、ウナギアンケートの実施が提案されました。利根川流域市民委員会・ラムサールネットワーク日本・水源連は、その実施に向けての検討を開始します。

この日の様子を5月10日付けの日本養殖新聞が詳しく伝えています。ご覧下さい。

日本養殖新聞2013年5月10日    211kb

アースデイ東京2013報告

  雨の中、石木ダム問題を中心にアピール

4月20日・21日の両日東京の代々木公園で行なわれたアースデイのイベントにパタゴニア日本支社の協力を得て3年ぶりに急遽出展させて頂くことが出来ました。

隣には砂防ダムネットや八ッ場あしたの会も出展しておりダム問題のブースが3つ並び協力してアピールを行ないました。

初日は曇りから小雨がパラつく天気翌日は昼まで強い雨というあいにくのアースデイでしたが、「川ガキ」写真集を出しているカメラマンの村山嘉昭さんからお借りした川ガキの写真幕を張りひときわ目立つ存在となりました。急遽出展となり多くはありませんでしたが事務局手持ちの全国のダムマップ、サンルダム、立野ダム、川辺川ダム、八ッ場ダム、水源連だより等の資料を展示販売しました。

何より今回のメインは今土地の強制収用も時間の問題となりつつある長崎県の石木ダム問題です。事業認定についての公聴会用に準備して、発言者に選ばれず公開出来ないでいた石丸穂澄さん手書きの電子紙芝居です。石丸さんと反対同盟代表の岩下さんが駆けつけてくださり、「ほーちゃんのトークとスライドショー」と銘打ってプロジェクターで上映しながらお話をしていただきました。手書きの紙芝居は、柔らかいわかりやすい絵で、石丸さん独特の語りかけでとてもわかりやすいもので毎回終了時に大きな拍手が沸き上がりました。二日間で4回のスライドショーは、八ッ場あしたの会関係の方等の他、通りがかりのダム問題を初めて聴くという若い女性達や青年達も沢山椅子に座って最後まで聴いてくれたのは大きな成果でした。また、その場で共有地運動への参加を申し込まれた方も何人かいました。

また、ブースには石木ダム現地13世帯60人あまりの皆さんへの応援メッセージボードを置きましたが、二日間で63名余の方から応援のメッセージで埋めつくされました。

 

中には、以前中止を勝ち取った新月ダム現地の方の親戚の方が立ち寄られたり、北海道で10年ダム建設に関わって来たが「作る時には必要と聴いたが出来上がって見たら必要ない物になっていることがわかった」という方もいました。また在日アメリカ人でコロラド川の鮭の生態系の専門の方も立寄りメッセージを書いてくれたこと等、多くの方とダム問題を語りアピールすることが出来る二日間となりました。

当日の様子、utubeに掲載されています。
下記見出しをクリックして下さい。

アースデイ東京より 石木ダム問題へ応援メッセージ
2013.4.20 アースデイ東京 ホットスポットとしての石木川上演 2
(途中で音声が消えます。雰囲気だけでも・・・・)

 

 

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