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報道

利水、治水で石木ダム不要 工事差し止め訴訟で原告

2018年4月25日
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石木ダム阻止の闘いは続きます。
裁判闘争は二つあって、一つは土地・家屋を強制収用する公益性があるというお墨付きを与えた事業認定の取り消しを求めた裁判で、地権者と共有地の地権者110名が原告です。去る3月20日に結審しました。
もう一つは、地権者らの平穏な生活や権利が侵害されているとして、地権者や支援者ら608名が工事の差し止めを求めた裁判です。この裁判の第5回口頭弁論が4月23日に開かれました。
4月23日の裁判について長崎新聞と毎日新聞の記事を掲載します。

利水、治水で石木ダム不要 工事差し止め訴訟で原告
(長崎新聞2018/4/24 09:34 )https://this.kiji.is/361309647174485089

東彼川棚町に石木ダム建設を計画する県と佐世保市に、反対地権者ら608人が工事差し止めを求めた訴訟の口頭弁論が23日、長崎地裁佐世保支部(渡邊英夫裁判長)であった。
原告側は利水、治水両面でダムは不要とする書面を提出した。

石木ダムを巡っては、反対地権者が国に事業認定取り消しを求めた行政訴訟が3月に長崎地裁で結審し、7月に判決が言い渡される予定。
原告側代理人は、この訴訟で提出した準備書面や証人尋問の内容を踏まえ、治水、利水の両面でダムは不要と主張した。
次回期日は6月27日。佐世保市がダム不要の意見に反論する書面を提出する予定。

石木ダム訴訟 佐世保市が反論姿勢示す /長崎
(毎日新聞長崎版2018年4月24日)https://mainichi.jp/articles/20180424/ddl/k42/040/295000c

県と佐世保市が川棚町に計画する石木ダム事業で、水没予定地の地権者や支援者が県と市に対して工事差し止めを求めた訴訟の第5回口頭弁論が23日、長崎地裁佐世保支部(渡辺英夫裁判長)であった。
地権者側は改めて利水、治水両面でダムは不要と主張した。
地権者側は佐世保市の水需要予測に根拠がなく、ダムの計画規模の基礎としたデータの使用が恣意(しい)的などと指摘。
これに対して県は反論しないとしたが、佐世保市は反論する姿勢を示した。次回は6月27日。【綿貫洋】

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