各地ダムの情報
石木ダム建設計画40年 強制収用の期限刻々と
石木ダム建設計画40年 強制収用の期限刻々と
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川棚町で県と佐世保市が進める石木ダム建設計画は、事業採択から今年で40年となった。建設予定地での地権者による建設反対は今も続くが、県は強制収用の手続きに入っており、年内には一部の用地を強制的に取得する見込みだ。これまでの経緯と今後の展望を報告する。(梅野健吾)
佐世保市では、1994年の大渇水で264日間に及ぶ給水制限が続き、2005年は8日間、07年も160日間の給水制限が行われた。同市は「水源を確保して安定供給を達成しなければ、今後も将来にわたって渇水のリスクを負い続けなければならない」と理解を求める。
石木ダム問題の意見広告(パタゴニア)「失うものは美しいもの 水は足りています ダムは ほんとうに必要か皆で考えましょう」
同じ内容のものですが、朝日新聞および東京新聞に掲載されたものは次のとおりです。
石木ダム地元の佐世保でダム見直しを訴えるラッピングバスが走る
アウトドア衣料の会社のパタゴニアと石木川まもり隊の共同プロジェクトで「ダムはほんとうに必要か皆で考えましょう」と訴えながら走るラッピングバスが走行開始しました。 イラストは石木ダム予定地に住むいしまるまずみさんの作品で、これから1年間佐世保の町を走ります。
(「八ッ場ダムをストップさせる埼玉の会」のブログhttp://yambasaitama.blog38.fc2.com/ より)
実は佐世保では税金を使って「石木ダム建設は佐世保市民の願い」という推進派のラッピングバスが前から走っています。 ↓
今回のラッピングバスはパタゴニアの助成金のおかげです。 パタゴニアが石木川の反対運動をしている方たちと石木川まもり隊の支援を発表して、外国人特派員協会で記者会見を開いたり、長崎の地元紙や朝日新聞、東京新聞などに前面の意見広告を出してくれたり、次々と市民だけでは出来ない活動の実現を支援してくれています。
石木ダム予定地でのパタゴニアの社員研修の様子がブログにアップされています。 まるで自分も参加しているような報告です。 ダムが出来る予定地の小さな川の石木川の写真もご覧ください。◇パタゴニア、こうばるを全身で体感! – 石木川まもり隊 – http://is.gd/QhpqQt
長野・浅川ダム建設費返還訴訟:住民側控訴
長野県の浅川ダム住民訴訟で、住民側が控訴しました。その記事を掲載します。
長野・浅川ダム建設費返還訴訟:住民側控訴
(毎日新聞 2015年05月2日 東京朝刊)http://mainichi.jp/shimen/news/20150502ddm012040054000c.html
長野県が建設中の浅川ダム(長野市)を巡り、周辺住民ら398人が県を相手取り既に支出した建設費約65億円の返還や今後の支出差し止めを求めた訴訟で、原告団は1日、請求を棄却した1審の長野地裁判決を不服として東京高裁に控訴した。
原告団は「ダムの危険性や不要性をさらに論証したい」とコメントした。
ダム建設地の地滑りの危険性などが争点となったが、長野地裁は4月24日、「県の事前調査は適切」として訴えを退けた。
長野・浅川ダム訴訟で原告控訴
(産経新聞 2015年05月1日)http://www.sankei.com/affairs/news/150501/afr1505010009-n1.html
長野県営浅川ダム(長野市)の建設に反対する県民約400人が工事に使われる公金の支出差し止めなどを県に求めた訴訟で、原告側は1日、請求を棄却した長野地裁判決を不服として東京高裁に控訴した。
4月24日の判決は「県が実施した調査や対処工事に不合理性や誤りは見当たらず、ダムの計画に違法性があるとは言えない」と判断した。
原告団は「県の弁明をうのみにした不当な判決。高裁で誤りを明らかにし、ダムの危険性、不要性を論証する」としている。
八ッ場ダム建設工事の事業認定申請に対する意見の提出について
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